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2022.02.10

先輩→今春一人暮らしを始める君へ。新生活準備にあるあるな「失敗」を回避する方法

夢や希望を持ってこれから新生活準備を始める君へ、どうしても伝えたいことがある――。ここに、その憧れが仇となり、はじめての一人暮らしで失敗した先輩たちがいる。“おしゃれな部屋”を作る上で陥りがちなミスとその回避方法を、彼らの切ないエピソードから学ばせていただこう！

ライフスタイル #インテリア #一人暮らし #新社会人

失敗談その１
家具店と家電量販店を行ったり来たり×４

内定が決まり、一人暮らしをする部屋も決まったことですべてが一安心。あとは引っ越しだけだし～と余裕をぶっこいて最後の長い春休みを全力で謳歌していました。部屋作りを開始したのは仕事がスタートする一週間前。そのくせ、せっかくなら家具もインテリアもこだわりたい、だけど安く抑えたいなんて、都合のいい欲が出てしまいました。おかげで僕は4日間ず――――――っと家具店からインテリアショップ、家電量販店をぐるぐる走り回るはめになったんです。とにかく時間がかかった……、そして疲れた……。でも結局、部屋作りは間に合わず、働き出してからも多忙により5月の連休まで完成しませんでしたね。あとで気づいたことなのですが、ニトリに行けば家具も家電もそろうし楽だったんじゃね？と。今となっては完全にニトリユーザー！　困ったときは近所のニトリへ（笑）。こんな僕が言うのもなんですが、一人暮らしって計画性を持たないとダメですよ（笑）。

大手旅行代理店勤務　26歳

失敗談その２
カーテンのサイズ展開には気をつけろ！

僕が借りたワンルームは角部屋だったので小窓がありました。窓がむき出しだとさすがに寒いか～と思い、なんとなくでサイズを測り、カーテンを買いに行きました。その日は気に入ったドレープカーテンが見つからなかったので、とりあえずレースカーテンだけを購入。後日、そういえばドレープカーテンを買っていなかったことを思い出し、レースカーテンと同じサイズのドレープカーテンを購入……したつもりでした。しかし実際はというと、レースカーテンは小窓のサイズより大幅に長く、逆にドレープカーテンは極端に短いという、ヘンテコ状態に（涙）。これはもう完全に僕のミス。測り方をミスりました。はじめてカーテンというものを買ったので、既製品に細かいサイズ展開があるなんて知りませんでした。アドバイスをするなら、当たり前ですが“雰囲気”で買うのは絶対にアウト。新生活では多くの人がカーテンの準備を後回しにすると思うんです。しかし、たかがカーテンと侮るな！　カーテンの失敗の代償はデカいぞ！

人材系ITベンチャー勤務　27歳

カーテンのサイズの測り方

イラストのように【腰窓】の場合は、長さ(丈)は窓枠下15～20cmプラス。【掃き出し窓】(室内から外につながる窓)の場合、横幅(巾)は【腰窓】と同様の測り方。長さ(丈)は固定ランナーの下から床までを測り、1cmほどマイナスにするのがおすすめ。最終の仕上がりは、レースカーテンがドレープカーテンの長さより2cmほど短くするとバランスがいい

失敗談その３
友達の部屋におしゃれで負けた

僕はもともとファッションが好きなこともあって、どちらかというとおしゃれなほう、という自負がありました。部屋作りも基本はセンスだと思うし、得意なほうかなと。目標は友達や女のコから「あいつの部屋シャレてるぜ～」と言われること。イケてる家具とインテリアを買って準備は整った！……はずだったのですが、実際にレイアウトしてみるとなんだか違和感。全部お気に入りのアイテムなのに、全部違うお店で買ったことで色みやテイストが微妙にそろっていなくて、おしゃれなんだかそうじゃないんだか中途半端な感じになりました。その後、同じタイミングで一人暮らしを始めた男友達の家に遊びに行ってこれまた愕然。そいつの部屋がビンテージっぽい木調の家具でまとまっていて超絶イケていたのです。嗚呼、正解はこれだったのかぁ～と後悔。ちなみに友達は、ニトリで全部そろえたらしいです。

繊維系専門商社勤務　23歳

失敗談その４
身の丈に合わない家具選びで破産寸前

社会人になったら絶対に都心で一人暮らしをする！　それが僕の夢でした。実家にいるときからインテリアショップや雑貨店のSNSをくまなくチェックし、欲しいものリストを作って計画を立てていました。引っ越すだけでもお金がかかるので、両親に迷惑はかけられないと思い、部屋作りにかかる費用は全部自分持ち。就活が終わってからはバイトも増やし、その大半を貯金。全額家具とインテリアに投資だぁぁ！と息巻いてはいたんですけど、大型家具を買うだけでも精一杯。ドラマのような素敵なワンルーム生活……とはいきませんでした。新社会人の皆さん、一人暮らしの準備はお金がかかるんですよ。まずは自分の身の丈に合った部屋作りから始めるのが僕からの助言。ちなみに、初任給が出るまで質素な食事をしていたことは両親には内緒です。

大手信用金庫勤務　25歳

失敗談その５
家具を自分で組み立てるには限界がある

人生はじめての一人暮らしの準備は、北欧家具店に行きました。両親は組み立てを自分でやるのは大変じゃないの？と最後まで心配していたんですけど、とある女性YouTuberも1人でやっているし、大丈夫だろうとかなりの量の家具を購入。車で新居まで運んでもらい、ワンルームが足の踏み場もないほど段ボールだらけになりました。翌朝から組み立てを開始したのですが、初っ端から説明書が解読できず（笑）、パーツも重たいし、そもそも六角レンチって何!?状態で、全然進まない（笑）。その日はベッドとサイドテーブルの組み立てだけで力尽きました。しかもそのサイドテーブルは翌週脚が折れてしまったのです（涙）。同じモノを買いなおすのも悔しいし、送料もかかるので、徒歩圏内のニトリに行きました。お店で気づいたのですが、ニトリって発送も組み立てもやってくれるんですね……。どうりで両親がずっとニトリにしたら？と言っていたわけです。

化粧品メーカー勤務　24歳

失敗談その６
計画性の無さが生んだ悲劇

僕が選んだワンルームは、ベッド、ローテーブル、チェスト、ハンガーラックを置くだけですでにギュウギュウなんです。でもソファだけは譲れない！　実家の部屋に無かったし、一人暮らしをしたら絶対置くと決めていたから（笑）。先輩からは「社会人になったらデスクはあったほうがいいよ」とアドバイスを貰っていたんですが、地べた座りしてローテーブルで作業すればいいかな～と軽く考えていて……それがダメでした。コロナ禍でリモートワークが思ったより多く、この体勢じゃ全然仕事に集中できない！　結局デスクを買い足したのはいいのですが、今度は配置に困りました。優先順位を考えると、今の僕の部屋で不要なものは間違いなくソファです。ソファを実家に送ってデスクを置くことに（泣）。おかげで在宅勤務は快適になりましたが、相変わらず部屋はギュウギュウ（笑）。僕の失敗は、助言どおり最初からデスクを用意しなかったことと、カスタムしやすい家具を選ばなかったことですね。

百貨店勤務（アパレルスタッフ)　23歳

先輩たちの体験談に学ぶことは多い。でも、「失敗」を回避するだけじゃ物足りない！　充実した新生活を迎えるために、理想どおりの部屋を作る秘訣もチェックしてみよう！