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INTERVIEW- インタビュー -

2022.09.06

次なるチャレンジは舞台。鈴木志遠と舞台『DOWNTOWN STORY』について。

3年前のFINEBOYS専属モデルオーディションにて、グランプリを獲得。その後、モデルだけではなく主演を含む多くの映像作品にも出演し、確実に活躍のフィールドを広げている鈴木志遠。9月からはNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の脚本家・羽原大介氏が主宰する舞台への出演も決定。注目すべき俳優の1人として挙げられることも多くなった彼へ、舞台への意気込みを聞いた。

”舞台に向いていない”僕が、初舞台に挑むまでの心境

2022年に入ってからの鈴木志遠の快進撃が止まらない!!! ……というと、ちょっと盛りすぎかもしれない。だけど最近の俳優・鈴木志遠は立て続けに注目作に出演しているのも事実。ドラマ「オールド・ルーキー」や「もしも、イケメンだけの高校があったら」、Abema「恋愛ドラマな恋がしたい〜Kiss me like a princess〜」といった話題作に出演し、7月に公開された映画『ヘタな二人の恋の話』では堂々と主演。総括するにはまだ早いけど、2022年は彼にとって確実にステップアップした1年となるのではないだろうか?

そんな彼の次なる挑戦は”舞台”。現在放送されているNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の脚本家でもある、羽原大介氏が新たに結成するユニット・羽原組の立ち上げ公演。これは、われわれ編集部が知っている彼の”ちょっと引っ込み思案な性格”から考えると、かなり大きなチャレンジ。初舞台を控え、稽古の熱量も日々上がり続ける「今」の彼の想いを聞いてみた。

──ドラマや映画とはひと味違う舞台の世界。もともと興味があって飛び込んだ?

正直なところ、はじめて舞台を観にいったのはこの仕事をはじめてからです。興味はあったんですが、なかなかキッカケがなくて……。俳優・モデルの仕事をはじめてからは、自分自身の芝居のために足を運んでいます。舞台には舞台の演技、映像には映像の演技があるのはわかっていましたが、みなさん誰も噛まないし長いセリフもしっかり覚えているし……。あたりまえですけど、実際に観ると「すごい!」という感想しかでてこないです。え? 浅いですか(笑)?」

──そんな圧倒される現場に、今回チャレンジしようとした理由は?

「オーディションを受けた時期なんですが、じつは『このまま俳優を続けていいのか?、続けていけるのか?』って悩んでいたタイミングなんです。実際に舞台のオーディションを通過した実績もないですし、エネルギッシュな舞台の世界に、普段の僕の性格は向いていないことも自覚していました。だから、実際にオーディション会場へ向かう足取りは、とても重かったですよ(笑)。
でも羽原さんのオーディションが本当に楽しくて。いつものオーディションって、自分のセリフに対しての意識が強くて、相手のことを意識することがあまり無かったんですが、この時は、相手との会話のキャッチボールがすごくスムーズに進んでいく感じ、コミュニケーションがしっかり取れている感覚がすごい衝撃でした。
そのとき、いろいろと考えて混乱していた頭の中がスッキリしたんですよ。羽原さんの言う通りにしたらだんだんと頭が空になっていき、自然に演技できた瞬間でした。」

 

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──その後オーディションに合格して、初の舞台に立つことが決定。志遠の演じる役柄と心境とは?

「沖縄の貧しい家庭の話で、借金を抱えた3姉妹のうちの1人を好きになり、アプローチし続ける男の役です。わりと情熱的な性格なので、熱量の高い演技をするように意識しています。そんなに出ずっぱりではないですが、長いセリフもありますし自然に演技できるようしっかり稽古していこうと思っています。今はただ、共演する先輩方との差を早く埋めたいという想いだけですね。
あとは、2週間で10公演というスケジュールも僕が体験したことないもの。日々のコンディション管理にしっかり気をつけていきたいと思います。」


──FINEBOYS専属モデルオーディションでグランプリを獲得してから、ちょうど3年。自身の意識や周囲の環境はどのように変わったのか?

「もともと自己アピールが得意じゃ無い性格なので……編集部のみなさんは知っているでしょうけど(笑)。大きな作品で、自分と同年代の方々がたくさん出ているとき、うまく目立つことができなくて悩んだりもしました。その際、マネージャーさんや事務所の方にも相談したんですが「無理するよりは、今のままでもいいんじゃない?」って言ってもらえて。個人的にはすごく気が楽になりました。
もともと、この業界に入ったときに3年で一区切りだと思っていました。コロナの影響で作品のオーディションを受ける機会が減ってしまったり、モチベーションを保つのに苦労した時期もあります。だけど、今は支えてくれている人たちに、早く恩返ししたいという思いで日々過ごしています。今回の舞台ではもちろん、自分自身の成長した姿を少しでも見せられるように頑張っていますので、ぜひ見ていただけたら幸いです。」

INFORMATION

羽原組オフィシャルサイト https://www.team-habara.com/stage

撮影/MISUMI スタイリング/深澤勇太 ヘア&メイク/吉井めぐみ

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