2022.07.21
スケーターでなくてもOK!大人が履きたい旬なスケートシューズ!
4年に1度のスポーツの祭典で、新種目として注目されたスケートボード。金メダルを獲得した堀米雄斗など、日本人ライダーの活躍によりスケートシーンが今も賑わっている。あのとき感じた興奮が冷めやらないという人も多く、スケートパークデビューした大人はたくさんいる。もちろん、関連ショップも大盛況なわけで。スケートシューズがバズっている。そんな旬でホットなスニーカーを、大人なら涼しげな顔でさりげなく履きこなしたい!
スケートシューズを履く楽しみとは?
"俺はスケーターじゃないから"といって、スケートシューズを敬遠してしまう人もいるだろう。そんな心配はまず捨ててしまったほうがいい。なぜなら、今やスケボーカルチャーは開かれたスポーツたから。サッカーをしない(興味ない)人だって、サッカーのTシャツを着ててもいいわけで。ただカッコイイから身に着けている、それと同じでいいのだ。
スケートシューズをよく見てみると、オーリーガードや屈強な作りなど、"ならでは"の作りに気づくことができる。クッション性やアウトソールにもこだわっていたりして。ビギナーながら最新ソールの履き心地を試してみたりするのも、じつは楽しいのだ。
また、スケートシューズにはシグネチャーモデルというものがある。簡単に言えば、有名ライダー専用のプロモデル。カッコよさを妥協しない彼ら(カルチャー)だからこそ、機能性に加え、デザインも最新のマインドが注がれている。そういった点で、ファッションと合わせてみるのもじつにおもしろい。
そうした最新モデルがあれば、一方で名作といわれるものもある。スケートシューズにはさまざまなモデルが各ブランドよりラインナップしている。総じて、機能を追求するため、じつはシンプルなものが多い。つまりは汎用性もあるってわけ。
そんな多くの魅力を持つスケートシューズだからこそ、"俺はスケーターじゃないから"と敬遠してたらもったいない。ゆるいショーツスタイルなんかにもぴったりだし。大人の夏コーデになら、ライダーでなくともきっと板につく!
大人が履きたいスケートシューズをピックアップ!
1.伝説の名作をベースにアップデート!
ナイキ SB
ナイキ SB ズーム ブレーザー ロー プロ GT
ナイキから1972年にリリースされた名バスケットボールシューズ「ブレーザー」をベースに、軽量なクッショニングと耐久性に優れたトラクションパターンでアレンジして、スケートボード用としてアップデートさせた1足。今作ではアメリカのプロスケーター「グラント・テイラー」の意見をフィードバックしている。ミッドソールのテーピングを高めに設定して、耐久性を高めているのも特徴。アッパーは天然皮革由来のスエードを採用し、スケシューとは思えないほどの落着いた雰囲気もポイント。ワードローブと相性抜群なのは間違いない。ナイキ SBのシューズ9350円
2.オリジナルの特徴を活かしてスケートボード用に進化!
アディダス オリジナルス
フォーラム 84 ローADV
アディダスから1984年にデビューしたバスケットボールシューズ「フォーラム」をベースに、スケートボーディング向けに改良。足全体を包み込むようなフィット感と、アンクル部分に配された面ファスナーストラップなどオリジナルの特徴を継承する。さらに本作では、パネリングとパフォーマンスの修正を加え、機能性をスケートボーディング向けに改良。アディダス オリジナルスというブランドながら、スケート仕様の1足となる。アディダス オリジナルスのシューズ1万2100円
3.モノトーンのシンプルデザインでどんなスタイルにもフィット!
ヴァンズ
スケートハイ
1978年に登場して以来、ヴァンズを代表するモデルのひとつとして世界中のスケートボーダーのみならず、ファッションピープルたちから絶大な支持を獲得している「スケート ハイ」。このモデルはヴァンズの本格スケートボーディングライン「SKATE」からの1足で、通常モデルよりもクッション性やグリップ力、耐久性などすべての機能性が向上されている。"OFF THE WALL"のヒールロゴには、プロラインの証である"SKATEBOARDING"の文字が小さく入る。ヴァンズのシューズ1万1000円
4.コーデュラアッパーで優れた耐久性を発揮!
コンバース スケートボーディング
プロライド SK コーデュラ OX +
コンバースのスケートラインとして2018年にスタートした「コンバース スケートボーディング」。こちらはリアルスケーターに向けた本格仕様の「+ シリーズ」で、シンプルな見た目ながらハイスペックさが隠されている。中でも、コーデュラ 1000とスエードのコンビネーションアッパーで、優れた堅牢性を発揮する。そしてサイドには二重のラバーテープ構造を採用することで摩耗を軽減し、ソールの耐久性も向上させている。コンバース スケートボーディングのシューズ1万3200円
5.ファッション&スケートの両雄によるコラボシューズ!
デラックス×ラカイ
グリフィン
「マイク・キャロル」と「リック・ハワード」というスケーター界のレジェンド二人が展開するフットウエアブランド、ラカイ。そして日本発の人気ファッションブランド、デラックスとのコラボレーションモデル。ベースとなっているのは、ラカイのベストセラーモデル「グリフィン」。シックなデザインとベーシックな機能性で、エントリーユーザーからコアユーザーまでオールランドに人気を博している。総柄のオールブラックで、スタイリッシュな足元を構築する。デラックス×ラカイのシューズ1万6500円
以上、新作から名作まで、今こそ大人が履きたいスケートシューズを5つご紹介! これを機にこの夏はスケボーデビューしてみても!
文/本間 新