2019.03.07
人とは違う、個性派のためのアートな腕時計
腕時計を「時間を見るための道具」ではなく「ファッションの1ピース」として考えてみる。すると選ぶ基準も変わってくるはずだ。機能性よりはデザイン性。オシャレでカッコよければこの際、時間が見やすいかどうかなんて関係ない。もはや友達からの『何ソレ!?』のほうが重要なのだ。今回はファッション使いにピッタリな、アート性の高いブランドをピックアップ。腕時計という枠にとらわれないキミにこそつけて欲しい。
① ISSEY MIYAKE WATCH<イッセイ ミヤケ ウォッチ>
■トゥエルブ
文字盤上には2針だけ。
ケースの形が時間を示す
国内外の著名デザイナーたちがコンセプトワークからデザインまでを参画している「イッセイミヤケ」の腕時計。デザイナー深澤直人が手掛けたこの『TWELVE(トゥエルブ)』シリーズは、2005年の発売以来カラーバリエーションを増やし長く愛されている。「ISSEY MIYAKEというブランドには単純で強くはっきりとした主張が似合っている」という深澤氏の言葉とおり、文字盤上の数字や略字を一切省き、ケースのガラス外形の12角形と、太い2針のみで時間を示す。圧倒的にミニマルなのに力強い存在感を発揮する。ケース径38㎜という大きさも、男女問わずユニセックスでつけられる。
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2ブランドめはタックス
② TACS<タックス>
■ピー・エル・ピー2
点、線、面をコンセプトにした
デザインウオッチ!
日常の中にこそ卓越したデザインが在る。というコンセプトのもと、ライフスタイルを彩るシリーズを展開している「タックス」。この『PLPⅡ(ピー・エル・ピー2)』は、Point(点)・Line(線)・Plane(面)というシリーズ名のとおり、文字盤上には点と線と面をデザイン。一般的な腕時計のように中心から伸びる針で時刻を表す構造ではなく、時刻を示す針が中心部のまわりを衛星のように周回する、今までにない発想から生まれた腕時計というわけ。時計好きも見たことないような唯一無二感がたまらない!
■タイムグラス
製品化までに3年かかった
砂時計モチーフのモデル
「TACS(タックス)」のなかでも究極にミニマルなシリーズがこの『TIME GLASS(タイムグラス)』。砂時計の曲線美や優雅さを具現化したデザインが特徴的。ダイヤルやケースがなめらかにカーブし、ダイヤルは特殊なマット加工を施した。さらには時刻を調整するリューズを装着部から見えないようにするなど、見た目はシンプルに、だけど美しさにはこだわったディテールワークとなっている。レザー部分に小さくコンセプトでもある砂時計の刻印が入っているのも見逃せない。
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3ブランドめはピクト
③ PICTO<ピクト>
■ピクト
標識や非常口のサインのような
“ピクトグラム”な腕時計
「PICTO(ピクト)」は、1984年デンマークで生まれたブランド。ブランド名は、Picture(ピクチャー)、Pictogram(ピクトグラム)という、視覚から捉えられるもっともわかりやすい絵やサインで意味やメッセージをシンプルに伝達する、という意味が込められている。当時腕時計といえば、カチカチと音を立てて針で時刻を示すのが当たり前だったが、この『PICTO(ピクト)』シリーズは、ダイヤル上のドットを時、針で分を表している。シンプルで革新的なデザインとポップなカラーバリエーションも人気の秘密。
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4ブランドめはドゥッファ
④ DUFA<ドゥッファ>
■グロピウス ツーハンズ
文字盤はシンプルに、
色の3原色をベルトに表現
150年の歴史を持つドイツ時計史を代表するブランド「DUFA(ドゥッファ)」。そのなかでも『GROPIUS 2H(グロピウス ツーハンズ)』シリーズは、ドイツのデザイン教育機関バウハウスへのオマージュを体現した究極のシンプル2針。一見、ノーインデックスと錯覚させるようなフェイスは、12時位置のブランドロゴさえもエンボス仕様で主張を控えるという、ミニマルを追求したデザインが魅力。そして今年、バウハウスが開校100周年を迎えるにあたり、この『グロピウス ツーハンズ』からスぺシャルボックスが誕生。
▲●■(さんかく・まる・しかく)を
アシンメトリーにデザイン
「DUFA(ドゥッファ)」のなかで、バウハウス発祥の地・テューリンゲン州ヴァイマールの名を冠にしたモデル。デザインの基本ともいえる▲●■(さんかく・まる・しかく)の幾何学パターンで、24時間表示、日付、レトログラードの曜日インジケーターをレイアウト。幾何学パターンがオリジナリティを演出する。ケース径41㎜、クォーツ、3気圧防水、SSケース、レザーベルト[DF-9019-05]3万8000円(ウエニ貿易)
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5ブランドめはアーク コレクティブ
⑤ AARK Collective<アーク コレクティブ>
■アーク コレクティブ
時計の機能美とデザイン美を
両立させた近代アート作品
今年、国内本格展開を開始したオーストラリア・メルボルン発の「AARK Collective(アーク コレクティブ)」。幾何学、グラフィックな要素を採用した遊び心のあるディテールが特徴。文字盤には大きくロゴ表記はないものの、独創的な外見はこのブランドしかないというオリジナリティの塊。ファッション使いに、ユニセックス使いに、春に活躍させたい。
さぁ、アートな腕時計で春コーデを楽しもう
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