2019.02.20
旬な男の旬な話。超特急INTERVIEW!
FINEBOYS3月号でこの春マストバイの短丈アウタースタイルを披露している超特急。全33公演となる自信最大規模のホールツアーを控える彼らにこの春気になるファッション、そして"もし大学生だったら?"をテーマにそれぞれの思いを語ってもらった。配信&アナログ盤限定の最新楽曲「ソレイユ」についてもお見逃しなく!!
■7号車タカシが春に思うこと。
――最近はどんなファッションが気分?
タカシ「うーん、とくに"コレ!"って決めてるものはないんですけど、いろいろ遊びたいなぁとはつねに思ってますね。たとえばこんなテイラードジャケットを着るなら、上がカッチリした雰囲気になるから下はあえて太いパンツにするとか。思いきってスカートはく、ぐらい遊んでみてもいいのかなって思います。あとはベレー帽も合わせたいし、今着てるように中にハーフジップを合わせるのもいいですよね。どんどんうかんでくるなぁ(笑)。これに限らず、正統派なスタイリングも好きだけど、ファッションを楽しむなら"ちょっとこれやってみたいな~"と思ったことをどんどんチャレンジしたいです! きっと正解なんてないので」
――春、と聞いて浮かぶものは?
タカシ「やっぱりあったかくなるって印象が強いから、どうしても出かけたくなりますよね。自転車持ってないけどサイクリングしたいです(笑)! 昔、観光で東京に来たときに”いつか東京の街を自転車で巡りたいな”ってちょっとした夢を抱いたんです。実際上京してきてからも、その夢が実現できてないので……やるなら春が1番いいのかなって思います。どの街を走りたいかな~? 代官山とかオシャレな街を颯爽と駆け抜けるのもいいし、都内からは離れるかもしれないけど……葉山とか落ち着いた海岸沿いをのんびり走ってみるのもいいですね。春の景色を見ながらゆっくりした時間を過ごしたいな~。車では感じられない空気に浸りたいです」
――これから新生活が始まる節目の季節でもあるけど、タカシがもし大学生だったらどんな学生生活を送ってる?
タカシ「大学生だったらかぁ……。何となくですけど、服は明るい感じの色みを着たいですね。あとは宇宙とか海とか研究するサークルがあったら……入るかもしれないです。完全に個人的な興味の話なんですけど(笑)。宇宙の謎とか海の世界の謎を解き明かす、みたいな……。人類が解明できてるのは海全体の1%ぐらいでしかないらしい、という話をどこかで聞いたことがあって。何かそういう知らない世界みたいなものを考えていくことができたら楽しそうだなと思います」
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2号車カイの旬な話は?
■2号車カイが春に思うこと。
――この春も引き続き、キレイめよりはカジュアルが気分?
カイ「うん、もうそれが自分の定番みたいになってるから多分ずっとカジュアル派かな~。その中で気分によって多少変わったりはするかもしれないですけど。今はスニーカー集めたいかな、もっと。靴は色違いで同じ型を履いたりするので、手持ちの靴の色違いが欲しいです。春に限らずですけど、色ものは服でも小物でもけっこう多め。今日の私服も水色のパーカにピンクの靴だけど、フィーリングで合わせました。金髪のときは黄色系を着ない、とかは意識するけど、基本的には色合わせのマイルールなんてものはない(笑)!」
――この春したいことは?
カイ「去年してないから、今年こそはお花見したい! 友達とぶらぶら公園を歩きながら"あ~、咲いてんね~"ぐらいなゆるいテンションで桜を眺めたいです。満開の時季もいいけど、人が多すぎてゆっくり見れないから……ちょっとピーク過ぎて、桜吹雪が舞ってるぐらいの夜桜が1番好きですね!」
――もしこの春に大学に入学するとしたら、どんなキャンパスライフを送りたい?
カイ「せっかく通うなら、興味あることをしっかり勉強したいな~。英文学とか、心理学とか。行動心理学とかすごくおもしろそうだなって思って。単位はちゃんと取ると思う! そのぶん洋服はすっごい雑になると思います。パーカにデニムとか、ただ楽なだけの格好して何にも気を使わなくなっちゃいそう(笑)。サークルは……練習やらイベントやらで集まったりするのがめんどくさいから入んないかなぁ(笑)。だったらバイトしたいです。飲食系も楽しそうだし、接客もいいし……ただテーマパークは自分が遊びたくなっちゃうのと、朝早いやつは寝坊するから向いてない気がします(笑)。今1日だけバイトできるなら……ファッション誌の編集部は興味あるなぁ。FINEBOYS編集部でどうですか(笑)?」
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4号車タクヤの旬な話は?
■4号車タクヤが春に思うこと。
――この春に狙ってるファッションアイテムはある?
タクヤ「まだ全然考えてないですね~。まだまだ寒いし、季節を先取りしたり前もって何かを買うのができないタイプなんで、春に突入してから考えよっかな~と思ってます。僕、買い物がまぁヘタで(笑)。自分のワードローブと合うなと思って買うこともあるし、直観でビビッときて"コレ着たい!"と思って買うこともあるんですけど、後者だと結局すぐ飽きて着なくなっちゃうんですよね。買って満足しちゃうところもあって。しかも断捨離ってものが全然できない人だから、部屋中服だらけ。いざ捨てようと手に取ると"待てよ、コレ何かに使えるんじゃ……?"って思い始めちゃって全然捨てられないんです」
――春と聞いて思い浮かぶものや、この春やりたいことは?
タクヤ「卒業式で、卒業証書の入った筒を"ポンッ"ってやる音(笑)。あれ100%みんなやるの何でだろう? その音と一緒に、卒業式で別れを惜しむ景色がうかんできますね。今年の春、やりたいことは……とりあえずクローゼットの修理かなぁ。あまりの服の量と重さにポールが耐え切れなくて折れちゃったんですよね。というか弟に壊されたんですけど(笑)。それを直したいのと、部屋の模様替えもやってみたいですね。もう学生じゃないし、あまり"春=節目の季節"っていう実感が湧かないので、そういう気分転換で春っぽさを感じるのもいいかもしれない」
――もし今大学生だったら、どんな生活を送ってると思う?
タクヤ「古着っぽい格好で通学したいかな。何となくのイメージですけど、大学生男子ってスキニーとかジャストめなコートとかキレイめな格好をする人が多いような気がして。なのでもし自分が大学って場所に通うなら、ゆったりした古着とかで"らしさ"を出したいなと思いますね。サークルは……ずっとサッカーやってたから運動系ならフットサル。文化系なら美術系のサークルに興味があります。僕、絵とかすごいヘタだし(笑)、そういうサークルで美的センスを磨きたい!」
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最新楽曲ソレイユについて
――リリースしたばかりの「ソレイユ」は、超特急としてはまた新しい雰囲気のバラードだね。
タカシ「楽曲提供してくださった高田 漣さんの色がすごく出てる、素敵な曲ですよね。曲調も歌詞も情景がスッと浮かんでくる内容でした。暗い中にだんだんと太陽が昇ってきて世界を映し出す、みたいな……しっかりとした世界観が浮かんできたので、それを素直に表現したいなという気持ちで歌いました。いつもだったら"ここの部分はどう歌おう"とか迷うこともあるんですけど、レコーディングで高田さんが"まずは自分の思うイメージでこの曲を歌ってみてほしい"って、とても僕の考えとか思いみたいなものを反映したディレクションをしてくださったんです。だからとてもやりやすかったです。レコーディング自体は1時間ぐらいだったんですけど、ギュッと凝縮された貴重な時間だったな~と思います」
カイ「高田 漣さんというものすごい方が何で超特急に楽曲を提供してくださったんだろう?って、最初に話を聞いたときは単純にその驚きが1番大きかったです。曲調は今までの超特急とはたしかに違うけど、タカシが歌ったら超特急らしくなるはずなので、不安とかは全然なかったですね。今回アナログ盤にはタカシが歌ったバージョンと高田さんが歌ったバージョン、2パターン収録されるんですけど、その聴き比べができるっていうのも新鮮だなって思います。もちろん経験値とか深みみたいなものはどうしたって高田さんにかないようがないけど、"ソレイユ"の主人公らしいのはタカシなのかなって。それは高田さんもおっしゃってたことなんですけど。同じ曲でも全然違って聴こえるので、2倍楽しめるなと思いますね」
タクヤ「僕たちも年齢的にこういう曲も似合うようになりたいなと思うので、今回高田 漣さんがこの曲を提供してくださったことが夢のようです。"ソレイユ"という名前のとおり、太陽がイメージできる……だんだんあったかくなるような、聴いていてほっこりする曲だなと思います。超特急らしいノリのいい曲も楽しいけど、個人的には感情がこもるようなバラードが聴いていても踊っていても気持ちがいいなと思います。こういう優しいバラードも、切ない系のバラードも。"ソレイユ"は聞いていて体が動き出すような心地よさがあるのかな。これから振りがついたら、より超特急らしさが出ると思うので……これからのライブも楽しみにしていてください!」
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5号車ユーキの旬な話は?
■5号車ユーキが春に思うこと。――ユーキは春も黒一択?
ユーキ「あはは(笑)。そうですね、やっぱり黒がしっくりきます。今愛用しているのも、ファー付きの黒いコートだし。めちゃくちゃあったかいんですよ。もう少し春らしくなったら、今日撮影で着たようなレザージャケットを着たいなと思ってます。あと最近欲しいのが、トートバッグ。持ち手が短いタイプがよくて、愛用していたものがあったんですけどこの間ついに壊れてしまって。新しいのを探し中です」
――春と聞いて連想するものとか、したいことってある?
ユーキ「うーん…なんだろ。リョウガとか、絶対花粉って言いそうだな……え? 言ってた? わかっちゃうんですよね〜やっぱり(笑)。僕は運動がしたいですね。思っ切り体を動かしたいな〜。芝生でラフにサッカーをして、"疲れた〜!"って思いっきり寝っ転がりたい! 寒いのが本当に苦手なので、早くあったかくなってほしいです」
――もしユーキが大学生だったらどんな格好で通学したい?
ユーキ「せっかくだから、ザ・大学生!みたいなモテる格好がしたい(笑)。黒いスキニーにシャツを合わせたり……ですかね?(FINEBOYSを見ながら)でも最初はそうやってがんばってオシャレしていても、続かなさそう(笑)。僕の場合パーカとかスニーカーとか、ダンサーっぽい格好に落ち着いちゃうんだろうな〜」
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6号車ユースケの旬な話は?
■6号車ユースケが春に思うこと。――春のファッションはどんなのが気分?
ユースケ「今回着たトラックジャケットのコーディネートが、めちゃくちゃ理想なんです。まさにこの春したいファッション。私服でこういうスポーティな格好がしたいなっていつも思うんですけど、僕にセンスがないのか部屋着みたいになっちゃって……。スポーティ要素はどこかに1点入れるだけでいいんですね。勉強になります! あともう1つ。最近、モノトーンがいいなって思い始めたんですよ。今までは、それこそメンバーカラーのイエローやビビッドなカラーを着ることが多かったし、キャラもののアイテムも集めていたりしたんですけど。今年の春はモノトーンで、大人っぽいファッションにも挑戦したいなって思ってます!」
――この春にやりたいことってある?
ユースケ「メンバーみんなでピクニックがしたいですね! 各自で手作りのお弁当を持ち寄ったりして。お仕事の企画とかよりは、みんなで本当にオフの日に集まって、のんびりした1日を過ごしたいです。桜だけじゃなくて、これからの季節っていろいろな花が咲きますよね。たくさんのキレイな花を見ながらまったりしたいな〜」
――もしユースケが1日大学生になるとしたら、どんな格好で通学したい?
ユースケ「黄色のレザージャケットを着て、バイクで通学したい! 僕、大学生にすごく憧れがあるんですよ。去年の冬も、大学生っぽいって理由でダッフルコートがほしいなって思ったり……。なのでもし今大学生になったら、勉強もがんばってトップを狙って、オシャレしてみんなの人気者になりたいです。個性的なファッションで思いっきり目立ちたい! 僕は朝、その日のコーディネートを考えるのにすごく時間がかかるんですけど……でもそういうのも、大学生だったら楽しかったりするのかも。あ!あとはマッシュヘアに蝶ネクタイ、派手なメガネなんてどうですか?」
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3号車リョウガの旬な話は?
■3号車リョウガが春に思うこと。
――この春に着たいアイテムってある?
リョウガ「そうですね〜。もう少しあたたかくなったらジャケットでビシッとキメたいですね。今はグレーと黒のチェスターコートを愛用しているんですけど、短丈のアウターがそろそろ着たくなってきました。あと、今狙っているのは僕の大好きな"例のブランド"の新作シャツ。僕にとってシャツは定番中の定番なんですけど、新作を見るとついほしくなってしまうんですよね。この間、いいなと思ったのは小さい人の模様がたくさん並んでいる柄のもの。よ〜く見ると、ところどころにポールさんが隠れているんです。そういう遊び心のある服って着ていて楽しいですし、ファン的にもクスッと笑えるポイントでたまらないんですよね」
――あたたかい日も増えてきたけど、春って聞いて連想するものは?
リョウガ「え〜っと、花粉ですかね……(笑)。僕、バリバリ花粉症なんです。あとは、次のステップに進む季節ってイメージがあります。例えば卒業とか、就職とか、区切りの季節という感じ。まわりの人たちが新しい場所に向かっているのを見て、自分も頑張ろうって背筋が伸びるような気持ちになります」
――もしリョウガが大学生だったら、どんな格好で通学したい?
リョウガ「原色の服は避けて、モノトーンにまとめてクールにいきたいですね。それで、ひとりで端っこの席で授業を受けたり、空き時間は読書したり、誰ともつるむことなく孤高の大学生活をまっとうします。……陰キャラ? いやいや、僕は陰キャラの自分を愛していますから!」
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最新楽曲ソレイユについて
――また新しい超特急が感じられる新曲だけど、みんなの新曲への思いを聞かせて。
ユーキ「最初に曲を聴いたときは、これまでにない曲調だったから正直あまりイメージが湧かなかったんです。でも、歌詞と合わせてじっくり聞き込んでいくうちに、体にスッとなじんでいって。主題歌になっているドラマの内容を反映しているっていうのは第一にあると思うんですけど、こういう大人の余裕を感じさせる曲が僕たちの元にやってきたってことは、僕たちも少しは成長できているってことなのかなと。ダンスはまだ決まっていないのですが、超特急らしいハートフルな振りがいいんじゃないかなと思っています。でもどんな振りになっても、タカシが歌って僕らが踊れば、超特急らしさは自然と出せるのかなと思います」
ユースケ「すごく芸術性の豊かな曲だと思いました。このコンパクトな曲の中で1日の始まりと終わりを表現しているし、パッと歌詞を聴いたときに情景がすぐ頭に浮かぶなって。ダンスも、高田(漣)さんがすごく楽しみにしてくださっていて。これまであまり、提供した曲のその後を気にしたことがなかったらしいんですけど、この曲を僕らがどう料理するのか期待してもらえるのがすごくうれしい。その期待に応えられる、いいダンスをしたいと思っています。こんなこと言うのはおこがましいですけど、僕も曲を作らせてもらった経験があるので、高田さんの曲作りの才能には尊敬の気持ちでいっぱいで。僕は超特急の曲しか作れないから、こうやって豊かな表現で曲が作れる人にはすごく憧れています。今回、こうして高田さんに楽曲を提供していただけて、曲作りについてもっと勉強したいと自然と思いました」
リョウガ「みんなが言っている通り、これまでの超特急にはない曲調が新鮮でした。大人の渋さが出ていて、また僕らの新しい武器になってくれる曲だなと、初めて聴いたときはワクワクしました。高田さんとは、曲を提供していただいてから2回ほどお会いする機会がありました。どちらもお仕事の場だったのでゆっくりお話しすることはできなかったんですけど、すごく素敵な方で。このような方に曲を提供していただいて恐れ多いなという気持ちと同時に、僕たちに曲を提供してよかったと思ってもらえるよう、がんばらないといけないなと身が引き締まりました。今回、ジャケットもいつもと違う雰囲気なんですよね。"バッファロー・スプリングフィールド"という、1960年代のアメリカのフォークロックバンドがいるのですが、その有名なアルバムのジャケットをオマージュしているんです。楽曲のフォーク的な渋い雰囲気とリンクしていて。なので、もしかしたら8号車の親御さん世代には、このジャケットを見てニヤッとしてくれる人もいるかもしれません。そういう意味でも、幅広い年代の方に楽しんでもらえる曲になったと思います!」
★最新楽曲「ソレイユ」は配信&アナログ盤限定で発売中!
■超特急プロフィール
カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、ユースケ、タカシの6人からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。現在、新アルバム『GOLDEN EPOCHと、計5万人を動員した超特急初の春のアリーナツアーから武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ公演(2018年5月27日公演)を完全収録した『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2018 Sweetest Battlefield at Musashino Forest Sport Plaza Main Arena』が発売中! また、本日、最新楽曲「ソレイユ」が配信と12inchアナログ盤でリリース。超特急の新レギュラー番組Yahoo! JAPAN「ギラギラ超特急」がスタート(毎週火曜日更新)。また、超特急史上最大級の全33公演、10万人動員のホールツアー『BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019 「EUPHORIA 〜Breakthrough, The Six Brave Stars〜」』も開催決定!
超特急オフィシャルサイト bullettrain.jp/
ホールツアーサイト http://bullettrain.jp/euphoria/
●撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/小島竜太 ヘア&メイク/池上 豪(NICOLASHKA) モデル/超特急