2018.07.01
花火大会もお祭りも、最高の思い出を作るために!この夏着たい浴衣4選とちょっと差がつく着こなし方
7月に入ると、花火大会や地元のお祭りなど夏恒例のイベントがあちこちで開催される。今年は誰とどこに行こうかなぁなんて考えるだけでも気分も上がる。そんな楽しい夏イベントを「浴衣」で出かけられたら、さらに最高の思い出になることは間違いない。しかも浴衣を着るのは夏だけ。毎年着たいと思っていた浴衣に、今年こそトライすべく、4タイプの浴衣と簡単な着こなし方を紹介していく。
じつは堅苦しくない!
「浴衣」は自由に楽しく着ればそれでいい
「浴衣」は日本独自の服装ではあるものの、「着物」と違ってじつは”気軽に着ることができる”のが特徴。これといった特別なルールがないので、浴衣を楽しく着られれば小物も何を取り入れても基本はOK。浴衣の色柄も、古典的なものから個性的なものまでバリエーションは豊富だし、素材感もポリエステルなどライトに着用できるものが増えている。つまり「浴衣」といっても気負うことはない。自分らしく自由にコーディネートすればそれでいい。
■今年の夏おすすめの浴衣4タイプを紹介!
その1:王道人気の黒ストライプ浴衣
スーツにおいても、定番すぎずほんのり個性が出せるピンストライプ柄が人気なように、浴衣でもスタイリッシュに見えるこの柄は手にとりやすくビギナーにもぴったり。漆黒地に白の細い縦ラインが強調され、おしゃれ見えと男っぽさを両立する。
その2:”和モード”な浴衣
じつはこちら、アパレルブランドではお馴染みの”HARE(ハレ)”が展開している浴衣。ブランドらしいモードな世界観が表現されているだけでなく、素材はシワになりにくいポリエステルちりめんを使用し実用面にもこだわっている。
その3:大胆な花柄の浴衣
「ファッションとしてのきもの」「モードとしてのきもの」「日常を彩るきもの」をコンセプトにした和装を提案しているブランド撫松庵。この大ぶりの花柄の浴衣は、まさに着る人が主役であり、楽しんで浴衣を着ることができる。
その4:街映えする渋色の浴衣
着なれたネイビーやブラックを選ぶのももちろんイイ。しかし花火大会やお祭りという、人が集まる場所においては色で目立つという楽しみもある。非日常を味わえる「浴衣」は色柄へのハードルが下がるので、普段着ないような色を選んでみたい。
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では実際に浴衣を着て見よう!
■ 浴衣を着る前に準備しておくもの
準備するものが少ないのもうれしい。しかも男性の場合インナーは着なくてもOK。そのくらい、浴衣はラフに着てもいいということ。もちろん汗など気になる人のみTシャツを着用しよう。その際は、衿元からはみ出ないようにV字Tシャツがおすすめだ。
■超細かく、超わかりやすく、着こなしを解説!
浴衣は着物と違って、自分で簡単に着られるのも魅力の一つ。慣れてしまえば5~10分程度で着付けができてしまう。今回は浴衣初心者のために1ステップごと細かく解説。ビギナーもそうでない人も「腰ひも」があったほうが仕上がりがキレイになることがわかった!
■初心者は「貝ノ口結び」がやりやすい!
男性の場合、この「貝ノ口結び」が定番でサマになる結び方。これをマスターしておけば着物でも活用できるので知っておいて損はない。
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浴衣をきちんと着こなすために
■浴衣を着るときにやりがちな間違い
①「左前」はダメ!「右前」が正解!
「右前」:自分から見て右衿が下にある、相手から見て左衿が上にある状態のこと。これが正解!
「左前」:自分から見て左衿が下にある、相手から見て右衿が上にある状態のこと。これは縁起の悪い着方といわれる。
鏡を見ながら、またはSNSを見ながら着付けをすると間違えやすいので注意しよう!
↓下の写真は正解
②Vラインの開きすぎに注意!
せっかく浴衣を着るなら、粋な姿で着たいもの。とくにVラインが開きすぎているとだらしなく見えてしまう。上の写真のように、衿はのどの下のくぼみが少し見える程度に合わせるのが正解だ!
③下着が透けている……事件!
白やベージュなどの浴衣を着たときに、下着が透けて見えることが多々ある。これじゃあせっかくの浴衣姿も台無しというもの。薄い色味の場合は、ステテコを着るなどして対応しよう。
④小物のジャラづけはセンスを問われる!
前述をしたように、浴衣にはお堅いルールはない。基本的には自由にアレンジをして自由に着こなして大丈夫だ。しかし、浴衣の世界観とは相反するアクセのジャラづけは、あまり好印象とはいえない。あくまでも浴衣を主役に、浴衣が引き立つコーディネートを心掛けたい。
⑤下駄はジャストサイズでなくていい!
下の写真のように、じつは下駄は、普段はいているサンダルなどとは違って、少しかかとがはみ出るくらいのサイズ感ではくのが粋とされている! ちなみに、真新しい下駄をイベント当日におろすと鼻緒部分が擦れることあるので、はきならしておくことをおすすめする。
⑥浴衣の丈は長すぎ禁止!
上の写真のように、浴衣の裾がくるぶしの部分にくるように仕上げるのが正解。短すぎると子供っぽくなるし、長すぎるとだらしなさが引き立ってしまう。ベストなバランスはくるぶしまでと心得よう!
以上、この夏に着たい浴衣4タイプと着こなし方を紹介してきました! 今年こそ花火大会やお祭りで浴衣を着て出かけてみませんか? 夏を最高に楽しみましょう!
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