2018.04.23
イラストで学ぶ! 明日からできる定番&旬なメンズ着まわしテクニック
授業にサークル、デートに飲み会……。とにかく多忙で出費も多い男子大学生。ワンシーズンにそう何着も服を買えないから、限られたアイテムを賢く着まわしたい。そこで明日から実践できる基本の着まわしテクを、わかりやすく紹介!
明日着る服がないなら、週3使えるヘビロテ服
同じ服でも着こなし方を変えれば見た目の印象は変えられる。着方のバリエーションを覚えてコーデのマンネリ化を打破しよう!
《ヘビロテ服1:チェックシャツ》
ベーシックな色みの上品チェックが使いやすい。今ならやや大きめサイズを選んでおくと、前を開けてアウター使いできるので便利!
●月曜日は、インナーで使う
まずはシンプルに、前開きのアウターの下からチラ見せ。柄の分量が少ないので、コーデの脇役として他のアイテムをうまく引き立ててくれる。武骨アウター、MA-1の男クサさも中和できる。
●水曜日は、はおりものとして使う
大きめのシャツはコーデの仕上にバサッとはおるだけでサマになる。バランスがとりやすいのは細身パンツ。上ゆる下細のシルエットで、シンプルな組み合わせも今っぽく見せられる。
●金曜日は、1枚で主役使いする!
ボタンを閉めて1枚で着れば、それだけでシャツがコーデの主役になる。他のアイテムを黒無地で統一して、柄の存在感を引き立たせよう。
⇒タックインで変化づけも可!
より今っぽく見せるならパンツにタックインもアリ。ゆるくインしてガチャベルトを垂らせば、男っぽいアクセントになる。
《ヘビロテ服2:ゆるスウェット》
季節問わず活躍してくれるお助けアイテム。今なら肩が落ちて身幅の広い、ゆったりしたものがオススメ。重ね着のしやすさで選ぼう。
●月曜日は、インナーで使う
スウェットがゆるめサイズでも、今っぽいゆるコートの下なら、もたつかずにカットソー感覚で取り入れられる。太パン・細パンどちらにも合うのでコートを脱いでもサマになる。
●水曜日は、首元レイヤードで変化づけ
シンプルなデザインの丸首スウェットだからこそ、首元に少し変化を加えるだけで違う雰囲気に。ハイネックカットソーをかませるとルーズさが緩和され、グンと大人っぽい見た目が完成。
⇒重ねるアイテムによって違う印象に!
・ストライプシャツ
ストライプシャツの衿を少し出し、カッチリ感をプラス。優等生然とした雰囲気が加わり、知的さを醸せる。
・丸首カットソー
下も同じく丸首の白カットソーを選んだ場合。首まわりにヌケ感が出て、スウェットのゆるい印象が加速する。
●金曜日は、裾からインナーを出す
インナーの裾を出してパッと見のトップスの長さを変える、というのも印象を変えるひとつの手。こんなボーダーがわかりやすいが、無地の長丈カットソーでもその効果は十分!
長~く使えるヤツが欲しい! 夏まで着倒せる半袖服
せっかく買うんだから、ワンシーズンしか着ないなんてもったいない。そこで今買っても夏まで着続けられる、お得すぎる半袖服の着こなしを紹介!
《半袖服1:開衿シャツ》
定番の衿付きシャツよりもカジュアルなアイテム。白や黒のインナーにも映え、1枚で着てもさわやかな色みのものが万能。
⇒総柄も今っぽい
個性の出る柄シャツも全然アリ。開衿タイプなら意外と無地と同じように使えるし、より今っぽくゆる~い印象に。
●肌寒い日は、上からアウターを着る
肌寒い日はインナーとして活用。半袖なので細身のコートと合わせても腕まわりがもたつかず、スッキリした見た目をキープできる。黒コーデの差し色にも最適!
●あたたかい日は、下に長袖を重ねる
アウターが重たくなってきたら、下に長袖カットソーを着て袖のレイヤードを楽しもう。色やデザイン違いの長袖を何枚か持っておけば、日によってそれを変えるだけでOK。
⇒こんな長袖を重ねてみよう
・長丈サーマルカットソー
とにかく使い勝手がいいのがコチラ。ほどよい主張のある素材感が、半袖服と互いに引き立てあう。裾を出してもかわいい。
・袖ロゴ入りカットソー
ほんのりストリート感を出したいならオススメ。1枚できてもサマになるので、持っておくと毎日の着まわしに重宝する。
●夏は1枚で着る!
開衿シャツの真価を発揮する夏は、潔く1枚で着て暑くても涼しげなイケメンオーラをまとおう。ラフなサンダルを合わせるのも、開放感が出て好相性。
《半袖服2:ビッグT》
ドロップショルダーで長めの袖丈。チビロゴ入りもアクセントに。夏に着たくなる派手色も、差し色使いしやすいのでじつは着まわし向き。
●肌寒い日は、パーカからチラ見せ
今の季節は脇役使いが主流。夏っぽいパキッとした色みはポイントに使いやすく、パーカからほんの少し覗かせるだけでもクールな印象。ゆるサイズなので裾からも出しやすい。
●あたたかい日は、下に長袖を重ねる
開衿シャツと同様に、長袖とレイヤードするテクが使える。Tシャツが強い色な分、下はモノトーンが使いやすいが、あえて袖ロゴ入りのカットソー合わせもストリートっぽくなる。
⇒ジャストサイズだと重ね着しづらい
じつはTシャツを着まわすにはサイズ感がとても重要。下に長袖を着込むとき、ジャストサイズだとピタピタでやや不恰好。
イラスト/green K