2020.10.08
森崎ウィンがとことん語る「リーバイス501」愛!
10月9日(金)に映画「本気のしるし《劇場版》」が公開。2020年のカンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションに選ばれるなど、げんざい話題沸騰中だ。本作で主演を務めるのが俳優、アーティストとしてマルチな活躍が光る森崎ウィン。作品についてはもちろん、今もっとも旬な男の好きなファッションについて話を聞いた。目下、お気に入りのリーバイス501についてたっぷりと語ってもらったぞ。
リーバイス501はとにかく自分を素でいさせてくれる
──今日はお気に入りのリーバイス501を今の気分で着こなしてもらいました。
今はシンプルにTシャツやロンTを合わせていますが、もう少し肌寒くなってきたら上にニットやニットベストを合わせようと思っています。今日のコーディネートは、まさにこれからの気分にぴったりですね。
──そもそもリーバイス501との出会いは?
8月に発売したメジャーデビューEPのミュージックビデオの衣装として初めてはいたのがきっかけです。
──けっこう最近なんですね。初めてはいたときの感触はいかがでしたか?
そうなんです。ファッションに興味を持って以来、じつはデニムをとおって来なかったんです。だからなのか、とても新鮮でしたね。曲はアクティブなダンスナンバーなんですけど、僕の動きにちゃんとついてきてくれて、踊っていてすごく自由だったんです。同時に『今の自分にフィットするのはこれだ!』と思いました。それからはオンオフ問わず、ずっと501をヘビーローテーションではいてます」
──ヘビロテしてみてわかったリーバイス501の魅力ってなんでしょうか?
とにかく素でいられんですよね。『これが自分です』って感じ。プロダクトとしても、飾らないけど削ぎ落としているわけでもないし、デザインそのものはシンプルだけど品格もしっかりと感じられる。いろんなシーンに使えるところが一番の魅力だと思います。
──オンオフ問わずヘビロテっていうのも納得です。
仕事のときは自分になにかしらのスイッチが入っているんですけど、501をはいていると不思議と自然体でいられて、ありのままで現場入りすることができるんです。オフの時は、とにかくはいていて“居心地”がいいんですよね。どんなときでも自分らしくいられる瞬間を作ってくれる。だから仕事とプライベートの垣根を越えて信頼しきっちゃってますね。
──秋真っ只中ですが、冬になったらどんなアウターを合わせたいですか?
冬はロングコートって決めてるんです! デニムとコートに、足元はロングブーツ。コレ、絶対かっこいいと思うんです。だから、逆にコートに合うような濃いめのリーバイス501も探している最中なんです。
マインのスウェット2万3000円(ソスウ)、リーバイス オーソライズド ビンテージのパンツ2万2000円(リーバイ・ストラウス ジャパン)、リング7900円(キーフ デザイン)、その他スタイリスト私物
これからもファッションとは自然体で向き合いたい
──今後、どういうファッションに挑戦していきたいですか?
服を選ぶときもシンプルであるかどうかを見てるし、自分自身の着こなしにおいても常にシンプルでいたいと思う。俳優やアーティストとして活動をしているけど、「会ってみると意外とフツーなんですね」って言われることが僕自身が考えるファッションの理想の形だったりするんですよね(笑)。これからも、ファッションとは自然体で向き合っていければと思っています。そんなスタンスでファッションと接している今だからこそ、リーバイス501と出会ったことや、それをスタンダードとして愛用している今に至るまでのタイムラインって、自分にとっては必然だったのかなと改めて思いますね。
ドラマのディレクターズカット版がカンヌ国際映画祭へ
──主演映画「本気のしるし《劇場版》」がいよいよ公開されます。作品の第一印象は?
この作品は元々は名古屋テレビ(メ〜テレ)で放送されていたドラマなんですけど、まず深田(晃司)監督がドラマをやることに驚きました。そして、ドラマを舞台にどんな世界観を描くのかをすごく楽しみにしていました。さらに、そのディレクターズカット版がカンヌに選ばれたということで、やっぱり“持っている”なって思いました。
──どこか虚無感を感じながらも日々の生活をそつなくこなす、でも不器用な主人公の辻です。ご自身と共通点はありますか?
ほぼないですね。優柔不断な辻に対して僕はすごくはっきりしている性格だから、客観でみていると『はっきりしろよ!』ってイライラするんですよね(笑)
──真逆の人物像の役作りは大変でしたか?
辻に対しての共感度は限りなく低かったです(笑)。でも、だからこそやれた部分はあると思います。もちろん100理解できる人間なんていませんから、そこを詰めていく作業はやりがいありましたね。
──劇中で3人の女性との関係性が一つの見どころですが。
3人の女性と関係を持っていくのですが、そこに優柔不断さが出たり、そして惰性で堕ちていっちゃったのもわかるなっていう説得力は出したかったんですよね。それぞれ投げてくるボールも違うから、しっかりとキャッチして最適なボールを投げ返すことに集中しました。
──福永朱梨さん演じる「イケイケだけど一途な会社の後輩・美奈子」、石橋けいさん演じる「まじめで誰からも信頼の厚い会社の先輩・細川」、そして土村芳さん演じる「魅力的だけど、隙と弱さでトラブルに巻き込む浮世」と3人の女性は非常に個性的ですが、森崎さんご自身なら誰に惹かれますか?
誰だろうなぁ(笑)。みんなすごく素敵な部分はたくさんあるけど……、難しいなぁ。こればかりはご想像にお任せします(笑)。この質問は初めてだなぁ。そういう見方もおもしろいかもしれないですね(笑)。でも一つだけ言わせてください。この3人の女優さんは本当に最高です。すごく助けられましたし、この3人だからこそ辻の良さが出たと思いますね。
メゾンスペシャルのベスト1万6000円、ロンT8800円(と
だれかの日常を覗き込んだような世界観がおもしろい
──森崎さんが考える見どころを教えてください。
それこそ3人の女性に翻弄される辻の、そのときどきの身の振りとかもそうですし(笑)。作品を通して意外と『あれ、おれのまわりにもこういう人いるぞ」って思えるんですよね。ある人の日常を投影したような世界観なので、誰かの日常をのぞき込む感じで見たらおもしろいと思います」
──最後に読者にメッセージをお願いします。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。これから皆さんの人生に少しはなにかを与えられるエンターテイナーになるつもりなので、今後の森崎ウィンに期待していていください!
オフショットムービーも公開中!
PROFILE
もりさき・うぃん/1990年8月20日生まれ。
Twitter
@win_morisaki_
Instagram
@win_morisaki_official/
Facebook
@winmorisaki
主演映画が公開!
『本気のしるし 劇場版』
10月9日(金)全国ロードショー
©星里もちる・小学館/メ~テレ
STORY
中小商社に勤める会社員・辻一路(森崎ウィン)。社内の評判はよく、恋人関係のような女性もいるが、他人に好かれるのも他人を好きになるのも苦手で、本気の恋をしたことがない。ある日、彼はコンビニで不思議な雰囲気の女性・葉山浮世(土村芳)と知り合う。しかし、彼女と関わったばかりに次々とトラブルに巻き込まれていく。魅力的だが隙と弱さがあり、それゆえ周りをトラブルに巻き込んでいく浮世と、それに気づきながら、なぜか彼女を放っておけない辻。辻は裏社会の人間と関わり、仕事や人間関係を失いながらも、何とか彼女を手に入れようと、さらなる破滅の道へと歩み出す……。
STAFF&CAST
原作/星里もちる
監督/深田晃司
脚本/三谷紳太朗・深田晃司
出演/森崎ウィン・土村芳・宇野祥平・石橋けい・福永朱梨・忍成修吾・北村有起哉
2020年・日本・232分
配給/ラビットハウス
公式HP https://www.nagoyatv.com/honki/
公式 Twitter @nagoyatv_honki
公式 Instagram nagoyatv_honki/
キーフデザイン
https://www.instagram.com/keef_design_jewelry/
ソスウ
TEL:03-5775-7941
メゾンスペシャル青山店
TEL:03-6451-1660
リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
文/橋本裕一 撮影/田中丸善治 スタイリング/森田晃嘉 ヘア&メイク/KEIKO(Sublimation)