2026.02.17
澤本夏輝が語るおでんとベストアルバムの魅力
FANTASTICS・澤本夏輝が今ハマっているのは、「おでん」。ていねいな下ごしらえ、立ちのぼる出汁の香り、鍋を囲む賑やかな時間。そこには、あたたかな記憶と、ステージとは違った素顔がある。彼の“スキなこと”から垣間見える、等身大の今に迫ってみた。そして、FANTASTICSは初となるベストアルバムをリリース。一つの節目を迎えた彼のこれまでの歩みや今の気持ち、これからの展望に至るまでを聞いた。

◾️下ごしらえから徹底してこだわる「澤本流のおでん」
――今、ハマっている「スキなこと」を教えてください。
「おでんをつくることにハマっています」
――おでん、いいですね~。おでんと言って思い出すものってありますか?
「兄弟で一緒に住んでいた頃、弟とよくコンビニに出掛けて、おでんを買って家で一緒に食べていたんです。何気ない話をしながら歩くコンビニまでの道のりとか、レジ横のおでんコーナーでなにを買うか2人で選ぶ時間とか、“おでんの季節”になると、いつもその記憶が蘇ります」
――おでんを作るときにいちばんこだわるポイントって?
「ズバリ、下処理です。そして、具材を丁寧に切ること。大根は面取りをします。最初はしていなかったんですが、“したほうが美味しい”と知ってから必ずするようになりました。具材には、必要であれば隠し包丁も入れますし、下茹でもします」
――おぉ、本格的! おでんの師匠っていたりするんですか? それとも独学?
「何回も作ってみて、経験を重ねることで分かったことです。それは、出汁にも言えます。出汁の違いで味が全然変わります。今は、普通の鰹節より荒節のほうが好みです」
――作ってみて、「おでんって意外と◯◯だな」と感じたことは?
「作るこだわりを話した後に言うのもなんですが……作ること自体は意外と簡単なんです(笑)。いい出汁をとって、具材を並べていくと、あの香りがふわっとたちのぼってくる。思わず笑みがこぼれます。あとは、意外と味変が楽しめる鍋なんだなと思いました」
――澤本流のおすすめ味変を教えてください!
「柚子胡椒は絶対! あと七味も入れます。たまに、最後のほうでカレー風味にもします!」
――独自で入れてみておいしかった具、今後チャレンジしたい具は?
「タコが意外とおいしいです。新しい発見でした。食べたことない方はぜひ!」
――一口目を食べた瞬間、どんな感情が湧きますか?
「『冬、ちゃんと楽しんでるな~』って思います。食べる前にベランダをちょっと開けて、部屋を涼しくしておくこともあります。その時間も好きなんです」
――子供のころ好きだった具と、大人になってから好きな具って変わった?
「子供の頃は卵一択でした。あとは、魚河岸揚げも大好きでしたねぇ。今はこんにゃくとか昆布とかが好きです。食感とか口の中で出汁が染み出してくる感じがたまらないです。好みは大人になったと思います(笑)」
――誰かに振る舞うなら、自信作の具は?
「鳥つくねです。中にえのきを入れることで、食感のアクセントになるので、噛んでいて楽しいですね。プチプチした感じがちゃんと残ります」

◾️おでんは「日本人でよかったな~」って思わせてくれる存在
――メンバーとおでんを食べるとしたら、どんな空気になりそう?
「みんな、小ボケしてそうです(笑)。(佐藤)大樹くんは食べ方にこだわりが強いので調味料をずらっと並べて試したり、堀夏(喜)と(木村)慧人は「タンパク質!」とか言いながら卵ばかり食べたりしてそうです」
――調理にメンバーがいたら、どんなキャラ設定になりそうですか?
「僕が大事な下処理をしている間に、みんなには皮むきや出汁の準備をしてもらいますよ! でも、(中島)颯太には隣でずっと喋っていて欲しいし、世界さんはソファでゲームしていそうです(笑)」
――今一番おでんをつつきながら語りたいメンバーは?
「(八木)勇征ですね。最近のグループについてゆっくり話したいです。一緒にご飯に行くと、プライベートの話もするし、趣味を知れたり、誕生日プレゼントの案が出たり。そういう時間もいいなと思います」
――“おでん”を軸に仕事ができるなら?
「おでんキッチンカーを出したいですね! おでんをパックにして郵送するのもいいです!」
――澤本さんにとって、おでんってどんな存在?
「『日本人でよかったな~』と思わせてくれる存在です」

◾️グループ初のベストアルバムをリリース!
――初のベストアルバムのリリースおめでとうございます! このタイトルを聞いたとき、率直にどんな気持ちでした?
「ありがとうございます! これはHIROさんとも話して決めたタイトルです。他の候補もありましたが、今後のFANTASTICSの夢を考えたときに、このタイトルが一番しっくりきて、みんなで納得して決めました」
――一言で表すとしたら、どんなアルバムですか?
「FANTASTICSの軌跡です」
――「ベストアルバムを出すグループになったんだな」と実感した瞬間はありましたか?
「いつかは出す時が来るだろうとは思っていました。でも「このタイミングか!」という驚きと同時に、この時期だからこそ意味のあるベストアルバムだなという気持ちも生まれました」
――メンバーの選曲による「FANTASTICS盤」は選ぶ作業そのものも特別なものになったと思います。どんな基準で選びましたか?
「僕的には純粋に好きな曲と、ライブで盛り上がる曲ですね」
――今だからこそ当時より深く刺さる楽曲は?
「『Overflow』ですかね。“好きなことを好きといえる”というフレーズがあるんですが、大事なことなんだと改めて思います。だから、FANTASTICSのことをもっと“好き”って言ってください!(笑)。今は、誇ってもらえるグループでありたいって思いが、より強くなります」
――新録曲『FINALE』、『BUTTERFLY EFFECT』が今作に収録される意味をどう感じていますか?
「『FINALE』は“終わり”ではなく、一つの“節目”ということを実感します。『BUTTERFLY EFFECT』は、どんな状況でも立ち止まらず進んでいこうという曲です。聴いてくれた方が『前に進もう』と思ってくれたら、同時にそのそばに僕たちがいると思っていただきたいです」

◾️ファンのみなさんと会える場を持って増やしたい!
――これまで積み重ねてきた中で、いちばん誇れる部分は? 「変幻自在なグループだということです。あと、バラードの振り付けは誇れる部分です。真剣に作った振り付けに、ライブで大きな反応が返ってくると、『頑張ってよかったな』って思います」
――この節目を越えて、澤本さんがFANTASTICSとして、ここから描きたい未来、挑戦したいことは? 「ファンの皆さんと会える場所をもっと増やしたいです。毎年絶対ライブを開催したいですし、料理の仕事もさせていただくことがあるので、いつか料理本も出したいです」
――最後に、このベストアルバムを手に取ってくれるすべての方へ。 「僕らの初のベストアルバムです。FANTAROのみなさんとも作り上げた自信のある一枚。ぜひ手に取って、FANTASTICSのいろんな魅力を感じてください! そしてライブに来てください! 来てくれたらもっと虜にします!(笑)」
PROFILE
さわもと・なつき。1994年1月19日生まれ。長野県出身。FANTASTICSのパフォーマー。愛称は“澤夏(さわなつ)”。2月12日(木)に初となるベストアルバム『Welcome to Sunshine』をリリース。そして、5月23日(土)の愛知公演を皮切りに、グループ単独では3度目となるアリーナツアー『FANTASTICS LIVE TOUR 2026 "SUNFLOWER”』がスタートする。
INSTAGRAM
@natsukisawamoto_official
初のベストアルバム!
『Welcome to Sunshine』
2月12日(木)リリース!
FANTASTICSとして初となるBEST ALBUM『Welcome to Sunshine』が2026年2月12日(木)に発売!!
CDには、アルバム新録曲「FINALE」「BUTTERFLY EFFECT」にメンバーがセレクトした楽曲を集めたFANTASTICS盤と、ファン投票にて決定された楽曲に「OVER DRIVE -2026 Version-」を加えたFANTARO盤の豪華2枚組!
LIVE盤には、グループ史上最大規模となった『FANTASTICS LIVE 2025 "CRAWLING BUTTERFLY" "SILENT BUTTERFLY" "RISING BUTTERFLY"』@さいたまスーパーアリーナ3Daysの公演から、Day3に開催された"RISING BUTTERFLY"全楽曲に加え、特典映像としてDay1"CRAWLING BUTTERFLY"・Day2"SILENT BUTTERFLY"の2公演のみで披露された楽曲を収録!!
MV盤には、アルバム新録曲となる「FINALE」のMusic VideoにMaking Movie、『FANTASTICS LIVE TOUR 2025 "BUTTERFLY EFFECT" -FLY WITH YOU-』ツアー裏側に密着したカメラ映像をいち早く編集した「BUTTERFLY EFFECT」Short Documentary Videoを収録!
またLDHオフィシャルオンラインショップ限定盤では、メンバーを選んで購入できるアクリルスタンド付きパッケージを販売!!
衣装はラッド ミュージシャンのニット4万2900円(ラッド ミュージシャン原宿)、フォーセブンナイトのリング[右薬指]3万7400円、[左中指]3万1900円、ヤーカの[左人差し指]1万4300円(すべてロードス)、その他スタイリスト私物
・ラッド ミュージシャン原宿
TEL:03-3470-6760
・ロードス
TEL:03-6416-1995
文/橋本裕一 撮影/榎本洋輔 スタイリング/中瀬拓外 ヘア&メイク/島田聖香(Luana)



































