2019.07.01
来客の多い古着店 vol.18カハヴィタウコ
今回の来客の多い古着店は、東京から名古屋へと飛び出して、出張取材。矢場町にショップを構えるこの「カハヴィタウコ」は、4月にオープンしたばかりだが、名古屋の古着好きの間ではすでに話題となっている。ゆったりとした時間の流れる店内には、センスのよい古着がたくさん眠っていた。ここでその一部を紹介しよう。
コーヒーを飲みながら、上質な古着を楽しめる!
カハヴィタウコは矢場町駅から徒歩2分ほど、若宮大通に面した雑居ビルの2階に存在する。まず気になるのは、店名ではないだろうか? 世界で一番裕福な国と言われるフィンランドでは、会社や学校では必ずカハヴィタウコと呼ばれるコーヒー休憩があるそう。現地の人たちにとってその時間は、アイディアを創造したり、仲間との信頼関係を築くために必要不可欠な時間。そんな、”特別な時間を提供する場所にしたい”、とオーナーである大野さんが名付けたそうだ。ちなみにフィンランド語で、カハヴィがコーヒー、タウコが法律を意味する。そんなショップの由来もあり、同店では来店した人に必ずコーヒーをサービスで渡している。
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夏らしいアロハがイチオシ!
夏気分を盛り上げるアロハシャツはいかが?
買い付けはアメリカだけでなく、タイやマレーシアなどの東南アジア、メキシコなどの北中米でも行っている。お店に並んでいる古着の中でイチオシのアイテムを聞くと、この時季にピッタリなハワイアンシャツをレコメンドしてくれた。”自分たちの好きなものを売りたい”というポリシーのもと、気分の上がる色や模様を厳選して選んでいるという。今年の夏でいうと、本格的なハワイアンブランド、トミーバハマやレインスプーナーを筆頭に、質が高く状態もよいものがたくさん置いてある。
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ビンテージデニムも見逃せない!!
リーバイス501のビッグEや赤ミミも展開!
リーバイス501のビンテージデニムの中で、とくに人気のモデル、'60年代後半〜'70年前半生産の通称ビッグEから'80年代以降〜'86年生産の通称赤ミミなども、店頭には並んでいる。
チャックテイラーの豊富さにも注目して!
現行から古着までどんなアイテムとも相性がよいのがこの靴のよいところ。クッション性があって履きやすい点が、チャックテイラーにこだわる理由だそう。そのバリエーションの数は名古屋随一か? 白と黒は1万6000円、ボルダー、生成り、赤は1万7000円
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ラストはオーナーイチオシ!
ベストカンパニーの刺しゅうTシャツ!
「高い技術に反して、よい具合にふざけたディテールワークが自分たちの好み」とオーナーは話す。刺しゅうをメインとしたブランドで、イタリアの地で誕生。製造はすべてイタリア、'82年〜'92年の期間のみブランドとして存在していた。肩の落ちた旬なゆるシルエットに、アクセントとなる刺しゅうデザインが何とも今どきな1枚。1万8000円
ゆる〜い空気感の流れる店内で、コーヒーを嗜みながら、古着を楽しめる同店。ほかのショップにはない、独特な時間を流れ方を堪能できるはず。インスタグラムも頻繁に更新しているから、ぜひ一度チェックしてもらいたい。
●kahvitauko(カハヴィタウコ)
住所:愛知県名古屋市中区栄3-32-23 Sビル2階
営業時間:12:00~21:00
インスタグラム:@_kahvitauko_
※掲載されている商品はすでに売れてしまっている可能性がございます。ご了承頂けますと幸いです。
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●金谷佑亮