• X
  • instagram
SEARCH

INTERVIEW- インタビュー -

2025.06.02

ウチの大学のスゴい人。〜僕がココにいる理由〜法政大学の郡司健人くん

今回紹介するウチの大学のスゴい人は、法政大学、法学部政治学科3年の郡司健人くん。郡司くんは、自分たちで作り上げた演舞を全国で披露! 在籍120名以上のYOSAKOIソーランサークル"鳳遙恋"を率いる人。そんな郡司くんに、大学のことや将来のことを聞いてみた。

全力の一歩が未来を変える

── 小中高は野球一筋だったと聞いたけど、大学では一転YOSAKOIソーランの世界へ。大胆な方針転換のキッカケって?
「入学直後の新歓ステージで鳳遙恋の演舞を見た瞬間です。みんなの振りがビシッとキレいにそろっていて大迫力だったんです! さらに振りも曲も衣装も全部自作と聞いて、“ここならきっと未知のスゴい景色が見られる!”と即決。当時は、ダンス経験ゼロどころか、YOSAKOIソーランが何かも知らない僕でしたが、思い切って飛び込んでみました」

── そんな未経験の状態から、今はメンバー120人超を束ねる代表。楽しいだけでは回らないよね?
「プレーヤーからマネージャーへ仕事が変わったことが一番困難なことでした。代表就任直後は責任ばかり背負って楽しめず、参加人数も伸び悩んでいてすごく苦労したんです。サークルって部活と違って参加は必須じゃないので、どうしても人が来なくなる時期があるんです。でも、そんなときに人を動かすにはやっぱり自分が一番燃えていないとって気づいたんです。僕が一番YOSAKOIソーランを楽しんで、一番元気に活動することを意識し続けたら、次第にみんなもついてきてくれるようになったんですよ。これから新入生も入ってきてさらに大所帯になるので、変わらず情熱をもって引っ張っていきたいですね」

── この活動で得た最大の学びは?
「前述のとおり、行動で示すリーダーシップです。口だけでなく誰より楽しみ、誰よりも汗をかく。社会に出ても“まず自分が燃える”ことは通用すると確信しています。それとやり抜く力も身についたかなと。僕自身、気になったものはまずやってみる、というタイプだったんですが、今はそれに加えて“やりきる”ということも大事だなと痛感していて。仕事を全力でやり抜くことで、みんなに喜んでもらい僕自身も楽しくなれる。そういう成功体験を積めたこともよかったと感じています」

── YOSAKOIソーランをやっていて一番アガる瞬間は?
「僕らの自作の演舞で客席がどよめき、拍手が沸き起こる瞬間。全身に鳥肌が立って“今まで頑張ってやってきてよかった!”と泣きそうになります。鳳遙恋では、代ごとに1本の演舞を作るんです。振り付けも衣装も曲も、すべて班を組んでゼロから作っています。ちなみに、23代目にあたる僕らのテーマは〈未踏に進め〉。23年の歴史でまだ誰も見ていない景色を全員で見に行こう、という宣言のもと、みんなで頑張っています」

── 活動は全国の祭り遠征が中心?
「はい、だいたい月に数回、全国のお祭りやイベントに参加しています。原宿表参道元氣祭スーパーよさこいでパレードしたり、北海道や高知などよさこいの本場で演舞を披露することも。にいがた総おどりという大規模なお祭りでは、過去に賞を獲ったこともあるんですよ。あ、それと、ご当地メシを楽しめたり他のチームと交流したりできるのも遠征の醍醐味です」

── ところで、どうして法政大学を選んだの? 鳳遙恋を知ったのは入学後ってことだから、YOSAKOI目当てではないよね?
「ちょっと恥ずかしい理由なんですけど、たまたま訪れたオープンキャンパスで見たキャンパスがカッコよすぎて(笑)。高校時代は偏差値も平凡でしたが、“ここに通う”と決めて猛勉強しました。法政大学は自由な校風で学生の主体性をすごく大事にしてくれるし、大人たちが活動を全力でサポートしてくれる体制があるっていうのも大きな魅力です。そうそう、それと法政大学には本当にいろんな人がいるんです。たとえば世界一周を目指す人だったり、挑戦的な仲間が多いから自分も頑張らなきゃって刺激になるんですよね。大学生って楽なほうに流れてしまいがちですけど、環境のおかげで頑張れているところも大きいと思います」

── 卒業後のビジョンは決まってる?
「政治学科で学んだ国際関係の知見と、最近ハマっているAIを掛け合わせて“戦争をなくす”という大テーマに挑みたいと思っています。鳳遙恋で培った『仲間と未踏へ進む力』は、きっと将来も役に立つと思っていて。とはいえまだ3年ですし、まずは秋の引退まで代表として鳳遙恋を全力でやり抜きたい、というのが今の気持ちです」

── では最後に。郡司くんにとって鳳遙恋、YOSAKOIソーランとは?
「“絆”ですね。YOSAKOIソーランは一人じゃ成立しない。大人数で一糸乱れず踊るからこそ感動が生まれ、人生レベルの仲間ができると思っています」

INFORMATION

法政大学

市ケ谷・多摩・小金井と、東京都内に3つのキャンパスがある総合大学。自ら考え、道を切り開く学生が集まっており、サークル活動や国際交流も活発。OBには政財界やスポーツ界の著名人も多数

法政大学公式instagram:@hosei_university
法政大学公式X:@hosei_pr
法政大学YOSAKOIソーランサークル鳳遙恋instagram:@hoyoren_

●文/山下皓平 撮影/瀬田秀行

〈ディーゼル ウォッチ〉の新作が最高にクールな件【NEW!!】DIESELの時計が超ビジュいいじゃん!
PR

〈ディーゼル ウォッチ〉の新作が最高にクールな件
【NEW!!】DIESELの時計が超ビジュいいじゃん!

世界中でバズりが止まらない〈ディーゼル〉。大ブームのきっかけとなったバッグ「1DR(ワンダー)」やユニークなデニムなど注目アイテムはたくさんあるけど、感度の高い人たちが今いちばん気になってるのがウオッチライン〈ディーゼル ウォッチ〉の新作だ。指輪型の時計に、チェーンブレスみたいな時計、大振りなバングルのような時計と、字面だけでワクワクするような個性派がそろい踏み。そんな新作を今回、華麗につけこなしたのはFINEBOYSモデル・今井竜太郎!

ロフト コスメフェスティバル 2025AW 開催!注目ブランド11選
PR

ロフト コスメフェスティバル 2025AW 開催!
注目ブランド11選

今年で12年目(30回目)を迎えるコスメの祭典「ロフト コスメフェスティバル 2025AW」。先行販売品や販路限定アイテムをはじめ、ここでしか買えない注目コスメが数多くそろう。

作間龍斗・佐藤龍我(ACEes)が 「ルミネエスト新宿でオソロイしよ?」僕らの“欲しい”が絶対ある‼
PR

作間龍斗・佐藤龍我(ACEes)が 「ルミネエスト新宿でオソロイしよ?」
僕らの“欲しい”が絶対ある‼

「服買いたくね?」。いつもの友達と集合したのはルミネエスト新宿。ここはファッション好きとしては定期的に来たい場所。好きなブランドはもちろん、初めて知るブランドもあって、いつだっておしゃれの発見ができるんだ! ほらね、FINEBOYSモデルの作間龍斗と佐藤龍我の夏スタイルもマネしたいでしょ?

〈シンビメソッド〉はお手頃なのにめっちゃいい僕らの最初の美容液
PR

〈シンビメソッド〉はお手頃なのにめっちゃいい
僕らの最初の美容液

ニキビや毛穴の開きなど、肌悩みにアプローチするには、じつは美容液の力を借りるのが近道! ここでは、なりたい肌に近づけるパワー成分を配合した美容液を多数展開する〈シンビメソッド〉に注目。日頃から美容液を愛用している、レインボー・池田直人さんがその魅力をナビゲート。

MAGAZINE- 別冊 -

FINEBOYS FINEBOYS+plus BEAUTY vol.11
FINEBOYS FINEBOYS+plus 時計 Vol.26
FINEBOYS FINEBOYS+plus BEAUTY vol.10
FINEBOYS おしゃれヘアカタログ 24-25ベスト版
FINEBOYS FINEBOYS+plus BEAUTY vol.9
FINEBOYS おしゃれヘアカタログ 2024春夏
FINEBOYS FINEBOYS+plus 時計 Vol.25
FINEBOYS FINEBOYS+plus BEAUTY vol.8 付録付き版
FINEBOYS FINEBOYS+plus BEAUTY vol.8
FINEBOYS FINEBOYS+plus 靴 vol.21

ページトップへ