INTERVIEW- インタビュー -

2019.12.25

EXITの2人は芸もファッションも進化が止まらない！

いま大ブレイク中のネオパリピ系お笑い芸人、EXIT。チャラ系本格派漫才と滲み出る人の良さで人気を集める彼らに、普段のファッションから美容の秘訣、お笑いへの熱い想いまで聞いてきました！

■よしもと男前ランキング、1位と5位の秘訣とは？

──お馴染みのチャラいファッションは衣装ですか？ それとも普段から？
兼近大樹(以下「兼近」)「普段からこんな感じで、24時間ずっとチャラいっす。前はこんなんじゃなかったんですけど、最近は着替える時間がもったいなくてこのままっす」
りんたろー。「前は恥ずかしくて着替えてたんですけどね」
兼近「基本的に服に興味ないんですよ。だから、ファンの方からもらった服ばっか着てて。今日着てる服もファンの方が作ってくれたやつです。もはや、ファンのアバターっすね。着せ替え人形、アバチカです」
りんたろー。「アハハ(笑)。俺は最近、ファッションショーとかでおとなしめの服を着させてもらえるんですけど、それがバチクソ似合うんですよ！ なので、そういうファッションも普段から着たいなって思うんですけど、そういうわけにはいかない。俺らのファッションって見てて元気になるじゃないですか、こいつらアホだなーって。だからこれからもEXITは、服同士の色味をバチバチ喧嘩させていきます」

──最近、りんたろー。さんの美容の勢いが止まらないとか。
りんたろー。「そうなんすよ。美しく、キレイになりたい願望が止まらなくて。最近は早く整形したいなって思ってます！」
兼近「もはやお笑いじゃないっしょ(笑)。俺も最初の頃は“顔でけーな”とかいじってたんですけど、あまりに美にこだわりだすからもう嫌なんだろうなって思って最近は一切いじらなくなりましたからね」
りんたろー。「え！ いじってよ！」
兼近「いじったら落ち込むじゃん(笑)。しかもいじってもウケないし！」

──兼近さんは美容、興味ないですか？ めちゃめちゃ肌がキレイですが……。
兼近「それが全く興味ないんですよね。顔もあんまり洗わないし、シャンプーしたらそのまま顔行って体まで洗っちゃう感じ。むしろ洗わないほうがいいんじゃないかなって思ってるくらいで。ありのままが一番いいんですよ。俺の魅力って、ありのままってところなんです」
りんたろー。「ほんと“ただしイケメンに限る”ってやつですよね。かねち(兼近)はよく、『りんたろー。さん、そんなに外見に時間かけるなら中身磨いたほうがいいっすよ』とか言ってくるんですけど、それはイケメンに限るんすよ。もう、そんなこと言われたら嫌いになっちゃう……」

──でもお二人ともよしもと男前ブサイクランキングで、男前ランキングBEST5に入ってますよね。兼近さんは1位で、りんたろー。さんは5位！
りんたろー。「俺、自力でいくと多分10位くらいなんですけど、美容を頑張ったおかげで5位になったんです」
兼近「本当は10位って何すか(笑)。でも、りんたろー。さん、ブサイクランキングでも2位に入ってるよね(笑)」
りんたろー。「それがおかしいんですよね。きっと、イケメンとかキレイな女性が、『こいつがイケメンなはずない！』って、俺をブサイクの方に投票したんすよ」
兼近「ひでーな(笑)」

■芸人の枠を超えて、どんどんステップアップしたい！

──全国ツアーを収めたDVDがクリスマスに発売されましたね。なんと税込み1000円とか！
兼近「どうですか！ 金儲けに走る大人たちはびっくりするんじゃないですかね！ 俺たちは、金じゃない、楽しませたいだけなんだって気持ちを理解してもらいたいなと思って1000円にしてみました」
りんたろー。「あと、最近ライブのチケットがなかなかとれなくなってきたので、すべてのパリピたちに届くようにって気持ちも込めて、この価格なんです」
兼近「全国ツアーは芸人最速だったんですけど、記録も更新できて大満足です。普段会えない地方のファンの人たちにも会えたし！」

──さらに12月29日(日)には、パシフィコ横浜という大きな箱でのライブも控えていますね。
兼近「ステップアップしないと応援する側も楽しくないじゃないですか。だからどんどんブチ上げていくつもりです。さっき、りんたろー。さんも言ってたけど、最近チケットも取りづらくなってきてるから、余らせるくらいの箱でやればみんな来れるし、転売ヤーの奴らも困るんじゃないかと思って」
りんたろー。「あと、パシフィコ横浜にしたのは俺が空飛びたかったからなんすよ。ワイヤーで空飛びたかったから、その設備のある会場を探しました(笑)。あと、トロッコもやりたい。だから次はドームですね」
兼近「ドーム!? 　本当はお笑いのライブって、箱が狭いほうが面白いんですよ。間が大事だから、デカイ箱だと反響とかタイムラグで間が作りづらいんです。だから、このパシフィコ横浜のライブでやってみて、お客さんの満足度が高ければ、りんたろー。さんが望むドームも多分イケるっす」

──EXITの勢いは止まりませんね！ 最後に今後の野望を教えてください。

りんたろー。「バイクに乗りたいんですよね。ドームのライブで、バイクで登場したらカッコよくないすか？」
兼近「もう、ドームでどうカッコつけるかしか考えてない(笑)。俺は自分の野望っていうより、応援してくれるファンのみんなの野望とか要望をぶつけてほしい。それを俺に乗っけてもらえたら、全力でやる感じっす」
りんたろー。「あえて野望を作らないってやつね、カッコいいわ」
兼近「つーか、りんたろー。さん、髪の毛コテでウェーブしながらインタビュー受けるのやめてよ、マジ失礼にも程があるから！　 もはや美とかじゃない」
りんたろー。「さっき撮影しちゃったけど、髪キマったらもう一回撮影しません？」
兼近「りんたろー。さんは、そろそろ見た目じゃなくてマジ心を磨いて！」