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2022.07.22

僕らの最大の敵ニキビについて考える。～4時間目～ニキビ肌にオススメの化粧水＆乳液

僕らを悩ませる＂ニキビ肌＂の改善を目指す本連載。今回はキレイな肌を目指すうえで必要不可欠な化粧水＆乳液の選び方を専門家に聞いた。教えてもらった２つのポイントに当てはまるアイテムだけピックアップしたので、ぜひ使ってみてほしい。

ビューティ

【目次】
・化粧水＆乳液選びのポイント
 ・オススメの化粧水＆乳液を紹介

教えてくれたのは……

銀座アイグラッドクリニック
乾雅人院長

2010年、東京大学医学部卒。同大学で初期臨床研修、外科専門研修を経て、大学院では外科学（肺移植領域）を専攻。薬液による細胞の活性化に着目し、2020年に銀座アイグラッドクリニック（公式HP:https://ginza-iglad.com/）を開業、翌年に医療法人化。美容皮膚科クリニック経営の傍ら、薬液の研究・開発に注力している。同時に、大学病院や保険会社、製薬会社、システム会社、データ解析会社などの医療コンサルティングも行っている。
一貫して、医療の本質を追い求め、自身が運営するYoutube（https://www.youtube.com/channel/UC9i_7Uuf7cdNdtAFdZ6lZdQ）では、『医療・医学・医者の常識を揺さぶる』をコンセプトに情報発信をしている。

～化粧水＆乳液選びのポイント～

①アルコールフリーなどの低刺激処方も大事

「化粧品の中にはアルコールが含まれるものも多くみられます。アルコールには、過剰な皮脂を抑えるなどの良い面もありますが、乾燥などで肌のバリア機能が低下していると、アルコールが刺激となり肌が荒れてしまう場合も。よってニキビ肌にはアルコールフリー、そのほか低刺激性の製品で肌を守りながら乾燥を防ぎ、ケアをしていくことが大切だと考えます。ノンコメドジェニックテスト済みと低刺激処方を併せ持つ化粧水、乳液を選ぶのがベターです」

②ノンコメドジェニックテスト済み（※）がグッド

「ノンコメドジェニックは、コメド(ニキビのはじまりである毛穴が詰まった状態)を作らないということです。なので、ノンコメドジェニックテスト済みの化粧品は、毛穴の詰まりが起きにくい成分を使用しており、ニキビのもとになりにくいと確認されたものを指します。保湿は重要ですが、化粧水などでコメドを作ってしまっては本末転倒になるので、ノンコメドジェニックテスト済みの化粧水と乳液を選択肢に加えましょう」

※すべての人にニキビのもとができないわけではありません。