2018.07.15
映画『虹色デイズ』インタビュー横浜流星が演じたいつもニコニコ、クラスの人気者役は自分と「似てるかも」
仲良し4人組男子の恋と友情を描いた映画『虹色デイズ』から、人当たりが良くて女子にもモテる、でもじつはドSな“恵ちゃん”を演じる横浜流星にインタビュー。撮影現場の雰囲気や、自身の高校時代について語ってもらった。
■自分の高校時代と重なる“恵ちゃん”という役
――劇中、会話の掛け合いやシーンの転換など、テンポのよさが際立っていました。何でもない日常の会話のシーンなどは、まさに“男子高校生”ならではという感じですね。
「そうですね。撮影に入る前にリハーサルの期間があったので、そこでセリフ回しやテンポ感などは監督・キャスト陣とある程度すり合わせはできたのかなと。メイン4人組の空気感もリハーサル期間中にできていきましたね。(高杉)真宙とはリアルに高校の同級生で、(中川)大志とは何度も共演したことがあった、っていうのもあります。 (佐野)玲於くんは初めての共演だったんですけど、全然そんな感じがしなくて。すごく自然でいられる4人だなと思いますね」
――恵ちゃんと自身の共通点などはありますか?
「明るくてニコニコしている、というのはけっこう似てるな~と思いますね。僕も高校時代、かなり明るい方というか……授業中に友達とバカやったりして、わりといつも先生に怒られているタイプでした(笑)」
――恵ちゃんはブレザーの下にカラフルなパーカを着たり、制服をアレンジしていますが、横浜さんご自身は制服の着こなし方にこだわりはありましたか?
「恵ちゃんみたいな着こなし方はあまりしていなかったですね……基本はきっちり、着崩さずに着ていたと思います。でもパンツは絶対ハイウエストではく! というこだわりはありました(笑)。腰パンが流行っていたりしたんですけど、だらしなく見えちゃうし、自分にはハイウエストではいてベルトをする、というのがしっくりきたんですよね。なので今でも、私服はスラックスにタックインしたり……という着方をよくしています!」
――『虹色デイズ』の見所を教えてください。
「全体を通して流れる“青春”の空気感を感じてもらえたら、と思います。制服のままプールに飛び込むシーンもそうですけど、17歳の高校生しかできないこと、ワチャワチャ感みたいなものが詰まっている作品。今実際に青春時代を過ごしている方にはリアルな感覚として共感してもらえたらうれしいですし、大人の方もそれぞれの青春時代を重ねて、キラキラした感覚を懐かしんでもらえるんじゃないかなと思っています!」
『虹色デイズ』
全国公開中!
©2018「虹色デイズ」製作委員会©水野美波/集英社
STORY
なっちゃん(佐野玲於)&まっつん(中川大志)&つよぽん(高杉真宙)&恵ちゃん(横浜流星)は、性格も趣味もちがうけど、いつも一緒な仲良し高校2年生。学校でも放課後でも、みんなで楽しい毎日を過ごしていた。ある日、恋に奥手のなっちゃんが同級生の杏奈に片想い!連絡先も交換できないなっちゃんを冷やかしながらも応援する仲間たち。そんな彼らにも変化があらわれ…。まっつんは杏奈の親友で男嫌いのまりに惹かれ始め、つよぽんは恋人のゆきりんと離れての進学に思い悩む。そして、みんなに刺激された恵ちゃんのハートにも火がついて...?!悩みながらもお互いを励まし、本当に大切なものを見つけようと奮闘する4人。春夏秋冬が過ぎ、3年になった彼らにも、卒業という終わりの時間が近づいてくる。そして迎える最後の文化祭…
CAST/STAFF
監督/飯塚健(2018年・日本・109分) 脚本/根津理香、飯塚健 音楽/海田庄吾
原作/水野美波「虹色デイズ」(集英社マーガレットコミックス) 配給/松竹
出演/佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、坂東希、山田裕貴、滝藤賢一
プロフィール/1996年9月16日生まれ。神奈川県出身。映画『虹色デイズ』が公開中のほか、来年には主演映画『愛唄』の公開も控える。またアーティストデビュー曲「今日もいい天気 feat. Rover(ベリーグッドマン)」が好評配信中。
公式インスタグラム@ryuseiyokohama_official
公式ブログhttps://ameblo.jp/ryusei-yokohama/
撮影/榎本洋輔 スタイリング/伊藤省吾(sitor) ヘア&メイク/永瀬多壱(VANITES)