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SHOES- シューズ -

2022.04.11

スニーカー界の重鎮、スキット鎌本さんの今本当に履きたい靴!

日々移り変わるスニーカートレンド。目まぐるしく新作がリリースされ、ビンテージ市場にも注目が集まる中、業界の第一線を走り続けるトップランナーたちは、今どんなスニーカーを履きたいと感じているのか。これからのトレンド予測や業界の傾向なども交えつつ、彼らのリアルにインタビュー。 一人目は言わずと知れたこのお方!珠玉の私物スニーカーを見せてもらいつつお話を聞いた!

スニーカー業界の重鎮

スキット オーナー
鎌本勝茂さん


PROFILE
全国に4店舗を構えるスニーカーショップ、スキットのオーナー。希少なモデルから日常の1足までさまざまなシューズをそろえ、日本のみならず世界のスニーカーヘッズを虜に。自身も日本有数のコレクターであり、そのコレクションは優に2000足を超える。
インスタグラム:@sneaker_skit


鎌本さんが今本当に履きたい靴とは?

現在と2000年代を繋ぐ
どこか“いなたい”シューズ
「今回の5足は僕にとって今気分の靴であると同時に、思い出のアイテムでもあります。テーマをつけるなら〝いなたい”靴かな。2000年代に好んで履いていた靴を中心に集めてきました。当時の僕は 20代半ばで、スキットをオープンして徐々に軌道に乗り、少し経済的な余裕が出てきた頃。お金ができたことで、昔から欲しかった'80〜'90年代のシューズを集めていたんですよ。それがちょうど10年、20年経って一周した今、リバイバルで気分になったという感じ。ファッション業界もそうだと思うんですけど、この時代の〝いなたい”雰囲気がちょうど今きているんじゃないかなと思うんですよね。

代表的なところでいうとまず、アディダスの〝シーヤⅡ”(写真4 )。'96年に発売されたアドベンチャーシューズなんですが、今の洗練されたアウトドアスニーカーに比べて圧倒的に野暮ったい。同じシリーズの〝シーユーレイター”が'15年に復刻されていますが、これは復刻されていないちょっとマニアックな靴です。そして今回の5足の中で同じくらいいなたいのが、アディダスのスケートシューズ〝ロースーツ”(写真2)。最近の洗練されたアディダス スケートボーディングの靴と違って、ボテッとしたフォルムがすごくいい。多分、このスタイルのスケートシューズはどんどん流行っていくと思いますよ。ちなみにこれ、2015年にミタスニーカーズがコラボで復刻したもの。やっと時代が追いついたんですよ(笑)。で、次はアシックスと〝エーライフ”の〝ゲルライトⅢ”(写真1)。’08年に発売されたものなんですが、これは本当に良いコラボですね。エーライフがニューヨークにスニーカー専門店を出したときのもので。当時のデータを読むと、ひとつひとつのデザインに意味や物語があって、彼らの想いがたっぷり詰まっているんですよね。最近はコラボレーションがすごく軽い時代になっちゃったじゃないですか。だから、原点回帰という意味で今回この5足を持ってきました。

とはいえ、現行のコラボでも良いものはもちろんあります。たとえばこのニューバランス×ジ・アパートメントの〝ML574”(写真5)。トゥのイエローがぱっと目を引くポイントではあるんですけど、じつはこのグレーが〝1300”で使われているのと同じ色みだったり、タン裏にゴムを入れてひもをゆるめて履けるようにしたりと、カルチャーのバックボーンがあるんです。そして最後は、ナイキ。これは〝ビッグナイキ”という靴(写真3)で、'80年代のバッシュがトレンドの中、〝エア ジョーダン”や〝ダンク”ではない、このあたりのニュアンスが、今はちょうどいいんです」

レア度だけじゃない!鎌本さんが今本当に履きたい5足はコレ!

1. 鎌本氏が絶賛したアシックスのコラボ。ʼ01年にオープンしたマンハッタンのスニーカー店、エーライフ リヴィントンクラブとのもので、ʼ08年に216足のみで発売された超限定品。

2. ʼ96年にリリースされマニアを虜にした〝ノートン〞をもとに生まれた〝ロースーツ〞。ミタスニーカーズが手がけた本作も、〝アディマティック〞の色を落とし込んだファン垂涎の逸品。

3. エアが搭載されていない〝エア ジョーダン 1〞として知られる、隠れた名作バスケットシューズ〝ビッグナイキ〞。〝ダンク〞や〝ターミネーター〞といったレジェンドと同じʼ85年生まれ。

4. アウトドアブームで注目される〝シーユーレイター〞と同じ、ʼ90年代のアディダス アドベンチャーシリーズの〝シーヤⅡ〞。四半世紀を経ても頑丈さを維持し続けるタフな靴。

5. 本企画にも登場する大橋氏が手がけるセレクトショップ、ジ・アパートメントとニューバランスのコラボモデル。素足でスリッポン風に履けるよう、パイル地のインソールも付属する。

以上、鎌本さんに聞いた貴重なお話はいかがだっただろうか。新しくリリースされるスニーカーも背景やストーリーを知って履くともっと楽しくなりそうだ!

※この記事の内容は2021年9月に発売した「FINEBOYS靴Vol.17」の内容を再編集して掲載しています

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文/山下晧平 写真/道中貴弘

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