2021.02.18
超特急FASHION DICTIONARY vol.53超特急リョウガ・タカシmeets WORK
店頭にはすでに春服が並び、おしゃれ意欲が掻き立てられる。まだ少し寒いけど、気分的には新しい服を着たいし、新しいファッションに挑戦したい。そこで2月のFINEBOYS Online連載『超特急FASHION DICTIONARY』は、トレンドでもある「ワーク」に注目し、解説していこうと思います! よく着ているあのアイテムも、じつはワークだったんだ!ということもあるはず。53回目に登場するのはリョウガ、タカシ。
BULLET TRAIN No.3 RYOGA
Work shirt
【Work shirt/ワークシャツ】
普段何気なく着ているデニムシャツやシャンブレーシャツもじつはこの「ワークシャツ」に当てはまることが多い。そもそも「ワークシャツ」とは何かというと、アメリカの労働者のために作られた作業用のシャツのこと。ヘビーデューティに使うことが大前提であることから、生地も縫製も耐久性に優れて丈夫であることが求められる。特徴はというと両胸のポケット、強度を高めた縫製のトリプルステッチ(3本ステッチ)、さらにガジェット部分(前身頃と後身頃の合わせた裾の部分を、縫い目が裂けないように付けた補強した布)に垂れた糸は、糸を絡ませて裾のほつれを防ぐ役割も。シンプルで機能的な「ワークシャツ」はどちらかといえばデイリーユース向き。だからフォーマルなシーンではおすすめしないよ。
■RYOGA Coordinate
みなさんの『男っぽいリョウガが見たい!』という声にお応えしての「ワークシャツ」でございます。いかがでしょうか——? うんうん、似合ってるって? でもリョウガの甘さは残したかったので、インナーにボーダーを差し込んで"あざとかわいい"感じ、出していただきました。
■RYOGA Interview
──春にデニムシャツが一枚あると、いろいろ着まわしできそうだね!
「デニムはいつもパンツばっかりなので、シャツを着たらとても新鮮な気分になれました。確かにこれ、着こなしの幅を広げてくれそうだから、ワードローブのスタメンに入れておきたい。デニム素材って自分の中で渋いアイテムってイメージがあるので、ボトムもクールでダークめな色合いのパンツを合わせて男っぽくスタイリングしてみようかな。あとは、ごくふつうの白Tシャツをインナーに使っても清潔感が出るしかっこいいと思うけど、明るい色やポップな柄のTシャツを合わせてもデニムの色合いとコントラストが出ていいですよね。インナーで印象が変わりそう!」
──他に気になるアイテムはあった?
「タカシが履いていたワークブーツも私服で合わせたことがないのでチャレンジしたいな。これ、足元にボリューム出てポイントになりそうですね。服装がサラッとしていても靴の存在感だけでおしゃれが成立しそう。昔、ティンバーランドのごついブーツをダンスファッションとして取り入れるのが流行ったけど、リバイバル的に使うのもいいかな」
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タカシのワークブーツ
BULLET TRAIN No.7 TAKASHI
Work boots
【Work boots/ワークブーツ】
ブーツのなかでも武骨なフォルムとワイルドなビジュアルの「ワークブーツ」。足元にスタイリングすれば一気に男っぽさ抜群だ。今では一般的にファッションアイテムとして使われているが、その名前のとおり、労働者(ワーカー)が作業時にはく作業用のブーツとして作られたもの。つねに危険な環境下での作業となるため、くるぶし丈の高さとつま先までしっかりホールドされた頑丈で耐久性のあるデザインが特徴。「ワークブーツ」を代表するブランドといえば、チペアやダナーやレッドウイングなどが有名。じつはそのほとんどがアメリカのブランドである。
■TAKASHI Coordinate
メンバーのなかでも、どちらかといえば"さわやか系"なタカシ。そんなタカシがワイルドな「ワークブーツ」をはきこなすなんて……! 最高かよって言葉しか出てこないんです。トレンドの白パンツにレッドウィングがなんとも刺激的でイイ感じ。タカシの雄感が眩しい……、眩しすぎる!
■TAKASHI Interview
──ワークブーツってどんなイメージを持ってる?
「便利なアイテム! そして、色褪せることのない定番だと思います。学生の頃、好きでずっと愛用していたんですよ。動きやすいし、丈夫だし、遊びや仕事に行くにも、ずっと足元はワークブーツでしたね。あとは憧れの対象でもあった! ダンスするときってスニーカーを履く人が多いんですが、たまにワークブーツで踊ったりライブしたりする人がいるんです。それがとてもかっこよくて。ダンスファッションとして取り入れているアンテナが高い人を、すごいな、センスあるなと思って見てました」
──ゴツいブーツで軽快に踊れたら、相当カッコいいね! 今ワークブーツを履くならどんな風に合わせる?
「ワークブーツの無骨なムードに振り切ってコーディネートしますね。Gジャンに合わせてもいいし、大きめのオールインワンの足元に加えるのもいいな。インナーにはちょっと薄めのニットを合わせて、少しだけキレイめな要素も取り入れたいです」
──他に気になったアイテムはあった?
「ワークパンツかな? これも動きやすいし、何にでも合いますよね。ディッキーズは定番中の定番だし、持っていたら心強いと思う。きれいなサックスブルーも珍しいし、映えるけど落ち着いて見えるのも魅力的!」
超特急FASHION DICTIONARY vol.54は2月28日(日)! 乞うご期待!
■今までの連載記事はコチラ!
『超特急FASHION DICTIONARY』
■超特急プロフィール
カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシの5人からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。昨年末に3日間開催された配信ライブ『BULLET TRAIN ONLINE SPECIAL LIVE「Superstar」』が3月24日(水)にBlu-rayで発売が決定。さらに春のアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」』も発表され、6月は超特急と一緒に盛り上がれそうだ! 現在新シングル「Asayake」も発売中。
■超特急オフィシャルサイト bullettrain.jp/
■BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」特設サイト bullettrain.jp/hoopla/
■衣装クレジット
リョウガ/ファイブブラザーのシャツ8900円(トップウィンジャパンショールーム)、サンディニスタのカットソー8000円(トゥー・ステップ)、その他スタイリスト私物
タカシ/ユニバーサル スタイル ウエアのシャツ1万1800円(ク・ラッチ)、ウィザードのパンツ2万5000円(ティーニー ランチ)、レッド・ウィングのシューズ3万7900円(レッド・ウィング・ジャパン)
●文/渡辺 愛 撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/小島竜太 ヘア&メイク/池上 豪、スギノトモユキ(NICOLASHKA)