2019.02.13
ハロプロ・Juice=Juiceが語る!ファッションから恋愛まで赤裸々ロングインタビュー
圧倒的なパフォーマンスを武器に、精力的なライブ活動を展開するアイドルグループJuice=Juice(ジュースジュース)。今回はメンバーを代表して金澤朋子&植村あかり&稲場愛香の3人が登場! 先日発売されたばかりのライブ映像作品とリリースしたばかりのシングルCDの話題を軸に、ファッションのこだわりや恋愛観までのプライベートな内容を掘り下げました!
左から金澤朋子、植村あかり、稲場愛香
■︎3人の好きなファッションはコレ!
――普段はどんな着こなしが多いですか?
植村 あかり(以下植村)「私は色モノになかなか挑戦できないので、黒系の服が多いです」
金澤朋子(以下金澤)「私も白か黒が多くなっちゃう。でも、自分のメンバーカラーが赤なので、赤い服は着がちかな? シンプルでカジュアルな着こなしが多いですね。私って服にこだわりが強いわけではないんですよ。このブランドが好き! っていうのがなくて、なんでも着ちゃう」
稲場愛香(以下稲場)「今まで、白やピンク、フリルといったガーリーやフェミニンなテイストが多かったんですけど、去年くらいから大人っぽいテイストに挑戦することが多くなって、最近はそのほうが落ち着きます。だから私も黒系の服をよく着ています」
――好きなメンズコーデを教えてください!
稲場「今まで意識して好きだと思ったことがないんですけど、さっきFINEBOYSを読んでいて、いいなって思ったのがロングコートやシャツを着たコーデ。キレイめ系が好きだって気づきました!」
植村「私も愛香ちゃんと一緒に(FINEBOYSを)読ませていただいたんですけど、カチっとしすぎていない感じがタイプかな。例えば、パーカとコートを合わせているとグッときます! キレイめとカジュアルを混ぜつつ、そこに革靴を合わせて大人っぽくまとめていたら……♡」
金澤「私は2人と違ってラフな感じが好き! 男性ってスニーカーを集めるのが好きな人が多いですよね? そういうのが素敵だと思います。私もスニーカーを履きますけど、シンプルな黒やグレーを買いがち。なので、色モノや柄モノのスニーカーを履いている男性はオシャレだと思います!」
■3度目の武道館公演を振り返って
――先日、昨年の武道館公演を収録したライブDVD『Juice=Juice LIVE 2018 at NIPPON BUDOKAN TRIANGROOOVE』が発売されましたね!
金澤「2016年に、オリジナルメンバー5人で日本全国225カ所のライブツアーを成功させて、初めて武道館公演を実現しました。その翌年には新メンバーが加わり7人体制になって、さらにまた1年後には8人体制になって。自分たちも予想していなかった未来があって、どんどんグループが盛り上がっていくのを感じています。それが、この武道館公演で感じてもらえたらいいなと思いますので、進化したステージをぜひ観てもらいたいです!」
植村「私、この武道館公演の30分前に、2年くらい伸ばしていた前髪をバッサリ切ったんですよ! 1年くらい前から切ろうかなって考えていたんですけど、唐突に当日切っちゃいました(笑)」
金澤「予告なしで切っちゃったんですよ! 本当にびっくりしました(笑)」
植村「メンバーには楽屋で切った姿を見せたんですけど、一緒にパフォーマンスしてくれているBEYOOOOONDS(ビヨーンズ)のみんなには本番まで見せていなかったのでステージ上で驚かれました。その反応もDVDでチェックしてもらいたいです(笑)」
稲場「私は、初めて日本武道館のステージに立ちました。とにかく緊張していましたし、プレッシャーを感じていて。リハーサル前に会場を回らせてもらって客席から見るステージを確認したんですけど、広いのにちゃんとステージが見えるっていうのが分かったので、会場の端っこまで想いを届けないといけないんだなって実感しました。加入したばかりで大きなステージに立てるのは先輩方のおかげなので、気を引き締めてがんばろうって思いました」
金澤「武道館公演は、私たちにとって毎回が夢のようなご褒美のステージです。でも、これからはみなさんにとってのご褒美になるような、恩返しとなるライブを重ねていきたいです。その気持ちは武道館であろうと、どこの会場であろうと変わりません。みなさんに想いを伝えていきたいです!」
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■傷心した乙女心を表現した1曲目
――そして、シングル「微炭酸/ポツリと/Good bye & Good luck!」がリリースされました。まず、『微炭酸』はどういう曲?
稲場「初めて聴いたときから耳に残っている曲です。アップテンポなんですが、どこか切ないような私が好きなタイプの曲。恋する女の子の淡い想いをうまく表現できるように、“今は、こういう気持ちでこのセリフを言っているんだから、こういうニュアンスの歌い方をする”ってお芝居のような指導をしていただいたので、気持ちをぶつけながら歌えています」
金澤「歌詞の内容は、想いを寄せていた幼馴染から彼女ができたって報告されるんですよ」
稲場「それを言われた後に、思わず好きって言葉がこぼれ落ちちゃうんです!」
植村「胸が苦しいねー!(泣)」
金澤「この曲を原作にして映画にしたいくらい!」
――〈今更泣いたってダメ〉という歌詞があるように、後悔する気持ちも込められています。もし後悔をするような出来事があったとき、どうやって気持ちを切り替えていますか?
金澤「そりゃ人生に後悔はたくさんありますからね。どの道を選んでも後悔することは必ずあるってダンスの先生に言われたことがあるんです。いろいろな選択肢があるからこそ、いろいろな未来があって、いろいろな後悔が生まれるんです。人生って選択の連続だと思うんですけど、あっちの道にしておけばこんな良いことも悪いこともあったって、どの道を選んでも思うことなんじゃないかな。だから、自分が選んだ道が正解だったと思い込んで、後悔しないことが重要だと思います」
――2曲目の「ポツリと」について教えてください。 ■素直になれないもどかしさを歌う2曲目
金澤「孤独を歌っている壮大な世界観だと思います。AメロとBメロは切ない雰囲気なんですけど、サビになると音数も増えて全員がコーラスに参加していて、一気に世界が広がっていくような緩急が聴きドコロです。歌詞や曲もいいんですけど、ダンスにも注目してもらいたいです! 人生で一番苦戦したんじゃないかなって思うくらい覚えられないし、みんなの動きがそろいませんでした。普段はもっとすんなりとできるのに……って葛藤しましたが、家に帰ってからも練習を重ねて、ミュージックビデオの撮影で自分たちが踊っている姿を見たら感動しちゃいました! 指一本の動きまで、しっかりと観てもらいたいです。ここまで言って、粗があったら恥ずかしいですけどね(笑)」
植村「先生も、こんなにそろうとは思っていなかったって言ってくれたくらいの完成度です!」
――それは楽しみですね! 歌詞は、好きと言えない女の子の気持ちを歌っていますが、皆さんは好きって素直に言えるタイプですか? それとも内に秘めるタイプ?
金澤「私は言えないと思う」
稲場「私、言っちゃうタイプかも。元モーニング娘。の工藤 遥さんが大好きなんですけど、工藤さんが”まわりから好きって言ってもらえると嬉しい”と言っていたのを聞いて、私の言葉で喜んでもらえるなら! って気持ちで隠さずに伝えちゃっています」
植村「友達に恋愛の相談をされると、(好きって)言っちゃえ言っちゃえ! って背中を押すことが多いので、私自身に置き換えると言っちゃうタイプなのかな? 後悔してもらいたくないんですよ」
金澤「そこで背中を押されても”でもさ〜”って言っちゃうのが私だ(笑)。あの人も狙っているかもって考えちゃう」
――積極的な肉食系と控えめな草食系だったら、どっちの男性が好き?
金澤「絶対、肉食のほうがいいでしょ! 私がガツガツいけないから」
稲場「私も!」
植村「えー! 嘘⁉︎ 愛香ちゃんは草食がいいって言うのかと思った!」
稲場「私は優柔不断な部分があって決められないことが多いから、選んでくれる人がいいです」
植村「もし相手が自分に好意を持っているって気づいたら、そこから進展がなさそうじゃない?」
稲場「追いかけたいタイプなんじゃないですか?」
植村「そうかも! でも、追いかけて手が届かなくてもいいんですよ。だから肉食系でガツガツ来られるより、草食系のほうがいい気がする」
金澤「私は男性に限らず、積極的にコミュニケーションを取ってくれる人が好きなんですよね。先輩にも後輩にも、自分からいけないんですよ」
稲場「あ、私も一緒です!」
金澤「遊ぶ約束も自分からできないんです。だから声を掛けてもらえるとうれしい!」
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■仲間の門出を祝う︎3曲目
■仲間の門出を祝う︎「Good bye & Good luck!」
――そして3曲目に「Good bye & Good luck!」が収録されています。
植村「この曲は、メンバーの梁川 奈々美ちゃんが3月に卒業するので8人体制でのラストシングル。私、5人体制のときはメンバー最年少だったんです。でも、やなちゃん(梁川 奈々美)が加入して、最年少がやなちゃんになって。最初にこの歌詞を読んでみて、この内容をやなちゃんに向けて歌うんだって考えたらすごく寂しくなっちゃいました。メロディも歌詞も明るい内容だし、絶対に笑顔で送り出そうって決めていたんですけど、明るい曲だからこそ泣けてきちゃう」
金澤「本当にそうだよね。やなちゃんが卒業するのは、人生の大きな決断だったと思うんです。これまでを肯定しつつ、未来に向かって一歩踏み出そうって想いが込められている明るいお別れの曲なんです」
植村「やなちゃんの卒業が決まって、寂しいことだとずっと思っていたし、このメンバーの誰かが卒業するなんて思ってもいなかった。でもこの曲を聴いてみて、いろいろな人生があるんだなとしみじみ考えました」
――――残り少ない8人体制ですが、梁川 奈々美さんとの思い出を教えてください。
稲場「私はカントリー・ガールズで活動していた頃からの仲間なので、たくさんの思い出があって特別な存在。卒業するって聞いたときは、びっくりして状況を受け入れられませんでした。でも、寂しいけど悲しいことではないって思いました。今までの思い出を忘れずに、やなみん(梁川 奈々美)の未来を応援したい気持ちでいっぱいです」
金澤「やなちゃんはテンションが高いし、一緒にふざけることも多いんです。最年少ならではのかわいい一面があるんですけど、中身は誰よりも大人な部分もあって。その分、考え込んだり悩んだりすることが多かったかもしれないのに、そういう姿を一切見せずに頑張っていました。卒業発表後の姿を見ていると、夢に向かってまっすぐな気持ちが伝わってきて、自分ももっとがんばらなきゃいけないなと思うくらい活力をもらいました。この曲の歌詞にあるように”その足で歩いていくんだよ、やなちゃん!”って気持ちです。これまでの活動から学んできたことを生かして、今後の人生もがんばってもらいたいなと思います!」
植村「リーダーの宮崎由加ちゃんが、子供のようにやなちゃんを甘やかしていたんですよ(笑)。それもいいんですけど、私はバランスをとろうと思って、ちょっとツンケンした態度をやなちゃんに取っていました。そのときのすねた反応がカワイくて(笑)。もっと優しくしておけばよかったなと思う場面もあるんですけど、あるラジオで本人からありがとうございますと言われてうれしかった。今ではあの関係性でよかったんだなって思います。やなちゃんが卒業することに実感がないんですけど、卒業したあとの活動がすごく楽しみなんです。まさにこの曲の通り、今はどういう道を歩んでいるのか、いつかみんなで集まって近況を聞かせてもらいたいです!」
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ニューシングル「微炭酸/ポツリと/Good bye & Good luck!」
発売中!
【インフォメーション】
プロフィール/ハロー!プロジェクト所属。2013年に結成した個性豊かな8人組。昨年10月開催の武道館公演を収めたDVD・BD『Juice=Juice LIVE 2018 at NIPPON BUDOKAN TRIANGROOOVE』が発売中。2月13日(水)にトリプルA面シングル「微炭酸/ポツリと/Good bye & Good luck!」をリリース!
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文/小松ショウゴ 撮影/田中利幸 スタイリング/深澤勇太