2020.09.15
DIESEL×GR8!洗練されたストリートなデザインに注目
DIESEL(ディーゼル)と原宿の人気セレクトショップ、GR8(グレイト)によるコラボレーション!それもGR8がエディットした8組のデザイナー、アーティストによる個性豊かなカプセルコレクションで登場だ。かねてより日本好きを公言しているDIESELの創始者レンツォ・ロッソが、前回来日した時に開催されたパーティーでの出会いがきっかけというのもおもしろい。ここでその全貌を紹介していく!
ディーゼル×グレイトの傑作コラボウエアを見逃すな!
今回のカプセルコレクションでは、DIESELのデニムジャケットやスウェット、Tシャツをベースに、8組のデザイナーやアーティストがそれぞれに個性豊かな表現を重ねている。その手法もフォトグラフィック、 イラスト、カリグラフィーやタイポグラフィーなどじつに多種多様で、ユニセックスなアプローチも嬉しいところだ。DIESEL、GR8、そしてデザイナー、アーティストが出会ったクリエイティブなパーティーでの縁。これらの三位一体によって実現したスペシャルなカプセルコレクション。ポップでキャッチーでエッジーなオリジナルグラフィックやクリエイティブを落とし込んだバリエーション豊富な全36アイテムが並ぶ。
1/♯FR2
2/CALI×YUTA HOSOKAWA
LAのマルチビジュアルアーティスト、Cali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル・デウィット)と、日本発のアップサイ クリングブランド、READYMADE(レディメイド)のデザイナーである細川雄太(ホソカワ ユウタ)によるファッションシーン注目の2人が今回のコラボに参加。親交の深いジャンルの違う2人のデザイナーから見たDIESELのヒストリーをデザインに落としこんだ今作品群は、オールドイングリッシュフォントやファイヤーパターンなど、両者らしい強力なグラフィックが特徴。
3/D.TT.K
2012年、デザイナーのDETTO K(デトケー)がスタート。レトロフューチャーをキーワードに新たなスタイルを提案する本ブランドは、スポーツ、モード、ストリートをミックスしたハイブリッドでハイエンドな服作りで、業界内外で注目を集めている。今回のコラボレーションでは、“DIESELが設立された1970年代に思い描かれていた近未来像に現れる幾何学的なグラデーションを落とし込んだ”という3つのウエアを展開。
4/JUN INAGAWA
弱冠19歳で「PARADISE」や「ヴィーロン(VLONE)」などさまざまなファッションブランドとタッグを組む気鋭アーティスト、JUN INAGAWA(ジュン イナガワ)。アニメ作品をこよなく愛する彼が生み出す"萌え"とストリートカルチャーを融合させた独自の世界観が国内外で注目を浴びている。昨年もDIESELとコラボレーションを展開した彼。今回も前回同様、アニメ的イラストや日本語の採用など、彼の世界観が存分に現れたものとなっている。
5/KOJI UEDA c/o KOSUKE KAWAMURA
東京を拠点にアメリカやヨーロッパなどグローバルに活動する写真家/映像作家の植田光二(ウエダ コウジ)と、個展から企業とのコラボレーションまで幅広く活躍する人気グラフィックデザイナー、河村康輔(カワムラ コウスケ)による共同プロジェクト。“意識的無意識”をコンセプトに掲げた今回の作品は、無意識にシャッターを切るスナップ手法を用いた植田のモノクロ写真をプリントしたTシャツ2型に加え、河村のアイコニックな手法であるコラージュを施した写真をプリントしたTシャツとナイロンジャケットの計4型を展開。
6/NEGLECT ADULT PATiENYS
音楽プロデューサーとしても活躍する渡辺淳之介(ワタナベ ジュンノスケ)が、“大人になりきれずに大人になってしまった後悔”をテーマに2018年に設立したブランド。パンキッシュなグラフィックをメインとしたインパクトあるウエアで人気を集める。普段よりコラボレーションが大好きだという渡辺。今回の制作では“DIESELのイメージを大切にしながらも、DIESELをNEGLECT ADULT PATiENTSが侵食していくことを意識した”という。
7/REVOLVER
1998年創立。裏原ムーブメントを牽引する存在として一世を風靡。2014年に活動を休止していたが、2020年1月に待望の再始動を果たし、音楽とアートを独自の感性で反映させたデイリーでベーシックな服作りを展開中。現在のデザイナーはKIRI(キリ)とDETTO K(デトケー)。パリのアーティスト、SO-ME(ソーミー)のグラフィックを使用したカラフルでクラシカルな今回のコレクションでも、リボルバーらしい毒のあるデザインは健在。
8/ROGIC
OFF-WHITE TOKYOのスタッフであり、東京のファッションアイコンの一人でもある女性デザイナーMAO(マオ)が 2018年にスタートしたストリートウエアレーベル。バンダナ柄ボンテージパンツに代表される個性的なプロダクトは、 海外アーティストからも高く支持されている。今回のコラボレーションでは“ROGICの代表作であるペイズリーを軸にDIESELのPOPさ、GR8の華やかさを表現するため、明るい色、柄を多く使用した”とのこと。
以上でコラボアイテムの全貌が終了。ディーゼルとグレイトのお互いの”らしさ”あふれる傑作コラボアイテムを見逃すな!