2019.04.01
俳優・小関裕太がイギリス愛を語る!
昨年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」をはじめ、ドラマや映画に出演し続ける小関裕太。今回のインタビューでは、そんな彼の考えるファッション美学や素顔に迫ってきた。
小関裕太の関連記事はコチラ!
映画『わたしに××しなさい!』で学校1のモテ男、北見時雨を好演! 小関裕太 ファッション&映画インタビュー
「日本にはない文化を体の中に取り入れたい」
ーー普段の私服はどんなテイストですか?
「よくビックリされるんですけど……最近は私服でスーツやセットアップを着るようにしています。海外版の”SUITS(スーツ)”というドラマの影響が大きいですかね。サラリーマンの方みたいに、この仕事をしていると、カチッとする服装で出かけることも少ないので、毎日とても新鮮です! ハンカチーフをポケットから覗かせたり、ディテールにもしっかりとこだわって出掛けていますよ。そういえば、ポール・スミスのセットアップをこの間買いましたね。ちなみにバーバリーも持っていますよ。ってなると、僕はイギリスのブランドのスーツが好きなのかもしれません。僕のサジ加減ですけど、イギリスのスーツってフランスやイタリアのスーツに比べて、作りが細い気がするんです。僕は体にフィットしていて、背筋がピシッと伸びるようなものが好きなので、イギリスのものに辿り着いたのかも。もちろんカジュアルな格好もするんですけど、僕にとっての晴れ舞台、ドラマのクランクイン、映画の打ち上げなど、自分のテンションを上げたい時は、必ずスーツを着るようにしています! この間なんて映画の舞台挨拶で、衣装としてスーツが用意されているのに、舞台挨拶の会場までスーツを着て行きましたから。スーツからスーツに着替えた感じです(笑)」
ーーお休みがあればどちらに行きたいですか?
「やっぱりイギリスかな。カルチャーも大好きだし、イギリス映画とかもよく見るんですよ。長期のお休みをもらったときには、旅行で行ったこともありますよ。ロンドンはいろいろなお店があっておもしろいし、ちょっと田舎のほうになるけど、ストーンヘンジとかも最高でしたね。思い出深いことといえば、向こうのショップは日本と違ってとても広いので、洋服以外にも芸術品とかがたくさん置いてあったりするんですよ。インスタ映えな空間が多いので、それを横目にショッピングできたのは有意義な時間でした。日本では感じられない、独特なファッション文化に触れられた感じがしましたね。また行く機会があれば、もっといろんなお店をまわれたらなと思います。あと、海外旅行をしていて思ったことがあるんですが、向こうのザラって日本とまったくテイストが違うんですよ。おそらく国によってテイストを分けているんじゃないかな。ロンドン、NY、台湾、シンガポールのザラに行きましたが、店内の雰囲気だったり売っているものも全然違うのでおもしろかったな。ザラ好きなら、そんな部分にも注目して海外旅行に行ってもらいたいな」
●プロフィール
小関裕太(こせき ゆうた)。1995年6月8日生まれ。東京都出身。昨年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」をはじめ、ドラマや映画に出演し続ける。現在は、FOD連続ドラマ「いつか、眠りにつく日」に出演。
●FOD連続ドラマ 「いつか、眠りにつく日」(毎週火曜0:00~)
主人公・蛍(大友花恋)は、中学時代から片思いの相手である大高蓮(甲斐翔真)と親友の山本栞(喜多乃愛)とともに、修学旅行の途中バスの交通事故に遭い命を落としてしまう。幽霊となった蛍の前に現れたのは、死者の案内人・クロ(小関裕太)。この世に残した未練を3つ解消しなければ、成仏できないと告げる。蛍は、未練のひとつが5年間片想いしている蓮に告白することだと気づいていた。だが、蓮を前にしてどうしても想いを伝えられない・・・。蛍の決心の先にあった秘密とは?予想外のラストに、温かい涙が流れる―。
・原作 いぬじゅん「いつか、眠りにつく日」(スターツ出版文庫刊)
・キャスト 大友花恋/小関裕太/甲斐翔真/喜多乃愛
・(C)いぬじゅん/スターツ出版文庫 フジテレビジョン
●撮影/榎本洋輔 スタイリング/添田和宏 ヘア&メイク/速水昭仁