INTERVIEW- インタビュー -

2020.08.15

TEAM SHACHI秋本帆華が男子に求める条件とは……!?

名古屋発のガールズユニット・TEAM SHACHI(シャチ)でセンターを務める秋本帆華。発売中の9月号ではブルーのワンピースやダメージデニムを纏ったいつもと違う姿を披露してくれているが、出演映画『13月の女の子』(8月15日公開)でも自身とギャップのある病弱な女子高生・唐木田巫女を演じているというほーちゃんにFINEBOYSが独占インタビュー！　映画についてはもちろん、普段なかなか聞けない好きな男子のタイプについても語ってくれました！

■マナーを守れる男の子が好きです！

――ご自身の私服はほとんどワンピースだそうですが、男子のファッションはどんなものが好きですか？

「うーん、どんなのがいいかなぁ……。シンプルな格好がいいですね、今だったらTシャツ1枚とか！　アクセサリーもしないぐらいが好きです。スッキリした格好のほうが見てて気持ちがいい感じがするので。清潔感ってやつが重要です(笑)！」

――ファッション以外で「ここが気になる」というポイントは？

「礼儀がちゃんとしてるか、は見ちゃうかもしれないですね。別にそんな難しいことじゃなくていいんですけど、信号がチカチカしてるのにゆったり歩いて渡っちゃうとか、いただきます、ごちそうさまをちゃんと言わないとか、当たり前のマナーをおざなりにする人はちょっと嫌だなって思っちゃいます……。逆に、店員さんにすごく丁寧に接したりとか”あ、この人は礼儀を大事にする人なんだ”って思うとポイント高いです！」

■『13月の女の子』で演じるのは、病弱だけど強い女子高生

 

 

――いよいよ映画『13月の女の子』が公開されますね。最初に脚本を読んだとき、どんな感想を抱きましたか？

「初めて脚本を読んだときは何だか不思議な感覚でした。パラレルワールドを題材にしたお話なんですけど、考えれば考えるほど作品の世界に引き込まれてしまって。自分の役はこんな子で、別の世界ではこんな風になって……って、何度も読み返してやっと理解できたときはうれしかったですね。あとは、登場人物たちの心の動きに惹かれました。女の子たちの友情、こんなに思いあえる友達がいるのも素敵だなって思いましたし、みんなが生きるのに一生懸命で。そういう部分に注目しても楽しいなって思いました」

――秋本さん演じる唐木田巫女(からきだ・みこ)ちゃんはどんな女の子ですか？

「巫女ちゃんは生まれつき心臓に病を抱えている、どこか儚げな女の子です。私自身、第一印象では病弱そうに見られることが多いんですけど……実際ほんっとに健康で(笑)。グループとして9年ぐらい活動させてもらっていて、いっぱいライブやイベントがあるんですけど一度も休んだことないぐらいタフ中のタフ。なので正直巫女ちゃんとは真逆かもしれないって思うんですけど(笑)、彼女を演じるにあたって、声のトーンを抑えてハキハキ喋らないようにしたり、看護師をしてる母に心臓の病気について教えてもらったりしました」

――巫女ちゃんは美術部所属ということで、劇中では絵を描くシーンも多いですよね。

「そこも自分とは違うところで、私は本当に絵が上手くないんです……(笑)。なので、撮影の空き時間とかに美術部特有の鉛筆の持ち方とか、ナイフでの鉛筆削りとかを練習してました」

――巫女ちゃんは人物画を描いていましたが、もし秋本さんが美術部に所属していたら、どんな絵を描きたいですか？

「えー！　何だろう……。ほんとだったら家族の絵とかを描きたいところなんですけど、人を描くのが一番苦手なので(笑)、思い出の風景を描きたいですかね。小学生の頃に家族で行ったオーストラリアとか！　世界一高く上がる熱気球に乗ったんです！　すっごく高くまで上がってけっこう怖かったんですけど、上から見た朝日がすごくキレイで印象に残ってます。あと降りるときはボーンって意外と雑に降ろされたりとか(笑)、そんな記憶も含めて今も鮮明に覚えてます！」

 

 

――もしパラレルワールドが実在したら行ってみたいと思いますか？

「正直なことを言うと、今は今をすごく楽しんでるので、この楽しさを逃したくないなっていう気持ちがあって……だから今は行きたくないです(笑)。でも、もし行ったとしたら……芸能の仕事をせずに、普通に就職して社会人として働いてる自分も知りたいですね。この春大学を卒業して、まわりの友達に仕事の話を聞くと大変そうだけどかっこいいなって思うので！」

――最後に、FINEBOYS世代の大学生男子に『13月の女の子』の見どころを教えてください！

「まず第一に、いろんなジャンルのかわいい女の子がいっぱい出てきます。絶対推しが見つかると思う(笑)！　そして友情、SF,パラレルワールド……と、男子心をくすぐられる世界観とストーリーの面白さに引き込まれます。私もそういうの大好きなので、演じていても、完成した作品を観てもおもしろかったです。何だか本当に、色んな楽しみ方ができる作品だなと思うんですよね。男の子同士なら推しメンを見つけてワイワイ盛り上がってもらいたいし、作品の中でフォーカスされる、人を大切に思う気持ちっていうのはカップルでもお互いの大切さを改めて考えるいいきっかけになるはず。もちろんひとりで観て余韻をかみしめるのも楽しさの一つだし……！　いろんなシチュエーションで楽しめる素敵な作品なので、何度も観てくださいっ！」

 

 

『13月の女の子』公開中！

STORY
女子高生、穴森一穂（小宮有紗）は引っ込み思案でクラスに馴染めずにいた。
そんなある日、生まれつき心臓病を患う唐木田巫女（秋本帆華）と偶然出会い、二人は親しくなっていく。
しかし半年後、巫女は入院中に亡くなってしまう。悲しみに暮れている一穂に一通の手紙が届く・・・。
『唐木田巫女について話があります。明日の夜、あの部屋に来て』
巫女についての話とは？　一穂は一人、夜の校舎へと入って行く。
そこには、巫女の死と同時に現れた謎の転校生・浮間莉音（萩原みのり）が待ち受けていた。

CAST＆STAFF
出演:小宮有紗、秋本帆華、荻原みのり、他
監督・編集:戸田彬弘
脚本:角畑良幸（フロアトポロジー）
企画・製作:合同会社Dormi
制作・配給:株式会社チーズfilm

『13月の女の子』公式サイト／13gatsu-girls.com