2025.01.24
パーカとニット、今日はどっち?
冬はどうしても同じような印象の格好になりがち。それはきっと、アウターとパンツのパターンが少ないからだ。だけど、アウターなんていくつも買えないゼ(泣)? そこで解決策を考えてみた。準主役のパーカとニットをウマく着まわすことができれば、イメージ真逆のスタイリングももはや超ヨユーなんじゃね?
アウターもシャツもパンツも同じでもいい、パーカとニットを変えるだけのがんばらない着回しを紹介するよ!
▶︎原色パーカ or 総柄ニット
前を開けたアウターからのぞかせてアクセントにするなら、インパクトのある差し色や差し柄が有効! ストリート感たっぷりの原色パーカと、おしゃれ偏差値がぐっと高まる総柄ニット、どっちで小粋な〝差し〞を入れてみる?
パーカとデニムってやっぱ鉄板のコンビ!
パーカと太めデニムの王道ストリートコーデは、トップスの原色でよりやんちゃに。裾と衿元からチラ見えする白ロンTがバランス調整に効果的。ニューコンのジャケット1万9800円(ルイスイーエックスストアトーキョー)、チャンピオンのパーカ9790円(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)、ユナイテッドアスレのカットソー2244円(キャブ)、リーのパンツ2万7500円(エドウイン・カスタマーサービス)、シャカのシューズ2万900円(ブルームーンカンパニー)、マーモットのバッグ4620円(サードシップ)
もこもこ×ふわふわでくっつきたくなる男に!
派手になりがちな総柄もモノトーンなら使い勝手ヨシ。しかもふわもこな素材をかけあわせてかわいさも急上昇! これは〝モテ〞を狙っているとしか思えんが? ニューコンのジャケット1万9800円(ルイスイーエックスストアトーキョー)、ニット6600円(モノマート)、ユナイテッドアスレのカットソー2244円(キャブ)、リーのパンツ2万7500円(エドウイン・カスタマーサービス)、アンビシャスのシューズ2万9700円(タキヒヨー)、ラッド ミュージシャンのニットキャップ2万2000円(ラッド ミュージシャン原宿)
▶︎スミクロパーカ or キャラニット
絶妙な色落ちでグランジ感を漂わせるスミクロパーカと、編み柄とニットの雰囲気が愛くるしさ満点のキャラニット。正反対のテイストのアイテムだからこそ、同じコーデに合わせると印象激変! さてと、今日は〝カッコいい〞と〝かわいい〞、どっちを狙っていこうかな〜。
フードをかぶればちょい治安悪め!
スタジャンとチェックシャツ、デニムの王道アイテムの組み合わせも、スミクロパーカを入れることでワルっぽいストリートコーデへ。ジャケット3299円、パーカ6599円、パンツ3299円(すべてウィゴー)、フォーマーのシャツ1万4850円(ナインボール)、TMTのカットソー1万6500円(TMTジャパン)、カルフのシューズ1万9800円(カルフ トウキョウ)
モノトーンコーデもワンちゃんで親近感上昇!
ちょっぴり近寄りがたいオーラのモノトーンコーデは、キャラもののニットで親しみやすく! ジャケット3299円、パンツ3299円(ともにウィゴー)、クアッシュのニット4290円(サンブロス)、フォーマーのシャツ1万4850円(ナインボール)、TMTのカットソー1万6500円(TMTジャパン)、コスのシューズ3万円(コス青山店)、キャップ4950円(ニューエラ)
▶︎スポーツブランドパーカ or ボーダーニット
ふわふわのフリースジャケットにピンクのロンTと白パンツ。そんなほっこりかわいい系のベースも、スポーツブランドのパーカなら今っぽくアクティブに、ボーダーニットならヨーロッパ的な雰囲気に、印象チェンジ可能! どっちで出かけよう?
トレフォイルロゴが着こなしに動きを演出
かわいい系に全振りしてしまいがちなふわもこ素材&淡色の着こなしも、スポーツブランドのロゴひとつでぐっと今どきに。甘いコーディネートにスポーティなロゴというひとさじのスパイスが絶妙なミックス感を演出してくれる。アグ®のジャケット5万5000円(デッカーズジャパン)、アディダス オリジナルスのパーカ1万670円、ニットキャップ4070円、バッグ4730円、シューズ2万2000円(すべてアディダスお客様窓口)、ユナイテッドアスレのカットソー2244円(キャブ)、ニートのパンツ2万8600円(にしのや)
ド派手ボーダーで男のコ的かわいさを!
アーシーな配色の着こなしにあえてビビッドなマルチボーダーをチョイス。かわいいコーデにはほんのり男子っぽさを入れるとバランスがいい。アウターを着ても、インナーの横縞がアピールしてくれる。アグ®のジャケット5万5000円(デッカーズジャパン)、ザラのニット1万990円(ザラ ジャパン)、ユナイテッドアスレのカットソー2244円(キャブ)、ニートのパンツ2万8600円(にしのや)、ソレルのシューズ2万7500円(コロンビア スポーツウェアジャパン)、オーバーライドのキャップ5500円(オーバーライド神宮前店)
▶︎短丈パーカ or ’80年代風ニット
Y2Kスタイルを代表するユニセックスアイテム・短丈パーカと、レトロムードな’80年代風ニット。どちらもいわゆるリバイバルってやつだけど、ご覧のとおり印象は正反対! いつもの着こなしをガラッとイメチェンしてくれるこの2アイテム、今日の気分はDOTCH?
派手だけどほっこり! ’80年代風ニットがいい
大胆なデザインと立体構造の織り、太めのシルエットが特徴のクージー柄ニット。アウターの下でもしっかり主張する。バブアー×フリークス ストアのジャケット5万5000円、パンツ5995円(ともにフリークス ストア渋谷)、ニルウェイのニット6985円(ジップファイブ)、エドウインのシャツ9900円、ラングラーのTシャツ7490円(ともにエドウイン・カスタマーサービス)、ストームのシューズ1万9800円(アースマーケティング)、クルニのバッグ2万4200円(クルニ フラッグシップ ストア)
味わい系コーデにもまさかの短丈!?
デニムシャツが主役のコーデに、あえてテイスト違いの短丈パーカを大胆ミックス。そこにアウターを着るとさらに長短のメリハリが出せて、レイヤード上手に。バブアー×フリークス ストアのジャケット5万5000円、パンツ5995円(ともにフリークス ストア渋谷)、パーカ2969円(ウィゴー)、エドウインのシャツ9900円、ラングラーのTシャツ7490円(ともにエドウイン・カスタマーサービス)、その他スタイリスト私物
▶︎グレーパーカ or ハーフジップニット
グレーパーカとハーフジップニットは、ストリートスタイルの大定番。アメカジムードなパーカで親しみやすさをアピールするか、スポーツ感強めのハーフジップニットでより男らしさを引き出すか。キミのスタイルはDOTCHだろう?
王道のグレーパーカだからこそ遊んじゃお!
ベースがグレーパーカだから、ド派手な刺しゅうやカラフルなフードひもも自然に取り入れられる。個性的なパーカとインナーの黄色シャツの色もリンクしている。クルニのダウンジャケット11万5500円(クルニ フラッグシップ ストア)、ホロマーケットのパーカ2万9700円(スタジオ ファブワーク)、シャツ4295円(モノマート)、パンツ3299円(ウィゴー)、アディダス オリジナルスのシューズ1万5400円(アディダスお客様窓口)、オーバーライドのハット1万1000円(オーバーライド神宮前店)
衿元の重なり感がおしゃれ度を格上げ!
シャツとハーフジップニットのコンビネーションは、衿元の〝工夫している感〞がポイント。ネイビーなど落ち着いた色ニットの場合、派手色のシャツを選んでおけば差し色効果もバッチリだ。ボリューミーなダウンジャケットにも負けない、立体感のあるインナーコーディネートを実現してくれる。クルニのダウンジャケット11万5500円(クルニ フラッグシップ ストア)、ザラのニット8590円(ザラ ジャパン)、シャツ4295円(モノマート)、パンツ3299円(ウィゴー)、シューズ1万9580円(ハルタ)
●撮影/山下皓平 撮影/瀬田秀行 スタイリング/片岡 翔(JOE TOKYO) ヘア&メイク/秋澤菜月 モデル/金田将浩[本誌専属]