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INTERVIEW- インタビュー -

2019.01.15

横浜流星、今の息抜き方法は「ラーメン食べて銭湯に行く」!

1月15日スタートの火曜ドラマ「はじめて恋をした日に読む話」でのド派手なピンク髪で話題沸騰中の俳優、横浜流星。1月25日(金)公開の映画『愛唄 ―約束のナクヒト―』では主演を務めるなど、2019年も勢いの止まらない彼にオフの過ごし方や主演映画について話を聞いた。

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■オフの日はとことんリラックスします

――ドラマに映画に大忙しですね。息抜きはどんなふうにしていますか?
「そうですね、家でDVDを観たり……あとはスーパー銭湯が好きでよく行きます! 広いお風呂にのんびり浸かるのがたまらないですね」

――最近ハマっていることはありますか?
「最近というか、ずっと前からなんですが……“蒙古タンメン中本”が大好きです。しょっちゅう行きたくなってしまいます。ただ、味は大好きなんですが、辛い物を食べるとお腹が痛くなってしまうので……最近は仕事前や前日の蒙古タンメン禁止令がマネージャーさんから出ています(笑)」

■主演映画『愛唄 ―約束のナクヒト―』について

――主演に抜擢された、率直なお気持ちを教えてください。
「主演をさせていただくというのは役者としてうれしいことですけど、その分責任感をしっかり持たないといけないなっていうのもあって。クランクインまでは気負っている部分がありましたね。でも凪(清原果耶)と龍也(飯島寛騎)が役として隣にいてくれたので、僕もトオルとして演じていくことができました。2人には感謝の気持ちでいっぱいです」

――難しい役どころだったと思うんですが、役作りは苦労されましたか?
「トオルは23歳まで恋をしてこなかった男の子。それくらい素朴というかピュアな青年でそこにびっくりはしたんですけど、そこを不自然にならないように観てくださる方には感情移入してもらいたいので、“トオルはこうだから”みたいなところは気にせずに、自分が思い描いているような“どこにでもいる人”を思い描きながらやっていきました」

――余命宣告をされる、という役柄を演じる上で心がけたことは?
「余命3カ月、と重いテーマではあるんですけど、作品全体としてはポジティブなものにしたいと監督がおっしゃっていたので、すごく難しかったです。具体的な病名は劇中には出てこないんですが、裏設定としてトオルはこういう病気だと教えてもらって、自分なりに病気のことを調べたりはしましたね。痩せた方がいいのかなって思って食事をあまり摂らないようにしてみたり。だからこそ食べるご飯が美味しかったりとか、些細なことで幸せを感じることができたし、そういうところをトオルの経験として落とし込んでいった感じですかね」

――印象に残っているシーンは?
「やはりラストシーンは印象に残っています。撮影自体も最後のほうに撮ったシーンだったので、トオルとして過ごした思い出が蘇ってきて。トオルとしても僕としてもいろんな思いが溢れてくる印象的なシーンです」

■同年代で作られた温かい現場

――共演した清原果耶さん、飯島寛騎さんの印象を教えてください。
「果耶ちゃんは16歳なんですけど年下を感じさせないくらいの落ち着きぶりで、たまに心配になることがあるんですけど、ふと年相応の少女らしさが出るときもあって。そういう姿を見るとホッとします(笑)。色んな表情を兼ね備えている人で、だからお芝居を一緒にしていてもすごく刺激をもらいました。飯島くんはいい意味で遠慮のない男なので、まさに演じた龍也そのものだなと。初日からグイグイ入り込んできました(笑)。本人はカッコをつけているのかな? というところでもまわりにいじられるキャラで、それがすごくかわいくて。龍也のダサさみたいなところにもハマっているなって思いました。でもすごく根は真面目で素直で吸収力が早くて、尊敬する部分がたくさんあります。2人とも共通してすごく素直でいい人で、自分の心が洗われるような感じがします」

――飯島さんが“横浜さんは俺のことが大好きなんだ”と言っていましたよ。
「そうなんですよ、何かそういうこと言ってくるんですよ(笑)。現場でも飯島くんのことを果耶ちゃんとイジったりしていて、彼の反応がおもしろいんです(笑)。ほうっておくとスネちゃうので、2人でたくさんツッコんでいましたね。彼とは同い年なんですが、これまで同い年の方と共演するって意外と少なくて。今回一緒にできて本当にうれしかったです」

――最後に、読者にメッセージを!
「この作品を通して、大切な人たちに大切な思いを伝えよう、と僕は感じました。なので観ていただいた方にとっても、そういうものを伝えられるようなキッカケになればうれしいなと思います!」
1月25日(金)全国公開
『愛唄 ー約束のナクヒトー』
 

 
©2018「愛唄」製作委員会

STORY
平凡な毎日、他人を夢中になるほど好きになったこともなく、ただ過ぎていく日々の中、大人になってしまったトオル(横浜流星)。そんなある日、自分の人生のタイムリミットを突然告げられる。失意の中、元バンドマンの旧友・龍也(飯島寛騎)との再会と、偶然見つけた“詩”との出逢いによって彼は、生きる勇気をもらい、恋というものに生涯をかけて全力で駆けてみたくなった―。トオルを変えた詩。そしてその先にようやくめぐり逢えた運命の少女・凪(清原果耶)。しかし、詩を綴ることをやめたその少女には誰も知らないある秘密があった……。終わらない命など存在しない中で、今を夢中で生きるとは。刹那に輝くその運命が、名曲誕生の奇跡を起こす。

STAFF/CAST
監督/川村泰祐
脚本/GreeeeNと清水匡
出演/横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、中村ゆり、野間口徹/成海璃子、中山美穂(特別出演)、清水葉月、二階堂智、渡部秀、西銘 駿、奥野瑛太、富田靖子、財前直見
配給/東映
HP/aiuta-movie.jp

INFORMATION

プロフィール/1996年9月16日生まれ。神奈川県出身。主演映画『愛唄―約束のナクヒトー』が1月25日(金)に公開。また映画『LDK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』、主演映画『チア男子!!』が公開待機中。
1月15日(火)スタートの火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系毎週火曜22:00~)にも出演!

文/笹谷淳介 撮影/田中利幸 スタイリング/伊藤省吾(sitor) ヘア&メイク/永瀬多壱(VANITES)

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