2025.07.10
【timelesz 寺西拓人】この笑顔に会いたかった! 今いちばん、アツいマブ! その1
『FINEBOYS』でこんな笑顔全開の表紙、なかなか……というかほぼありません。しかしtimelesz寺西拓人と原嘉孝が表紙に決まったとき、僕らは決めていました──2人の笑顔が見たいって。最高にエモくて最高にアツい“てらはら”に、はっきり言って全世界が夢中です! 7月号の『FINEBOYS』は、“メンバー”となって、初めて飾る2人表紙。皆さんもきっと、この笑顔に会いたかったですよね?
──まずはファッション的な自己紹介をして!
ドクロのアイテムにダメージジーンズ、エンジニアブーツみたいな、平成の当時流行っていた服装は意識的にしないようにしてきまし た(笑)。昔からの反骨精神というか、それが自分なりの個性の出し方だと思っていたんで。どちらかというと僕は海外アーティストのファッションをキャッチしてきましたね! 学生のときはもちろんお金がないから、"それっぽいもの"になっちゃっていましたけど(笑)。
──今は、どんなファッションを楽しんでいる?
基本的にはストリート系が多いですね。でもハズしすぎず、ブランドやジャンルを問わず、いいなと思ったものを自分なりに組み合わせて、シックにまとめるようにしています。
──原くんは、寺西くんは古着も着るって話してくれたけど?
たしかに、古着しか着ない時期がありましたね。古着って選ぶのにすごくパワーがいるので、最近はちょっと買えてないんですけど。
──最近、意外とこういう服やアイテムも似合うんだ!みたいな気づきはあった?
僕、"似合う"というのがどういうことか、じつはよくわかってないんですよね。なので、ちょっと答えがズレてしまうんですけど、世界中で愛されているブランドへの興味が湧きました。そのきっかけは、メンバーのお披露目会となった記者会見。ラグジュアリーブランドが衣装で入ってくださったんです。それまでは、同じように見えるなら安いものでいいやと思っていたけど、歴史あるブランドのスーツを着させてもらい、「イイものはやっぱりイイ」と実感させてもらいましたね。
──服を後輩にあげることってある?
僕はずっとグループに所属せず一人でやってきたこともあって、服をあげる関係性の後輩がいないんですよ(笑)。もし今後、貰ってくれる人がいるんだったらうれしいですね。ただ、お下がりとはいえ「これ、寺西くんから貰った」とその後輩が誰かに話して、「えっ……?」ってなっちゃうようなものとか、最先端とはいわないまでもそんな古いものをあげるわけにもいかないですし。お下がりってなかなか難しいですね(笑)。みんなどうしてるんだろ?
──橋本将生くん、猪俣周杜くん、篠塚大輝 くんにあげる予定は?
3人はメンバーであって後輩ではないので。自分で欲しいものを買うだろうし、「ください」とは言ってこないと思うな〜。大輝は身内にお母さんというファッション面でのプロデューサーがいるし(笑)。
──では、timeleszで一番おしゃれだと思うメンバーは?
変な言い方になるかもしれないですけど、金銭的な面もおしゃれの大切な要素かと僕は思っているんですよ(笑)。なので、勝利、風磨、聡ちゃんは一旦外しておいて(笑)、新加入のメンバーから選ぶと自分のスタイルを持っている将生。ファッションにアンテナを張っているし、それが好きで着ているのが伝わってきます。
──では、寺西くんはtimeleszおしゃれランキングで何位?
2位タイ。1位ともう一人の2位が誰なのか は、ご想像にお任せします。
──timeleszって本当に8人の仲が いいのが伝わってくるけど、寺西くんはグル ープでどんな役割なの?
今のところ、風磨を止める係(笑)。この前も、風磨がずっとふざけてたんですよ。そこにメンバーが乗っかっていいのか、ツッコんだほうがいいのかよくわからない空気になって。そういうときに何か言えるのは(同期の)僕なんだろうなと。でも、本当は僕もふざけたい(笑)。そろそろそっち側にいけるかな。
──その風磨くんが『FINEBOYS』5月号の表紙を飾ってくれました。メッセージを!
風磨とはこれまでと変わらず、地元の友達みたいな、ビジネスではないリアルな関係でいたいと思っているんだけど、どう? あと、スケジュールがなかなか合わなくて行けてないけど、いつ飯行く?
──2人でご飯に行ったら割り勘になりそう?
いや、絶対に出してもらいますよ。そりゃそうでしょう(笑)。まだまだお世話になります。
──冠番組「タイムレスマン」がスタートしたけど、さらにtimeleszで番組を持つならどんな内容がよさそう?
初めてのことに挑戦していく! 番組の力を借りて、普段できないことをみんなでやりたいですね。
──timeleszに加入して約4カ月。 これまでで一番驚いた“初”は?
舞台の本番期間中に、1泊3日で日本とハワイを2往復したことですね(笑)。それと並行してドラマも撮影していて、移動の機内でセリフを覚えているときはさすがに「ひょっと して俺、売れた⁉」って思いました(笑)。冗談ですけどね。それにしてもあのスケジュール感は初めてで、なかなかの経験でした。
──寺西くんを今、笑顔にさせてくれる人って?
姪っ子、姪っ子、姪っ子! 僕が表紙をさせてもらった雑誌をうれしそうにバンバン叩いている動画とかが送られてくるんです。それはもう笑顔になりますよねっていう。もう溶けちゃいます(笑)。それとメンバーですね。グループになったうれしさの味がまだするんですよ。何でもない話をしているだけで楽しいです。
──最近、すっごい笑ったのはどんなこと?
ちょっと前になっちゃうんですけど「ニノさ ん」にtimeleszで出させていただいたときに、大輝が聡ちゃんを肩車したら、聡ちゃんの大事なところが当たっちゃって! 本番中にもかかわらず、素で息が止まるんじゃないかってくらい笑いました。
──どうしても笑顔になれないときの対処法ってある?
そういうときがあまりないかなぁ。仮にやりたかったことで笑顔になれないんだとしたら、ずっとやりたいと願ってきた日々を思い出したり、応援してくれる人のことを考えたら自然と笑えると思います。
── “てらはら”の魅力って?
地元の友達感じゃないですかね。2人の間でもそうですし、皆さんから見ても、地元にこいつらいたかも?と思えるような親近感があると思います。原に対して照れは皆無なので、今回の撮影もいつもの空気感でできました。2人しておしゃれにしてもらってありがとうございます。
──こちらこそです!!!! では、原くんの能力で欲しいのは?
場を明るくする力、強いキャラクター……いっぱいあるけど、今日はこのくらいにしておきます(笑)。
──あえて、愛あるダメ出しをするなら?
「無理すんな」かな。原は新しくグループに入って、自分の役割や存在価値をものすごく考えているんです。そういうところを見ると自分もちゃんとしないとって焦りもするんだけど、気負いすぎて大変なんじゃない?とも思うんですよね。加入したばかりの今はいいかもしれないけど、無理はしてほしくない。
──30歳にしてデビューした経験を振り返って、人生を切り開く上で大事なことって何だと思う?
腐らないこと。僕は悔しいことがあると“今じゃなかったんだ” “ここじゃなかったんだ”って、自分以外のせいにあえてするんです。そうであることを証明するには、自分自身に絶大なる自信を持って、自分が結果を残さないといけない。そうやって腐らずやっていれば、見てくれている人は絶対にいます。
TAKUTO TERANISHI
1994年12月31日生まれ。神奈川県出身。timeleszのメンバー。愛称は〝てら〞。6月11日(水)にオリジナルアルバム『FAM』が発売。6月28日(土)よりライブツアー『We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~』がスタート。グループの地上波初冠バラエティ番組「タイムレスマン」(フジテレビ系毎週日曜深夜)が放送中。また個人活動では2月にミュージカル『ヒーロー』に出演。現在はミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』に出演中。Instagramは@takuto_teranish