2025.08.26
ももクロ・玉井詩織の“今”を全部詰め込んだ写真集が二作同時発売!
ももいろクローバーZ・玉井詩織さんが、30歳&芸能活動20周年の節目に、自身初の写真集『たまゆら』『しおどき』を同時発売。旅先でのリラックスした表情や、オリジナルストーリーで演じる3人の女性──素のしおりんから、ちょっと大人なしおりんも、いろいろな表情が楽しめる特別な写真集に!
ももいろクローバーZの玉井詩織さんが、アニバーサリーイヤーとなる2025年に、自身初となる写真集『たまゆら』と『しおどき』を同時発売することが決定した。芸能活動20周年を迎え、30歳という節目にふさわしい二作は、それぞれ名前に由来したタイトルが付けられている。
『たまゆら』は、ベトナムのホーチミンとフーコック島で撮影された一作。美しい景色や文化に囲まれた中で、旅を楽しむキュートな笑顔や、大人の色気を感じさせる表情など、等身大の姿を凝縮した内容に。
一方、『しおどき』は、脚本家・生方美久によるオリジナルストーリーを基に、異なる3つの物語の中で主人公を演じ分ける“ストーリー写真集”。アイドルとしての顔とは異なる、女優としての多彩な表情を切り取っている。
二作の写真集は、これまでの玉井詩織さんを知るファンはもちろん、新たな魅力を感じたい読者にとっても必見の内容だ。FINEBOYSも、撮影秘話や写真集への思い、そしてファンへのメッセージをたっぷりと聞いてきた!
──写真集発売決定時の感想は?
芸能活動20周年と30歳という節目のタイミングが重なるのは奇跡的で、本当に嬉しかったです。これだけの年数活動を続けられてきたのも、この年齢まで活動ができているということも、応援してくださるファンの方々がいてこそ。皆さんへの日頃の感謝の気持ちをこういう形でお届けできることは、本当に幸せなことだなと思いました。
──異なる二作の写真集ですが、撮影のときの表現や入り方に違いはありましたか?
先に『しおどき』の撮影が行われたんですが、脚本家の生方さんにプロットを書いていただいた上で撮影に入ったので、自分の表情をストーリーに合わせて作っていくという感覚でした。カメラマンさんがピンときたタイミングでシャッターを切って撮影が進められていくので、写真が上がってくるまでは、自分がどういう表情をしていたのか、全然想像がつきませんでした。
『たまゆら』は素の自分を切り取っていただいた作品です。元々旅行をすることや、あたたかい空気を感じられる場所が好きなので、ただ純粋に楽しんでいるときの表情を撮ってもらった感覚です。今の自分をそのまま投影している写真集に仕上がっていると思います。
──『たまゆら』での撮影、思い出だったり印象に残っていることはありますか?
フーコック島に行きたいなとずっと思っていたんです。もともと私の祖母が種子島なので、自然や海というものが自分にとってとても身近な存在なので、自分らしい場所ってどこだろうと思ったときに、ベトナムが自分のルーツにも近しい場所であると感じて、決めました。
今回ホーチミンとフーコック島の2カ所で撮影したのですが、東南アジアならではの町の風景や交通量の多さなど現地ならではの空気感を肌で感じました。フーコック島は自然とカラフルな町並みのバランスがよく、とても過ごしやすくて穏やかな素敵な場所でした。自然あふれる場所で、伸び伸びと撮影することができました。
──『たまゆら』一番テンションが上がった!というエピソードは?
フーコック島の夕日のショットです。ベトナムでの撮影は、あまり晴天と言える日がなかったので、夕日は諦めていたのですが、移動中に、たまたま雲の間から真っ赤な海が見えたんです。海までみんなでダッシュして夕日のカットを撮りにいきました(笑)。
本当にすごく綺麗で、最終日にこの写真が撮れてよかったなと思いました。
──ストーリー写真集ってなかなかないかなって思うんですけど、今回『しおどき』を発売するにあたってのきっかけは?
誰かに色付けしてもらうことで新たな自分の魅力を引き出してもらえるんじゃないかなと思ったので、「ストーリー仕立てで写真集にしてみるのはどうだろう」という案を出させてもらって、決まりました。
──生方さんが執筆を務めるってなった時の心境は?
大注目の脚本家さんですし、同世代の方とこうして作品でタッグを組ませていただけたことが本当にうれしかったです。同じ時代に同じ景色や温度感を感じて育ってきたと思うので、共感できる部分も多く、一緒に一つの作品を作ることがきたことがとても嬉しかったです。
──いつも明るくて自然体な玉井さん、自然体な姿でいる秘訣はありますか?
元々取り繕うのが苦手で、あまり嘘もつけないタイプなので、常に自然体です。格好をつけられない性格がいいのかなと思います(笑)。自分が心落ち着ける空間や環境を選ぶことも大事ですね。今回のベトナムは自分に合っていたのかなと思います。
──毎日自分らしくいるために心がけていることはありますか?
食べることが好きなので、毎食妥協はしません(笑)。ベトナムでもたくさん食べました!「写真集の撮影でそんなに食べる人はなかなかいない!」ってスタッフの皆さんに笑われました(笑)。
──二作とも衣装がすごくかわいいですが、ご自身が衣装でこだわったところは?
たくさんの衣装の中から、自由に好きなものを選びました。メンバーカラーの黄色はファンの方のために着たかったですし、逆に普段着ない色にも挑戦しました。ベトナムのカラフルな街並みに合わせた色選びも意識して選んでいます!
普段選ばないエレガントなワンピースや少し露出のある衣装など、同性の方たちにも可愛いと思ってもらえるようなものを選んでみました!
──10代から芸能活動をされてる玉井さん、これの表情は昔と変わらないなあ!と思うカットはありましたか?
もともと髪が長かった頃もあったのですが、自分の中では髪をバッサリ切ったタイミングが人生のターニングポイントの一つだと思っています。『しおどき』の役柄でロングヘアにしている役があるんですが、意外と当時の自分とあまり変わっていないなと感じて。あの頃のあどけなさみたいなものが、まだ自分の中に残っているんだなと驚きました。
それから、『たまゆら』でご飯を目の前にした写真も、変わっていないなと思います(笑)。
──逆に今この年齢だからこそ撮れたなと思うカットは?
『しおどき』が3つのストーリー仕立てになっているんですが、どのストーリーも今の自分の年齢に近い女性のお話になっています。それぞれの役柄の設定も、今の自分だからこそ演じることのできる内容だと思いました。
最初の女性の物語は、交際中の彼にプロポーズされると思った矢先、破局してしまうところから始まります。もう少し若かったら、そこまで説得力がなかったかもしれません。今の年齢だからこそ、リアリティや説得力を出せるのだと思います。
『たまゆら』では、水着だったり、肌見せのカットも多かったんですが、ヘルシーに見えるラインを探しながら、ちょっと大人の魅力も伝わるものが撮影できるといいなって。
──このカットは新しいファンを取り込めるのでは?!ってカットはありますか?
ええ〜〜〜(ありすぎて悩んで)、じゃあこの夕日のカットで!(笑)
鎖骨がきれいに見えるので、気に入っています!
──最後に読者に一言お願いします!
普段から応援してくださっているファンの方にはもちろん楽しんでいただける内容だと思いますし、ももクロでのイメージしか知らないという方も、この写真集を見ていただくことで新たな発見があると思います。ぜひ、二作を合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。
玉井詩織(たまい・しおり)
1995年6月4日生まれ。神奈川県出身。08年5月、ももいろクローバーの結成。愛称は「しおりん」、キャッチフレーズは「ももクロの若大将」。メンバーカラーはイエロー。’25年には芸能活動20周年を迎え、音楽・舞台・バラエティなど幅広く活躍中。
玉井詩織 1st写真集『たまゆら』
撮影:遠藤優貴
発売日:2025年8月27日(水)
価格:3,300円(本体3,000円+税)
www.stardustpictures.co.jp/book/2025/tamaishiori_tamayura.html
玉井詩織 ストーリー写真集『しおどき』
撮影/執筆:撮影:濱田英明 執筆:生方美久
発売日:2025年8月27日(水)
価格:3,300円(本体3,000円+税)
www.stardustpictures.co.jp/book/2025/tamaishiori_shiodoki.html
公式Instagram:@shioritamai_photobook
<衣装クレジット>
アディクシーのワンピース4万9500円(THÉ PR)、オールセインツのブーツ6万2700円、LOHMEのピアス3万4100円、ブレスレット1万4850円、CESOIのリング2万7500円(すべてオールセインツ ジャパン)
スタイリスト/内田理菜 ヘアメイク/竹内春華