INTERVIEW- インタビュー -

2020.04.09

勢いがすごい！マカロニえんぴつが春に着たい服って？

抜群のポップセンスとエモーショナルな歌詞で、幅広い層から注目を集めるバンド・マカロニえんぴつがニューアルバム『hope』を引っ提げてFINEBOYSに登場！ ほかではなかなか聞けない彼らのファッション事情から、ニューアルバムの聴きどころまで語ってもらいました！

右から田辺由明(Gt&Cho)、はっとり(Vo&Gt)、長谷川大喜(Key&Cho)、高野賢也(Ba&Cho)

春のオシャレはちょい攻めが気分！

──普段のファッションはどんな感じですか？

はっとり「最近は白シャツとワイドデニムばかり。あまりに同じような格好ばかりしてるから、ファンの方から服の差し入れをもらいました(笑)。学生時代は下北沢とか高円寺に、よく買い物に行ってたんですけどね。その頃から柄モノとか派手な色が好きで、黄色・緑・赤を選びがちです」

長谷川大喜(以下：長谷川)「けっこうなんでも着ます。見た目よりも着心地が大事！ 肌触りがよくて体を締め付けないストレスフリーな服ばかり着てます。裸に近い感覚の服が好きなんですよ(笑)。そんなこともあって、重ね着なんかは全然してこなかったので、これからは組み合わせを学んでレイヤードってやつをしてみたいですね」

田辺由明(以下：田辺)「ゆったりした格好が好きです。パーカなど、着ていてラクなアイテムを選びがち。ファッションに対するこだわりは、ソックスですね。ライブの日は、赤いソックスをはいて気合を入れるようにしてるんです。たまたまいいライブができたときに赤のソックスをはいていたことがあって。赤だったらなんでもいいんですけど、それからずっと続けているルーティンです」

高野賢也(以下：高野)「エスニックやアジアンテイストのファッションが定番ですね。なのでシルエットもワイドなものが多いです。よくはいているのはタイパンツ。生地がやわらかくて、はき心地もいいので気に入ってます」

──この春着てみたい服はありますか？

はっとり「断然、開衿シャツ！ 首のラインがきれいに見えるじゃないですか。今年の春は、開衿シャツを何枚か集めたいなって思ってます。あと、今日はいているようなワイドパンツも欲しいな。僕、華奢なのがコンプレックスだから、こういうワイドパンツとかビッグシャツとか、でかめの服が好きなんですよ」

長谷川「春も着心地のよさはキープしつつ、オシャレに見えるような服を着たいです。柄モノのパンツとかはいてみたいですね！ あと、COACH(コーチ)のリュックがちょっと気になっていて。今まで小さいバッグばかり使ってきたので、COACH(コーチ)でリュックデビューしたいなと思ってます」

田辺「服ではないんですけど、紫外線対策を兼ねて今年はサングラスを取り入れたいなと思っています。なかなか自分の顔にしっくりくるモノに出会えないけど、本格的な夏が来る前に見つかるといいな」

高野「僕も柄モノの服に挑戦したいです。基本、ワードローブが無地のモノトーンで、色があってもカーキとか渋い色みなんですよ。明るい色だったり、派手な柄はなかなか勇気が出なくて。だから今日もあえて柄シャツを選んでみたんですけど、新鮮でいい感じです！」

 

 

このニューアルバムでバンドマンの希望になれたら

──待望のニューアルバムがリリースされましたね！

はっとり「2018年の秋に出したシングル『レモンパイ』以降の曲を収録したアルバムになっています。その頃って、マカロニえんぴつの音楽性を評価してもらえるようになった時期で。僕らの感覚としてもバンドのエンジンがかかりはじめたような、勢いづいてきた時期なんです。そんなイケイケな状態をそのままパッケージングしたので、聴けば僕らの勢いを感じてもらえるんじゃないかなと思います」

──みなさんが思う聴きどころは？

はっとり「やっぱりバンドみんなでやったアレンジかな。頭をひねって考え抜いたアレンジじゃなくて、その場の衝動をそのまま収めた感じ。レコーディングのとき、メンバーみんなが楽しそうに弾いていたのがよかったなって思ってます」

田辺「そうそう、サウンドメイクとかアレンジがいいよね。僕自身、音作りではいろいろチャレンジをしてます。例えば、クイーンのブライアン・メイからの影響なんですけど、あえて電池駆動の小さいアンプで鳴らした音を撮って重ねたり。こういう挑戦とか遊びを盛り込めたかなって思います」

高野「僕はベースなんですけど、ギターソロを弾いてるんですよ。ふたり(はっとり・高野)がやるとうまく弾いちゃうから。あえて、うまく弾かなくていいっていうテーマで作ったんですけど、そういうところは楽しめたし、聴きどころかな」

長谷川「音楽の言葉のとおり、音を楽しんで作れましたね。ちなみに、新曲はエンディングが個性的な曲が多いんですよ。曲の本筋と全然違った感じのアウトロで終わるのが、『hope』の特徴的な部分かなって思います」

はっとり「こんな感じで、その場の遊びとか勢いを入れられたのは、ツアーと並行してレコーディングしたことも影響してるんですよね。時間がなくて、レコーディングの日に思いついたようなものもそのまま入っているから、ホットな状態のフレーズがいろんな曲で生きていて。あと、ツアーでグルーヴが高まった状態で演奏して、楽しくてついやりすぎちゃったところもあったり(笑)。スタジオでみんなが笑いながら作ってたんです。“これ、だっせー(笑)”とか言いながらおもしろがってやったことをそのまま入れちゃったり(笑)。それが唯一無二なサウンドになったんだと思います」

──タイトルの『hope』に込めた思いは？

はっとり「そのタイトル通り、僕らなりの希望を描いた作品になっているかなと思っていて。どの曲の歌詞の中にも、うっすらと希望が見え隠れしているのでぜひその部分に注目してほしい。あと、若手のバンドの希望になれたらという意味も込めてこのタイトルをつけたから、いま音楽業界を志してバンドをやっている学生にもぜひ聴いてもらいたいし、コピーしてほしいですね。実際に弾いてみると、マカロニえんぴつのよさが違った角度で見えてくると思うんです」

田辺「コピーするなら、まずは1曲目の『レモンパイ』がいいよね。くれぐれも10曲目の『Mr.ウォーター』には手を出さないように。これやったらバンド楽しくないってなっちゃいそうだから(笑)」

Profile
2012年、神奈川県にて結成。メンバー全員が音大卒の次世代ロックバンド。ニューアルバム『hope』が現在発売中。アルバムを引っさげた全国ワンマンツアーは14公演すべてソールドアウトを記録し、追加公演が愛知、北海道、大阪、東京で開催予定。

HP
macaroniempitsu.com

Twitter
@macarock0616

Instagram
@macaroniempitsu_official

約2年半ぶりのニュー・アルバム！
『hope』
TALTO／murffin discs
発売中！

田辺／セルジオ・タッキーニのジャケット1万4000円(セルジオ・タッキーニ ジャパン)、フリークス ストアのシャツ8950円(フリークス ストア渋谷)、ウィザードのTシャツ9500円(ティーニー ランチ)、クルニのパンツ2万8000円(シアン PR)
はっとり／アンバーのシャツ2万8000円(スタジオ ファブワーク)、フリークス ストアのパンツ1万1800円(フリークス ストア渋谷)、その他スタイリスト私物
長谷川／アンバーのジャケット4万4000円(スタジオ ファブワーク)、ユナイテッドアスレのTシャツ1400円(キャブ)、リドムのパンツ8000円(シアン PR)
高野／アレフルードのシャツ2万4000円(シアン PR)、フリークス ストアのパンツ4900円(フリークス ストア渋谷)