2025.05.12
山下幸輝が語る最新映画の魅力とカメラ愛
WILD BLUEのリーダー、そして俳優として大活躍中の山下幸輝が登場。テーマであるカメラについて語り始めると、愛機はまさかの現在故障中(笑)。いえいえ、もちろんそれで終わりにはしません! 次に狙っているカメラをどこよりも早く教えてくれたり、いつか使ってみたい憧れのカメラや撮ってみたい被写体などなど、カメラや写真についてたっぷり語ってもらった。最新出演作の映画『見える子ちゃん』についても見どころを語ってくれたぞ!
■人気ホラーコメディが待望の実写化!
ーー映画『見える子ちゃん』がいよいよ6月6日(金)に公開されます。まず出演が決まったときのお気持ちは?
「この作品については、出演が決まってからクランクインをめっちゃ楽しみにしていたんです!」
ーーそれはなぜですか?
「『見える子ちゃん』は人気のホラーコメディ漫画を実写化した作品なんですが、僕が演じた権藤昭生は原作には出てこないキャラクターだったんです」
ーー原作だけど元のキャラがいないって、演じるのが難しそうですが。
「たしかに、原作ものだけどオリジナルのキャラクターって難しいって捉え方もできるとは思うんです。でも、自分にとっては逆で、自分で作り上げていくって楽しみがありましたね」
ーー監督からは何かアドバイスや指示ってあったんですか?
「監督の中村義洋さんがすごくおもしろい方で、いろいろ提案していただきながらも、最終的には『もう自由にやってください!』と言ってくれました」
ーー実際に演じてみていかがでしたか?
「昭生の役としての存在は割とストーリーテラー的な立ち位置なんです。セリフも多かったし。だから作品そのものがどういうものになっていくかは、自分にかかっているという気がしていました。あくまで自分で勝手に思っていただけですけどね(笑)。その分、やり甲斐もあったし、すごく楽しかったです」
ーー山下さんが考える作品の見どころは?
「ちゃんと笑えるし、ちゃんと怖いし(笑)。エンタメ作品としてシンプルに楽しんでほしいです。何も考えずに楽しんで観てもらえると、最後に『おぉっ』ってなるんで(笑)。ぜひ劇場でご覧ください!」
■WILD BLUEは1st EPをリリース!
ーーWILD BLUEの活動としては1st EP『POP』がリリースされました。こちらについても聞かせてください!
「これまで作り上げてきたイメージから抜け出した感じというか、今までとはひと違うWILD BLUEが見せられるEPになっていると思います!」
ーー新しいWILD BLUEがこのEPで感じられると。
「はい! 曲調も幅広いですし、ダンスもけっこう攻めた振り付けしたりして。チャレンジすることも多くて苦労はしましたが、その分いいものができ上がりました。ぜひ聴いて欲しいです!」
◾️現在カメラにハマり中。新しいカメラの購入を検討しています!
ーー最近のハマりものについて教えてください。
「最近はカメラにハマってます。荷物ってそんなに多く持ち歩かないタイプなんですけど、カメラだけはいつもバッグに入れていますね」
ーー始めてどのくらいですか?
「いえいえ、もうカメラ歴とか言えないくらいペーペーです」
ーー好きになったきっかけは?
「ふとした瞬間とか、日常の中の一部とかを記録として残しておきたいって思ったんですよね。それからです。フイルムカメラやチェキで写真を撮ったり、父から譲り受けたハンディカムで動画を撮ったりしています。ちなみにチェキは、ファンクラブで毎日更新するコーナーがあるので、それこそ毎日撮ってます!」
ーーメインのカメラは何を使っているんですか?
「ライカを使っていて、『ライカを使ってます』って言いたかったんですが、じつは故障してしまって。残念ながら今は使えないんです。それで新しいカメラの購入を検討しているんですが、いいのが見つかりました!」
ーーなるほど。ちなみに次に狙っているカメラは?
「シグマfpです。ちょうど昨日お店に見に行ったらすごく良くて。もともと候補の1番手だったんですが、ほぼこれで決まりですね」
ーーキャノンやニコン、ソニーが主流って思ってしまいますが、あえてシグマってところがカッコいいですね!
「3月に撮影で沖縄に行ったとき、カメラ好きのAPさんがいて、その方がカメラを2~3台持ってきていたのを見て、『初心者でも使いやすくて、いいカメラってありますか?』って聞いてみたら『シグマのfpがいいよ』って勧めてくれて。それで気になっていたんですよね」
ーーシグマ fpのお気に入りのポイントは?
「初心者でも扱いやすそうなところですね。コンパクトで軽量なところも自分にとっては高ポイント。しかもデザインがシンプルでカッコいいんです」
ーーあと、フイルムからデジタルにシフトすることになりますよね?
「デジタルに変えるのには理由があって、タイムリーさが欲しいんですよね。フイルムは現像する楽しさがあると思うんですが、一方で撮ったら『今すぐ見たい!』とも思うんで。SNSに写真をアップするのにもラグが開くのもどうかなと思ってたんです。現像してみたら「あれ、だいぶ前の写真じゃん」みたいなこともあるので、そういうのを解消できればと」
ーーこれからはもっと新鮮な山下さんをたくさん見られるわけですね!
「そうですね(笑)。これからはもっとタイムリーに写真をアップできると思います!」
◾️いつか家族の写真を撮ってみたい
ーー普段は何を撮影するんですか?
「基本的には人物です。メンバーとか共演者の方が多いですね」
ーー始めたきっかけで「ふとした瞬間とか、日常の中の一部とかを記録として残しておきたい」とおっしゃってましたが、シャッターを切りたくなる瞬間ってどんなときなんですか?
「特別ビビッとくるとかはないんですが、純粋に『この景色や時間を覚えていたいな』って思ったときです。そう感じたときにはシャッター切ってますね」
ーーそういう自然なスタンスだから、メンバーや共演者の方々の素の表情が撮れそうですね
「そうですね。そういうときは撮っている自分自身も楽しいですね」
ーーメンバーの中でカメラをやっている方っているんですか?
「カメラではないんですが、写真を撮ることに関してはメンバーの(鈴川)直弥と(鈴)陽向がすごく上手ですね」
ーーカメラじゃないってことはスマホで撮るってことですか?
「そうなんです。スマホで撮る人物の写真がカッコよくて。構図とか空気感がすごくいいんです。直弥と陽向からはすごく刺激を受けていて、もっと練習しなくちゃて思いますね」
ーー撮ってみたい人とか物ってありますか?
「家族ですね。もっとたくさん写真を撮り続けて自分でも納得いく写真が撮れるようになったら、家族を撮ってアルバムにして贈りたいと思っています」
ーーそれ、絶対に喜ばれますよね!
「ですよね! デジタルで写真をデータで保管することが主流になっているからこそ、いいなって思ってるんです」
ーー今後、カメラや写真とはどう向き合っていきたいですか?
「自分は本当にまだまだ初心者なので、純粋に楽しみながら続けていければと思っています。今までいろんな取材で『趣味は何ですか?』とか聞かれた時に『これです!』って言えるものがなかったんですよね。これからは『カメラが趣味です!』って胸を張って言えるようになりたい。そのくらい自分で納得いく写真が撮れるようになったら、またライカに挑戦しようって思ってます!」
PROFILE
やました・こうき/2001年11月7日生まれ。大阪府出身。2024年に結成されたボーイズグループ、WILD BLUEのリーダー。4月2日に1st EP『POP』をリリース。俳優としては、6月6日(金)から公開の映画『見える子ちゃん』にオリジナルキャラクターの権藤昭生役で出演。
INSTAGRAM
@qpitdef
映画『見える子ちゃん』
6月6日(金)公開!
累計発行部数330万部突破!累計閲覧数9,000万回超え!
人気ホラーコメディ漫画原作が待望の実写化!
ある日突然、普通の人には見えない霊が見えるようになってしまった女子高生・四谷みこ。いろいろとヤバい霊に囲まれた彼女がとった選択肢は、まさかの「見えていないふり」だった。霊たちに見えていることを悟られては、何が起こるかわからない。そんな恐怖におびえながらも、ひたすら平静を装って無視を決め込むみこ。たとえ親友のハナに霊が取り憑いても、同級生のユリアに霊が見えていることがばれそうになっても、ただひたすらに全力スルーのみこだったが、霊に憑かれた親友ハナはどんどん様子がおかしくなっていき……。
監督・脚本:中村義洋
出演:原菜乃華、久間田琳加、なえなの、山下幸輝、堀田茜、吉井怜、高岡早紀、京本大我、滝藤賢一
原作:泉朝樹「見える子ちゃん」(KADOKAWA刊)
主題歌:BABYMONSTER「Ghost」(Sony Music Labels Inc.)
配給:KADOKAWA
衣装はリヴォラのTシャツ2万4200円、シーク ヤブーティのショーツ4万9500円、パンツ5万2800円、ホロ マーケット×ブンザブロウのバッグ各1万6500円(すべてスタジオ ファブワーク)、アグ®のシューズ2万4200円(デッカーズジャパン)、ネックレス11万9000円、ブローチ9万4500円(ともにカレワラ)、IVXLCDMのイヤカフ1万3200円(IVXLCDM六本木ヒルズ)、ガルニのブレスレット14万3000円、リング5万1700円(ともにガルニ東京)、ミスタージェントルマン アイウェアのサングラス4万8400円(ジョイ エブリ タイム)
●IVXLCDM六本木ヒルズ
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●文/橋本裕一 撮影/榎本洋輔 スタイリング/甲斐修平 ヘア&メイク/meg.