2019.04.09
来客の多い古着店 vol.15ヘイト&アシュバリー
今回の来客の多い古着店は、世界的な某海外誌でも紹介されるなど、東京のビンテージマーケットを牽引するヘイト&アシュバリー。古着店が増え続ける下北沢でも、27年前の創業時から変わらない人気で、多くの古着ユーザーを虜にしている。その魅力に迫ってきた。
海外の有名デザイナーも熱視線を送る孤高の古着店!
下北沢駅から徒歩3分ほど、古着店が集中する1番街に、赤いハイヒールの看板が目印となっている1件の古着店が存在ある。それがヘイト&アシュバリーだ。アンティークからハイブランドのビンテージ古着、さらには低価格なものまでと幅広く商品を展開。独特なセレクト目当てに、芸能人やスタイリスト、海外の有名デザイナーまでもがこのお店にやってくる。世界的な海外ファッション誌でも取り上げられたことがあり、その認知度は言わずもがな。今回はそんな有名店のバイヤーである定常(さだつね)さんにお話しを聞いてきた。
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同店イチオシはコレ!
今季、注目してもらいたいのはダブルのジャケット
「NYの'80年代初期のバンドシーンを意識して、HIPHOPが生まれる前のストリートものをたくさん買い付けました」と意気揚々に話してくれた定常さん。「わざと大きめに着るテイラードが当時の一大トレンドとなっていましたよ」と言う。肩の位置が落ちるそのサイジングは今の時代と完全にマッチする、ゆるいテンション。同店ではスラックス合わせや、キレイめなデニムパンツと合わせることを推奨しているそうだ。
定常さんに試着をしてもらった。ダークトーンのダブルジャケットなら、大人度も自然と上昇。そのほかにも春らしい淡いカラーリング、絶妙なニュアンスの霜降り色のものなど、数多くのダブルジャケットが店頭に並んでいる。
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流行だって押さえてます!
ワイドの次はフレアがくる予感! ここではデニムに絞ってお届け!
「数年前からリーバイスの517や646だったり、フレアのシルエットはつねに探していました。日本のストリートではじわじわ人気が出てきたので、今季は多めに仕入れてきました」と語る。リーバイスの名品やデッドストックものなど、しっかりと古着として価値のあるものをセレクト。'70年代初期から'80年代の後半のものが中心となっている。短丈のブルゾンなどを合わせ、上下でメリハリをつけて着こなすのがオススメだそう。
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下北一と自信があります!
下北沢で一番取り扱いの多いウエスタン系アイテム!
「ウエスタンシャツやウエスタンジャケットなどさまざまなタイプを展開しています。数十枚はあると思うので、ほかの店舗に比べるとその数は圧倒的に多いと思います」と話す。落ち着いた雰囲気のものばかりで、普段使いで取り入れても何ら問題はなさそうだ。
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トップスやパンツだけではない!
アクセサリー類にもこだわりが光る!
「しっかりと本国であるアメリカで買い付けを行っているからこそ、手に入るのがバングルやブレスレット、リングなど。うちではインディアンジュエリーやメキシコのものを中心に集めています」と話す。5000円代から3万円代のものまで、さまざまな形や色みを取りそろえる。中にはバイヤーである定常さんが、交渉の末に譲ってもらった思入れのものなどもあるそうだ。
定常さんに試着してもらったが、コーデの中でアクセントに活躍してくれる。シンプルなニットに合わせても、同店のアクセサリーならシャレたムードを簡単に醸せそうだ。
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気になる人はまずは足を運んでみて!
インパクト大なオブジェを発見!
店内にはアメリカで買い付けてきたという巨大なキノコのオブジェがある。ヘイト&アシュバリーのシンボルとして、長い間お店に飾られている。また、ここで働くスタッフの方達は、古着の知識に長け、人当たりのよい人ばかり。なにかわからないことや、アイテムについて知りたいことがあれば、そんな店員さんたちにアドバイスをもらってみてほしい。そうすればもっと古着のことが好きになるはずだ。
ヘイト&アシュバリーなら古着の選択肢が広がるはず!
サンフランシスコにルーツを持つお店だけに、エントランスはどこかアメリカチック。アメカジの定番品から独特なアイテムまで、古着好きのお腹を満たしてくれるセレクト力が魅力だ。詳しいアイテムの詳細や買い付け時の状態なども、SNSやブログなどで頻繁に公開しているからチェックしてもらいたい。音楽・演劇、そして古着があふれるカルチャータウンである下北沢で圧倒的な存在感を放つこのお店に、まずは足を運んでみてほしい。
●HAIGHT&ASHBURY(ヘイト&アシュバリー)
TEL:03-5453-4690
住所:東京都世田谷区北沢2-37-2 2階
営業時間:13:00~21:00(月〜金)、12:00~21:00(土日・祝)
インスタグラム:@haight_tokyo
ブログ:メンズブログ
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