2019.12.21
ナンガ、マーモットetc、黒の次に狙うはアースカラーダウン!
今シーズン、着用者の増えているダウンジャケット。トレンドアイテムなだけに、合わせやすい黒だとまわりと似た格好になりかねない。そこで、ちょっとした差をつけたいって人にオススメしたいのがアースカラーのダウンジャケット。個性が出せるし、かといって派手に見えすぎることもない。そこで今回、ナンガやマーモットなどの一流ブランドを厳選して紹介!
黒もいいけど、個性を出すならアースカラー!
本格的な盛り上がりを見せるダウンジャケットブーム。多くのショップ、ブランドからのリリースが相次いでいるまさにトレンドアウターのひとつ。今年の冬は、定番の黒をはじめ、ビビッドなキレのよい配色も豊作だ。ただ、初心者にとってカラーダウンは難しい。だから、どうしたってハズさない黒ダウンを最初は選びがち。たしかにその選択は間違ってはいない。でも、どうしても黒ダウンだとまわりと似たり寄ったりな印象にも……。そんな悩みを解消してくれるのが、ずばり”アースカラー”。カーキやベージュ、ブラウンに代表されるこのカラーリングなら合わせやすく、さらにまわりと差をつけられること確実!
1/マーモット(カーキ)
極限に挑むアルピニストたちを支え続けてきた米国生まれの名門アウトドアブランド。1974年に発足されたマーモットは山岳アクション映画「アイガー・サンクション」に108着ものダウンウエアを提供したことで一躍有名に。1976年には当時まだ知名度の低かった”ゴアテックス素材”をいち早く採用するなど、アウトドアシーンの先頭を走ってきた。こちらのダウンジャケットはソフトで柔らかい風合いとほどよい光沢が特徴的だ。750フィルパワーダウンに、撥水加工を施しており、水に弱いというダウンの特性を克服。フードの取り外しも可能で、さまざまなシーンで活用可能。マーモットのダウンジャケット3万8000円(デサントジャパンお客様相談室)
2/ファーストダウン(ベージュ)
1983年にアメリカで誕生。1990年代に数多くのヒップホップアーティストが袖を通したことをキッカケにアメリカ全土へ人気が広がっていく。機能性とデザイン性の高さから、アウトドアからタウンユースまでさまざまなシーンで支持されていたブランドだ。昨年復刻を果たすと、ダウントレンドの影響もあって日本のファッションシーンにもすぐさま浸透。こちらのダウンは、洗いざらいのコットンのような肌触りが特徴的だ。ダウンは660フィルパワーと十分すぎる保温性を実現。高さのある首まわりは、ジップ&ベルクロを使って防風性も高い。裏トリコットを貼ったあったかポケット、胸ポケットの止水ジップなど細部にもこだわりが詰まる。シンプルなバイカラーの配色や左胸のミニロゴなど、あくまでも使いやすいようデザインされている。ファーストダウンのダウンジャケット3万2000円(ファーストダウンジャパン)
3/ナンガ(カーキ)
国内有数のダウンメーカーであるナンガ。もともとはシュラフ(寝袋)のメーカーとして有名だったが、近年そのダウンのクオリティが素晴らしいと一躍人気ブランドの仲間入り。こちらのオーロラダウンジャケットと呼ばれる逸品は、同ブランドの代表的存在。オリジナル素材の”オーロラテックス”は雨水に強い素材で、「寝袋が欲しい」というニーズに応えるため、防水浸透性を備える。この特性を生かし、羽毛の濡れを防ぎ、高い保温性を確保することが可能に。さらに大きめの腰ポケットにはハンドウォーマーを装備。内ポケットは高い収納力が自慢で、アウトドアのみならず街使いでも多岐にわたって活躍してくれる。ダウンジャケット4万500円(ナンガ)
4/ノービット バイ ヒロシ ノザワ(ブラウン)
「フィールド、旅、チル」をテーマとして生み出される同ブランド。これは上から下にかけてキルティングのサイズ感がグラデーションしていく遊び心ある1着。大きな前立てのボリュームのあるシルエットは、腿までしっかりと温めてくれる。キルティングのラインを利用したコンシールジップポケットも完備し機能性も高い。ダウンはハンガリーグースをふんだんに使用し、表面には撥水加工の施されたナイロン素材を採用。ノービット バイ ヒロシ ノザワのダウンジャケット7万8000円(ゼノ)
5/GRN アウトドア(カーキ)
アウトドア好きの間で愛され続ける素材「60/40クロス」を使った商品展開が魅力なGRNアウトドア。この1着は、800フィルパワーある本格派ダウンフェザーを使用。表面のシェルは防風性、撥水性のある非常に高い特殊な高密度リップストップナイロンを採用。標高の高いキャンプなどでも着用できる防寒性を備える。見た目にも映える斜めジッパーがインパクト大。また、ほかのダウンジャケットにない最大の特徴は、背中のジップを開くことでダウンジャケットから寝袋へと変身する大胆仕様。フードの中にはアイマスクが隠されており、快適な寝心地を叶える。GRN アウトドアのダウンジャケット4万4000円(スイ インターナショナル)
紹介してきたアースカラーのダウンなら、コーディネートにも合わせやすく、しっかりと個性だって主張できる。黒もいいけれど、ちょっとした差をつけるためにもアースカラーのダウンジャケットを手に取ってみてほしい。
●スイ インターナショナル
TEL:03-6712-0200
●ゼノ
TEL:03-6709-8333
●デザントジャパンお客様相談室
TEL:0120-46-0310
●ナンガ
TEL:0749-55-1016
●ファーストダウン ジャパン
TEL:058-279-3045