2019.11.14
人気バンド、KEYTALKが好きなファッションを語る!
レーベル移籍後、初となるフルアルバム『DON’T STOP THE MUSIC』をリリースしたKEYTALK。ほとんどの収録曲にタイアップがついた全12曲で構成される本作は、今のKEYTALKが詰まった渾身のアルバムだ。今回は、そんな彼らに新作の聴きどころから、気になるファッション事情まで、じっくり聞いてみた!
右から八木優樹(Dr)、寺中友将(Vo&Gu)、首藤義勝(Vo&Ba)、小野武正(Gu&Cho)
■気になる彼らの普段のファッション事情は?
──みなさん、普段はどんなファッションなんでしょうか?
首藤義勝(以下、「首藤」)「上下ともにゆるいスタイルが好きですね。最近、ファセッタズムのセットアップを買ったんですけど、それが今いちばん気に入っていて。ふだんは、ファセッタズムとかアタッチメントとか、ドメスティックブランドの服をよく買ってます。今狙っているのはかわいい感じのピーコート。去年はいいものが見つからなくて買えなかったので、今年こそはと思ってます」
八木優樹(以下、「八木」)「今までは、きれいめモードな着こなしが好きだったんですけど、最近は古着とかラフな感じのファッションに興味があります。太めのパンツに、ゆるいトップスを合わせる感じ。だから今年はビッグTシャツをたくさん買いました。冬は古着の超デカいブルゾンが欲しいですね!」
寺中友将(以下、「寺井」)「僕は全身ブラックで統一することが多いですね。奇抜なデザインの服よりも、シンプルなもののほうが好みです。リラックスできるからパーカが好きで、最近も友だちがやっているブランドで1着買いました」
小野武正(以下、「小野」)「キレイめな服とカジュアルな服をMIXさせる着こなしが好きです。パーカの上にロングコートを着る、みたいな。帽子も好きでよく集めていたんですけど、最近断捨離したので、また一新して集めていきたいなと思っています」
──ファッションで譲れないこだわりはありますか?
首藤「うーん、あまりないですね。髪色とかも頻繁に変えてます。服も髪もガラッと変えるといい気分転換になるので。イメチェンするとモチベーションアップにつながるんですよ」
八木「服は結構好みが変わるんですけど、髪色はいつもハイトーンですね。僕のトレードーマークというか、これで覚えてもらえるかなって思って。ハゲるまでは続けたいと思ってます(笑)」
寺中「リラックスできるかどうかですかね。楽な格好が一番かなと。髪色で言えば、僕以外のメンバーがみんな明るく染めているので、黒髪はなんとなく変えられないな〜と思っています。前髪をガッとオールバックにしたい願望はあります!(笑)」
小野「とくにこだわりはないですけど、着たい服を着るってことを大切にしているかもしれないです。ライブでは、あえてネタっぽい衣装を選んでテンションをあげたりもしています」
■レーベル移籍後の新たな環境で完成したニューアルバム
──レーベル移籍を移籍したことで、環境や心境など、これまでと変わった部分はありましたか?
首藤「ガラッと変わりましたね。制作をするときに関わる人がまるっと変わって、今まではなかった意見を言っていただけることも多くて勉強になります。僕らの取り組み方も変わって、新鮮な気持ちで制作に臨めています」
八木「今回のアルバムはそんな中で制作した作品になっているので、今までのKEYTALKとの違いを是非楽しんでほしいですね」
寺中「僕の遅刻グセは全然変わらないんですけどね。中学生の頃からずっと……」
小野「そうそう、巨匠(寺井)の遅刻グセもそうだけど、変わらないことも多いかもしれない。音楽に対する愛とか!」
一同「アハハ(笑)」
──本作『DON’T STOP THE MUSIC』はどんな一枚になっていますか?
首藤「5月にリリースした『BUBBLE-GUM MAGIC』と6月に配信でリリースした『ララ・ラプソディー』を土台に、夏に4週連続リリースした楽曲が入っていたりとバラエティ豊かな一枚に仕上がっています。僕らの武器である“熱い熱量で盛り上がれる、踊れるダンスロック”を軸に、歌ものとしてもポップさに磨きをかけられたんじゃないかなと思ってます」
寺中「聴きやすい楽曲も多いので、僕らのファンや音楽好きはもちろん、今までKEYTALKを聴いたことがなかった人たちにも聴いてもらいたいですね」
──みなさんの思う“聴きどころ”はどこにありますか?
首藤「僕は1曲目の『DE’DEVIL DANCER』ですね。久々に突き抜けた曲が作れたなと感じた自信作です。一度聴いたら忘れられない中毒性があって、とにかくライブでめちゃくちゃ盛り上がれる一曲になってます」
寺中「この曲、というのはないんですけど、音作りや機材で新しいチャレンジをたくさんしているところが聴きどころかな。重いサウンドの楽曲もあったりして、今までにないKEYTALKがたくさん詰まっています」
八木「僕は8曲目の『旋律の迷宮』がおすすめです。夏の4週連続配信でリリースした曲なんですけど、アルバムに入るといい隠し味になっているというか、僕らの新しい一面が見られる曲になっているんじゃないかなと思います」
小野「このアルバムは曲順にかなりこだわってるんです。アルバムが出る前に世に出た曲が半分くらいあるんですけど、アルバムを通して聴いてみると単体で聴くのとまた印象が変わるんですよ。だから最初から最後まで通して聴いてみてもらいたいですね」
──そんな新作を引っさげてツアーも始まりますね!
小野「アルバムを冠したツアーですが、もちろん昔からやっている曲も、普段あまりやらない曲も混ぜて披露したいなと思ってます。今までのKEYTALKの曲と混ざり合うことで、新しい化学反応が起こると思うので、そのあたりも楽しんでもらいたいです!」
──まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのみなさんですが、次の野望は?
首藤「横浜スタジアムでワンマンをやりたいねって、ちょうど話していたところで! まだ具体的なことは何もできていないけど、2年以内に叶えたいです!」
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ニューアルバム『DON’T STOP THE MUSIC』
ユニバーサルミュージック/ Virgin Musicより発売中!
プロフィール/2009年、東京・下北沢にて結成。キャッチーで踊れるポップロックを武器に、人気を集める4人組バンド。2013年にメジャーデビューし、昨年はレーベルを移籍。結成10周年を迎え、ますます勢いに乗る注目バンド。現在、全国ツアー『DON'T STOP THE MUSIC TOUR 熱狂パワフルKEYTALK 2019~本当にダイジョーブ?? 爆発寸前!! 武正の足爆弾~』を開催中。東京公演は12月11日 (水) Zepp Tokyo、大阪公演は12月13日 (金) Zepp Osaka Baysideにて。
公式Twitter→@KEYTALKtweet
公式HP→http://keytalkweb.com/
文/山下皓平 撮影/田中利幸