2019.08.14
かわいすぎる現役ナースでコスプレイヤー・桃月なしこの私生活は○○○に夢チュウ!
ナースという肩書きを持ちながらコスプレイヤーでもあるという、異色な経歴。それに加えて、完璧すぎるルックスが話題になり、アップカミングな存在として大注目されている桃月なしこ。 初舞台となる「転校生」の公演を前に、稽古を通じて感じていることや、自身の役柄、プライベートについてなど、ざっくばらんに語ってもらいました!
■お家の中はピカチュウだらけ!
──本誌のカバンの中身の撮影では、荷物が多いタイプだと話していましたが、掲載されたアイテム以外に、今日持ち歩いているものは?
エコバッグ、ポータブル充電器、メモ帳、あと、なんだろう? ブレスケアも……。イヤホンと手ピカジェルも入ってた! 台本に書き込んだりするときのために、「ポケットモンスター」のペンケースも持ち歩いているんですけど、中の文具も全部ポケモンでそろえたんです。毎日、稽古漬けなので、自分の好きなものでモチベーションを高めようと思って。
──ポケモンお好きなんですね!ちなみに、好きなポケモンキャラは?
ピカチュウ。ずっと好きです。なんか、ピカチュウってあざとくないですか?
──うーん、ちょっとブリッ子かもしれないですね(笑)。
そうそう、そうなんです。自分のかわいいってポジションを分かっている感じが好き。そして、サトシのことが大好きなところもかわいいなって思いますね。ピカチュウは、元々サトシと仲が悪かったんですよ。だけど、いつの間にか仲良くなっていて、自分の身を挺してサトシを守ったりするんです。特に映画を見ると、ピカチュウがいいヤツなことが伝わってくるんです。
──グッズはどこで買ってるんですか?
日本橋に、ポケモンセンタートウキョーDXっていう、ポケモンオリジナルグッズならなんでも揃うお店があるんです。カフェも併設されてるんですよ。今日もこの撮影の帰りに行こうかなって思ってました(笑)。
──ポケモンファンにとっては夢のようなショップ!たくさんお買い物しちゃいそうですね。
家にはピカチュウのヌイグルミが大量にあるんです。もう、そこらじゅうに。自分でも買うし、私がピカチュウ好きなことを知っているファンの方も多いので、ピカチュウグッズをプレゼントしてくださるんですよね。なので、集まる一方で、家の中はピカチュウだらけになってる!
■洋服より靴が、おしゃれの完成度を高めるポイント!
──今日(私服で)履いているスニーカーが可愛くて気になってました。インスタポンプフューリーのサンダル、歩きやすそう!
私、基本的に足元はスニーカーが多いので、それに合わせてファッションもカジュアルめにしたいんですけど、なぜかかわいいと思うものがガーリーなワンピースばっかりなので、この矛盾感をどうしようかなって思ってます(笑)。洋服は、楽チンなのでワンピースばっかり着てます。
──でも、そのボーイズMIX感がとてもステキです。メンズのファッションについてはどんなスタイルが好きですか?
相手には、私がこういう服装が好きだからそれに合わせて欲しいって、自分の好きなファッションを強要はしないですね。あえて言うなら、デニムを穿くならきれいめデニムがいいな。あと、靴にお金をかけて、こだわったものを履いてるとおしゃれだなって思う。服より靴を見ちゃいますね。シューズを見るのが好きなんです。あ、この人のかわいいの履いてるって反応しちゃう。
■同世代21人から受ける、様々な刺激
──8月17日に初日を迎える舞台「転校生」は、どんなお話なんですか?
女子高の教室の中の、ある1日を切り取った物語です。同時多発の会話が繰り広げられる群青劇で、色んなところで、グループでの会話が展開されていくから、台本が難しくて。最初の読み合わせでは、セリフを目で追うので精一杯でした。1ページの中に、同時に話している会話が3つあるんです。自分のセリフを目で追いながら、人のセリフを聴きながら、自分でも話さなくちゃいけないし…。一番最初に台本を渡されたときは、すごく衝撃を受けました。
──舞台は初めての挑戦ということですが、映像と舞台の違いは感じていますか?
舞台は、絶対にやり直しが効かないという緊張感がありますね。完璧なものを観ていただけるように、みんなと試行錯誤しながら稽古しています。
──桃月さんの役柄についても教えて下さい。
いわゆるスクールカースト上位のイケイケな女のコを演じてます。私自身は、そんなにイケイケな高校生活は送ってきていないので、キャラクターが被っているわけじゃないんですが、演じてみて、やりやすいなっていう感覚はあるんです。じつはこの舞台、女子高版と男子校版の2パターンあるんです。もちろん、男子校版で私の役の方もいるので、どういう演技をしてるのかな?と思って気になっていたんですが、私の演じ方とはぜんぜん違うんですよ。カースト上位なキャラにはなってないんです。台本読んだ時点で、演者の受け取り方次第で役の人格が作られるんだなって、自分でもおもしろかった。台本自体はそんなに変わらなくても、異なった印象を受けると思うので、見比べる観劇をしてもらっても、違うストーリーを観るように楽しんでいただけるかもしれないです。
──21人もの同世代が集まる現場ですが、本当の学校にいるような気持ちになるのでは?
まさにそんな感じ。ふつうにみんなで話していても、学校みたいな雰囲気の中なので、それがセリフに聞こえてきちゃいます(笑)。だからこそ、自然と役に入れるのかもしれない。演技の面白さって、自分ではない何かになれるっていうことが一番だと思うんですが、この舞台に限っては、同年代の女のコたちが21人も集まって、一緒に何かを作り上げるっていうことに様々な影響を受けています。仲間であってライバルですね。経験者の子の演技を見ると差は感じるし。今後の自分のプラスにもなるけれど、焦りもあったり。
──みなさんの結束力みたいなものを感じます!
共演者の子たちと、女子高校生(JK)っぽいことしよう!ってことになり、新大久保まで行って、JKっぽいことができることを探したりもしてるんです。そのときは結局、韓国料理を食べました。次はタピオカミルクティーを飲んで、チーズホットク食べようって話してます(笑)。これかなり女子高生っぽいですよね!? でも、このいう会話してること自体がすでにJKだよね~って。演出家の方をはじめスタッフの方々も、楽しい稽古場になるよう全力を尽くしてくださっていることもありがたいです。演出も素晴らしいので、ぜひたくさんの方に観に来ていただきたいです。
PROFILE
ももつき・なしこ/1995年11月8日生まれ。現役ナースのコスプレイヤー。数々の雑誌のカバーを飾るほか、ファッションモデルとしても活躍。8月17日~27日に紀伊國屋ホールにて上演される舞台『転校生』に出演する。
舞台「転校生」公演情報
https://stage.parco.jp/program/tenkosei2019
Instagram
@nashiko_cos
Twitter
@nashiko_cos
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文/渡辺 愛 撮影/田中利幸 スタイリング/野田陽子(ミタケイショウ) ヘア&メイク/高橋知子