2018.12.12
石川 恋は週5でスニーカーを履く!
ドラマ「黄昏流星群」や1月18日(金)公開の映画『マスカレード・ホテル』など話題作に多数出演し、女優として飛躍を続ける石川 恋。モデルとしても活躍中の彼女に、ファッション事情はもちろん、ドラマや映画の舞台裏まで話を聞いた!
■365日、キャップとともに過ごしています
――普段のファッションはどんな感じなんですか?
「カジュアルなスタイルがすごく好きです。中でもキャップは欠かせないマストアイテムで、たくさん集めています。あまり女のコっぽくなりすぎるのが好みじゃなくて、たとえばガーリーなワンピースを着る日でもキャップとスニーカーでちょっとボーイッシュに仕上げるのが私の定番です。でも、ガラッと違うファッションがしたくなる日もあるので……全身キレイめにまとめることもあります!」
――ファッションに目覚めたのはいつ頃ですか?
「中学生の頃ですかね。雑誌を買い始めてファッションが好きになりました。中学・高校と校則の厳しい学校で、オシャレをすることがストレス発散でした。当時はギャルファッションがすごく流行っていて、メイクやファッションもギャルっぽいものが好みでした(笑)」
――好きな男性のファッションは?
「白いTシャツに細身のデニムがサラッと似合う人が好きです。シンプルなものが似合う人ってカッコよくないですか? 私がスニーカー好きなので、おそろいとかも憧れます。最近アディダスのスタンスミスを買ったので、それとパーカのおそろいとか、かわいくて良いですね!」
■明確になった“女優像”
――ベテラン俳優陣との共演が続いていますが、学ぶことが多かったのでは?
「そうですね。毎日学ぶことの多い現場でした。『黄昏流星群』では佐々木蔵之介さん、『マスカレード・ホテル』では木村拓哉さんと共演させていただきましたが、同じ座長でも現場の雰囲気作りが違いました。蔵之介さんは和気あいあいとしながらも締めるところは締めるタイプ、木村さんは良い緊張感をつねに継続してくれるタイプ。木村さんは一番先に現場に入られますし、そういう先輩たちの背中を見ると私もシャキッとしなきゃいけないなと思います。タイプは違えど、頼りになる座長2人と立て続けに共演できたことはすごく大きいと思います」
――演技の部分ではどうでしょう?
「学ぶことが多すぎて……。作品に入るときの気持ちや哲学は人それぞれだと思うんですけど、人のお芝居を見て、自分も取り入れたいなと思う瞬間が多かったです。お芝居としても人間としても学ぶことが多く、先輩たちが同じ目線でお話を聞いてくれるので、私もそういう先輩になりたいなと思いました。まだまだお芝居に関しては自分の考えを構築していく段階にいるので、ドンドン良いものを吸収していきたいです!」
――今後、どんな女優になっていきたいですか?
「ドラマや映画って、すごく身近なものじゃないですか。私もドラマや映画を観て育ってきて、その中で“あのドラマよかったな”“あの映画よかったな”って思う作品は見返したりするんですけど、“人の心に寄り添う作品”ってすごいんですよね。そういった作品に出られることってすごく素敵なことですし、やりがいがあることだと思うので、私が感じたように、観てくださる方々の心に寄り添う作品を提供し続けられたらいいなと思います」
――最後に、読者へメッセージを!
「みなさんぐらいの世代だと、やっぱりオシャレな人たちはモテると思うので、どんどんオシャレになってモテ男を目指してください(笑)! そして、オシャレをして彼女とデートをするのに、私の出演する映画を選んでくれたらうれしいです!」
プロフィール/1993年生まれ。栃木県出身。女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルとして活躍中。女優としてもドラマ『黄昏流星群』(フジテレビ系列毎週木曜22:00〜)や1月18日(金)公開の映画『マスカレード・ホテル』など話題作に多数出演する注目の若手女優。
公式インスタグラム@ren_ishikawa
文/笹谷淳介 撮影/藤本孝之 スタイリング/金野春奈(impiger) ヘア&メイク/CHISA(ROI)