INTERVIEW- インタビュー -

2018.08.22

ファッション＆3rdシングル「理解者」インタビュー【22/7（ナナブンノニジュウニ）】私服の好みはみんな……バラバラ？

あの秋元康総合プロデュース、ソニー・ミュージックとアニプレックスが組んだ新感覚の声優アイドルプロジェクト、22/7（ナナブンノニジュウニ）。今もっとも注目を集めるアイドルのお気に入りのファッションから好きな男の子のファッション、そしてニューシングル「理解者」について話を聞いた。

写真左から白沢かなえ、宮瀬玲奈、花川芽衣

■注目アイドルはどんなファッションに夢中？

――みなさん、プライベートではどんなファッションが好きですか？

白沢かなえ（以下白沢）「大人可愛いスタイルが好きです。シンプルをベースに、形とかデザインが可愛いものをアクセントに足すようなイメージでいつも着こなしを考えますね」
花川芽衣（以下花川）「私はふんわりした雰囲気が好きで、チュールとかレースが使われている服をよく着ています。色は白かピンクが多いです」
宮瀬玲奈（以下宮瀬）「モノトーンのお洋服が好きですね。黒や白ばかり選んじゃいます。だけどちょっとクールになりすぎちゃうので透け感があるものやフリルをあしらったものをどこかに入れて女のコらしさが出るように意識してます。グループ内でも微妙に好みのテイストがバラバラだったりするんですよ」


――男の子にはどんなファッションを着て欲しいですか？

白沢「さりげなく個性を主張している人っておしゃれだと思います。例えば、シンプルにモノトーンで合わせているけどカラフルな靴下を差し色にするとか。そういうちょっとしたポイントにその人のこだわりが垣間見えた時に素敵だなって思いますね」
花川「私は黒を上手に着こなしている人はすごいなって思っちゃいますね。でも、男の子にはトレンドにとらわれずに自分の好きな服を着て欲しい。それが一番かっこいいと思います」
宮瀬「流行なども大事だと思うのですが無理せずその人に似合ってるかどうかが一番大事かな。テイスト的にはかっちりした格好よりはラフでシンプルな感じほうが好きですね」

 

 

■待望の3rdシングルがいよいよベールを脱ぐ！

――シングル「理解者」が発売しました！　初めて曲を受け取ったときの印象を聞かせてください！

花川「最初に聞いたとき、胸に訴えかけてくるようなメッセージ性の強い曲だと思いました」
白沢「“かっこいい曲が来た！”ってテンションが上がりました！　私はもともとアイドルが歌うかっこいい曲が大好きだったので、うれしかったですね」
宮瀬「私も『かっこいい！』って思いました！　その中にサビのリズムとかノリがいい要素もたくさんあって、初めて聴いたあともすごく頭に残りました」

――今作はポエトリーリーディングに初挑戦していますよね。パートを担当した花川さんはいかがでした？

花川「ソロでポエトリーリーディングを歌うのは、初めての経験でドキドキしましたね。感情を込めながらもハキハキと聞き取りやすいように発声しないといけないので、すごく難しかったです。歌詞の内容も含めて曲の世界観を形作るのにすごく大事なものだなって思いましたし、しっかり表現できるようにとにかく必死でがんばりました」

――白沢さんと宮瀬さんはポエトリーリーディングのパートを聴いてどう思いましたか？

宮瀬「楽曲の世界を表現するのに一つのアクセントになっているなと思いました。もともとポエトリーリーディングが入っている曲が好きだったので、私たちの楽曲にも入れてくださってうれしかったです」
白沢「レコーディング後に初めて聴いたときに、めいめい （花川）の歌っているところをみんなで“ここ好き！”って言ってたんです！」
花川「えー！　うれしい！」
白沢「めいめいの可愛い声に乗せた力強くて芯のある言葉が初めて耳に入ったときに心にグサッと来る感じがあったんですよね。この楽曲の中でもお気に入りのポイントの一つです」

――みなさんのお気に入りのフレーズや聴きどころをそれぞれ教えてください！

宮瀬「私は＜誰が僕の理解者だ？＞っていうところがすごく心に刺さりました。歌の世界の中でずっと問いかけている自分の心の中が出てくるような歌詞だと思うんです。このパートを担当しているんですが、心の叫びじゃないんですけど、気持ちを出すことを意識して歌いました。全体を通して聴いてもジーンとくるところだと思います」
花川「一番のAメロの＜誰かが近くにいるだけで＞から＜愛に疲れてくる＞っていうところが好きです。私自身、人見知りなところがあるので、この楽曲の中の僕に対して「わかるな」って思ったのがこの部分ですね」
白沢「私は一番最後のサビの＜背中向けたのが唯一の理解者＞ってところがお気に入りです。普通に考えると理解者って向き合ってくれると思うじゃないですか。でもあえて背中向いているのが理解者っていうのが考えさせられましたね」

――やっぱりみなさんそれぞれに共感する部分があるんですね。
全員「うんうん……」（三人とも深くうなずく）

 

 

■シングル『理解者』によって22/7の“新しい”一面が垣間見える――最後に「理解者」はグループにとってどんな楽曲になると思いますか？

宮瀬「曲もダンスも難易度が上がっているなって、この『理解者』で感じることができました。特にダンスはすごくハードで本当にできるのかなってくらい難しかったですし、歌は表題曲で初めて８人全員にソロパートがあります。一段一段ですが、この楽曲を通して成長した私たちをぜひ見てほしいです」
白沢「メッセージ性が強い曲なので私たちもパフォーマンスする側として、ちゃんとみんなに伝えなきゃいけないっていう思いが強いです。そういう気持ちの部分でもパフォーマンスの部分でも成長していることが実感できた曲になったと思います。新しい挑戦というか、これまでとは違う一面を見ることができると思うので、ぜひこの『理解者』を聴いて実際に感じて欲しいと思います」
花川「楽曲の世界観を歌うことで伝えたり、パフォーマンスを通して表現するということでは、今の私たちにとってこの『理解者』は大きな挑戦だったと思います。このシングルからさらにいろんなことをチャレンジしていきたいと思っているので、そういう部分を考えても大きな楽曲になっていくのかなって思いますね」

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「理解者」
（single）ソニー・ミュージックレーベルズ
発売中