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2022.12.23

結局、上手に”重ねる”ことが重要なんだ。レイヤードとサンドイッチ

うまいレイヤードの極意はサンドイッチにあった……なんて少し言い過ぎだけど、”映えるサンドイッチ”と”映えるレイヤード”ってなんか近しい感じがする。アウターの中からちらりと見えるインナーは言うならばサンドイッチのパンに挟まれた具材。ココが充実してるかどうかで映えるかどうかが決まる気がするんだ。

このところ、サンドイッチが気になって仕方ない。
朝昼晩＆おやつとして自分で食べてもいいし、ちょっとした手土産にしてもいい。
外で食べるのも家で食べるのも、お店で食べるのもすべて許される。
生涯のライバル的存在である、おにぎりと好みは分かれるところだが、パンの間に挟まれた麗しのルックスにおいては若干のアドバンテージがある(たぶん)。
さて、ぼんやり見ているとサンドイッチとレイヤードってなんだか似ていないだろうか？
パン＝アウターで、中の具材がインナー。具材によっていろんな表情を魅せるっているのも、同じ気がする。映えるサンドイッチと映えるレイヤードってもしかすると一緒かもしれない。

無骨なアウターには
グリーンでアクセントを
 

 
アウターの名品、バブアーのコートはもともと港湾作業員用のウェアとして作られたこともあり、無骨な存在感。もちろんそれを活かして着こなすのもアリだけど、今の気分はちょっとクリーンな感じを加えたいところ。ビビッドなグリーンのハーフジップのスウェットと、マルチストライプのシャツをインナーに着込めば彩り鮮やかなスタイルが完成。デニムのブルーも相まってさわやかな雰囲気を打ち出せた。
バブアー × アーバンリサーチのコート5万7200円（アーバンリサーチ ルミネ新宿店）、センスオブプレイスのハーフジップトップス7150円（センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ天王寺ミオ店）、セカンドエグジスタンスのシャツ1万2100円（エフエムワイインターナショナル）、デディケイテッドのTシャツ6600円（ヘムトPR）、ナノ・ユニバースのパンツ1万1000円（ナノ・ユニバース カスタマーサービス）、ディーゼルのシューズ3万6300円（ディーゼル ジャパン）

新宿御苑の近くで見つけた
ボリューム満点のやさいサンド

新宿御苑のすぐ脇という抜群のロケーションなサンドイッチ専門店「&sandwich.(アンドサンドイッチ)」。BLTサンドやロースカツサンドなど、いわゆる王道のサンドイッチも捨てがたいけど、個人的におすすめがやさいのサンドイッチ(1628円)。野菜だけとは思えないほどのボリュームだし、3種類のドレッシングから味付けを選べるのもうれしい。もちろんテイクアウトもできるから、新宿御苑を散歩がてら買うってのもいいよね。
【SANDWICH INFORMATION】
アンドサンドイッチ
住所／東京都新宿区新宿１丁目５−７スキラ御苑1Ｆ
☎︎03-6709-9455
営業時間／9:00〜18:00(17:00ラストオーダー)[平日]、8:30～18:00(17：00ラストオーダー)[土・日・祝]
定休日／月曜※月曜が祝日の場合は翌火曜

スウェット×パーカの重ね着で
新鮮さをプラスする
 

 
日々の着こなしで重宝しそうなショート丈のブルゾン。そのままシンプルに着てももちろんOKだけど、周囲に差をつけるのであれば思いきったレイヤードに挑戦してみるのはどうだろう。スウェット×パーカの新鮮なレイヤードならいつものコーディネートから雰囲気が一変。スウェットのプリントもいい感じのアクセントとして機能している。
フリークス ストアのブルゾン8800円（フリークス ストア渋谷）、スウェット1万2430円、パーカー2万790円（ともにカイメン）、ボルコムのTシャツ6050円（リバレイティッドブランズジャパン）、リメールのパンツ6930円（シアンPR）、ディーゼルのシューズ2万6400円（ディーゼル ジャパン）

いろどり抜群な
魅惑のフルーツサンド

日本橋・茅場町にて1952年に果物店＆フルーツパーラーとして創業したイマノフルーツファクトリー。旬のフルーツやケーキ、フルーツジュースなどいろいろと店頭にあるけれど、ずらりとショーケースに並んだフルーツサンドは圧巻だし胸が躍る。メロンやいちご、マンゴーなど季節によって展開する、単品のサンドイッチも捨てがたいところだけど、いろいろ食べたい派としてはフルーツサンド(756円)がいいかもね。シャインマスカット入りってのもポイント高いし！
【SANDWICH INFORMATION】
イマノフルーツファクトリー
住所／東京都中央区日本橋茅場町1-4-7
☎︎03-3666-0747
営業時間／8:00〜20:00[平日]、10:00～15:00[土曜]
定休日／日曜・祝日

ミリタリー仕様のコートが
ジャンプスーツと相性良好
 

 
最近注目の集まっているジャンプスーツ。要するにツナギのことなんだけど、これが思っていたより役に立つ。そのまま着てもいいし上半身を脱いだ状態で着てもいいから1着で複数パターンのアレンジが可能。そしてなにより目立つし人とカブらないってのもうれしい。そんなジャンプスーツには、キルティング素材のミリタリーコートを合わせてみてはどうだろう。ワーク×ミリタリーのテイストなら相性いいし、男っぽいスタイルが好きな人にはおすすめだ。
シーク ヤボーティのコート7万9200円（スタジオ ファブワーク）、ネイタルデザインのデニムジャケット3万5200円（スキャターブレイン）、シップス　エニィ×ザ ニッツのカットソー4950円（シップス インフォメーションセンター）、インナータートル1万5400円（ユハ）、ニートのジャンプスーツ5万8300円（にしのや）、サロモンのシューズ1万6500円（サロモン コールセンター）

ソースの染みたコロッケは
圧倒的に正義です

いわゆるお肉屋さんのコロッケの元祖といわれるのが、東銀座にある昭和2年創業の老舗、チョウシ屋。メンチやハムカツなど気になるメニューはあるけれど、ここはひとつのコロッケパン(330円)をオーダーしたいところ。ソースのしっかりと染みたコロッケはまさに王道中の王道。これはもはや食の文化遺産レベルの名品だ。ちなみにパンは食パンかコッペパンの2種類から選べるので、お好みで！
【SANDWICH INFORMATION】
住所／東京都中央区銀座3-11-6
☎︎03-3541-2982
営業時間／11:00〜14:00、16:00〜18:00
定休日／土曜、日曜、月曜、祝日