2020.08.03
話題の芸人・ティモンディ、前田裕太&高岸宏行は私生活も裏切らない面白さ!
高校野球の名門校・済美高校野球部出身の芸人として知られるティモンディ。ボケ担当・高岸の “やればできる︎”のパワーフレーズと、それに冷静に対処する前田のツッコミに腹筋崩壊した人も多いはず。絶賛ブレイク中のふたりを直撃し、ハートウォーミングなトークに癒されてきました!
「150㎞を投げる芸人」高岸は普段の移動もトレーニング……!?
——高岸さんは我々の期待を裏切らず、仕事用のカバンの中にも、トレーニンググッズを入れてらっしゃいましたが。
高岸宏行(以下高岸)「サンドボールは肩を鍛える必需品ですし、タオルがあればシャドーピッチングができます。グローブは、いつ、どこで、誰からキャッチボールに誘われても対応できるようにしていますね♪」
前田裕太(以下前田)「お仕事で一緒になった芸能人の方から“キャッチボールやろうよ!”ってお誘いいただくこともけっこうあるんです。空き時間にもよく練習してますよ」
――ストイックですねぇ。
高岸「僕、お仕事のときは自転車移動なんです」
――ええー! 最近超暑いですけど、それでも?
高岸「自転車に乗るのは、トレーニングにもなりますし、街の景色を楽しみたいという理由もあります。なので日差しが強い時期はサングラスが欠かせないアイテムですね!」
――どのくらいの距離まで漕げますか?
高岸「一番長い時間漕ぐのは羽田空港までですね。ですが、4時間かからないくらいですよ」
――よ、4時間? ふつうの人ならそれだけで1日が終わっちゃいそう! まさか前田さんも…?
前田「僕は当たり前に電車移動です(笑)。高岸には、朝が早いときとか、雨が降ったときは電車を使ってねってお願いしてるんですけどね……」
いつもクールな前田が愛してやまないサンリオキャラとは?
――前田さんはカバンの中に「バッドばつ丸」のお財布がありました!
前田「ばつ丸くんって、いたずらっこな一面がかわいかったり、親や友達の設定が細かいところが魅力なんです。あまり知られていないですが、じつはアメリカではとても人気なんですよ。それなのに、なかなかスポットライトが当たらない……。僕は子どもの頃からずっと好きなので思い入れが強くて、何て言うか野球の弱小校を応援してる気持ちなんですよ!」
――その想い、サンリオピューロランドにいるばつ丸くんに届けー!
前田「サンリオが毎年行っているキャラクター大賞でも、もちろんばつ丸くんに投票しているんですが、今年は14位でした。なんとかばつ丸くんをトップ10に押し上げたいんです。来年こそは……!」
ティモンディの衝撃の私服事情は?
――今日は私服で登場していただきましたが、おふたりとも色がフレッシュですね。
高岸「ビタミンカラーのオレンジは周りの人を元気にできるって聞いたので、いつも全身オレンジです! 今日のTシャツはGU、短パンのブランドは不明で、靴下はガッツマンです!」
前田「ガッツマンって何? 初めて聞く(笑)」
——ググッてみたら、自衛隊仕様のソックスだという情報が出てきました。さすがアスリート! 高岸さんがファッションにおいて大切にされていることは?
高岸「”今すぐ走り出せるかどうか”です!」
——この質問、いろんな方にしてきましたが、そのような答えは高岸さんが初めてです(笑)。
前田「基本的にスポーツウェアしか持ってないよね。あとは舞台衣装くらい」
高岸「はい。可動域がマックスで動かせる服がいいです」
前田「ただ、足がデカいからシューズ選びにはいつも苦労してるよね?」
高岸「小6のときから足が30㎝あるので、靴はデザインと料金を見る前にサイズを見ています」
――小6……!?すでに超人の片鱗が表れてますね!?
高岸「身長は165cmでした。体に比べて足がすごく大きいので、シルエットがキッズアニメのキャラみたいでしたねっ!」
——前田さんは、シャツできれいめにまとめていらっしゃいますが、ふだんはどんなスタイルが多いんですか?
前田「買い物は高円寺や下北沢に行くことが多いです。今日は無地ですけど、柄ものも好き。体ががっちりしている分、ふつうのサイズ感で買うとムチムチになっちゃうので、なるべくビッグシルエットを選ぶようにしています」
——今っぽいリラクシー系のシルエットもお似合いですが、せっかくの肉体美をアピールしたファッションの前田さんも、いつか見てみたいです!
印象深すぎる済美高校野球部時代
——名門・済美高校野球部の出身ということもたびたび話題になりますが、高校時代のふたりのエピソードをもっと聞かせてもらいたいです。野球漬けの日々だったと思いますが、寮生活はどうでしたか?
高岸「食堂で、塩コショウや醤油などの調味料を使って、ふたりでチェスをしていました!!」
前田「チェスのルールなんて全然知らないんですよ(笑)? ただただ雰囲気で。小瓶をテーブルの上で動かしながら“そういう手できたか!”みたいなことをやってました(笑)」
——なんかすごい青春ぽいですね! ……さて、最後に、スポーツを頑張っている少年少女へアドバイスをお願いします。
前田「部活で覚えた“努力をする方法”って、自分が新しいことに興味を持ったときに活きてきますよ。たとえ試合に出れない控えの選手だったとしても、一生懸命やることで今後の人生に役立つ場面が必ず出てくるはず。なので、部活で輝けないことがすべてじゃないんです。そこで覚えた、試行錯誤する力を育みましょう。そうすればきっとなにかを成し遂げれる、成功できる。頑張って欲しいです」
高岸「勝ち負けにとらわれがちな年齢だと思うけど、まずは挑戦すること! それで成長は約束されています。1秒1秒、 ベストを尽くしましょう。やればできる☆︎」
——ティモンディとしては、今後何に挑戦したいですか?
前田「僕は高岸にオリンピックに出て欲しいな!」
——夢は大きく!ですね。
高岸「僕はどんなときでもみなさんを前向きにさせることが夢であり目標ですね。みんなの夢の達成が僕の夢です! そのためなら何でもやります♪」
■プロフィール
ティモンディ/ツッコミの前田裕太とボケの高岸宏行によるお笑いコンビ。高岸の独特な口調と前田の落ち着きあるテンションが、今までにないお笑いのスタイルを築いている。高校野球芸人としても話題で、YouTube公式チャンネル『ティモンディベースボールTV』も好評配信中。前田はWeb版雑誌『ar(アール)』にてコラム連載中。高岸はTBS『アイ・アム・冒険少年』レギュラー出演中。
高岸Twitter/@timon_chan_
前田Twitter/@TimonD_Maeda
文/渡辺 愛 撮影/田中利幸