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2021.01.18

超特急FASHION DICTIONARY vol.51超特急カイ・タクヤmeets PANTS SILHOUETTE

2021年がスタートしましたッ！　今年もFINEBOYS Online連載『超特急FASHION DICTIONARY』をどうぞよろしくお願いいたします！　超特急5人の新しい着こなし、新しい一面、新しい表情をみなさんと共有しつつ、おしゃれの勉強もできるよう、楽しい連載にしていきます！　新年一発目にお送りするテーマは「パンツのシルエット」。ついついトップスばかり気を使いがちだけど、ファッション好きならパンツとそのシルエットにも注目してほしい！　51回目に登場するのはカイとタクヤだ。

BULLET TRAIN No.2 KAI 

Buggy pants

【Buggy pants／バギーパンツ】
バギーとは"ぶかぶかの"という意味。ワイドパンツとは総称で、ワイドパンツのなかにガウチョパンツや「バギーパンツ」などが含まれる。「バギーパンツ」の特徴といえば、ヒップから裾にかけて極端に太いストレートシルエットであること。まさに今主流のパンツシルエットである。しかもこの「バギーパンツ」、おしりや太ももまわりがゆったりしていることから体型カバーもできる。さらに股上が深い(ハイウエストタイプ)のでタックインをすれば脚長効果も狙える。と、じつはイイことばっか。ただパンツに重心がくるぶん、トップスもゆるめだとメリハリのないシルエットになってしまう。「バギーパンツ」をはくときは、まずはすっきりコンパクトにまとめることをおすすめする。

■KAI Coordinate
爽快で、パワフルで、ハッピーオーラのあるカイは、やっぱ青が似合うんですよねぇ。奇しくもメンバーカラーが青だけど、これはもう必然ですよねぇ。新年早々カイが着る青ニット、拝めば何かイイことが起きる気がする(笑)！　コーデュロイの「バギーパンツ」は今っぽいしリラックス感もあるし、なんなら青ニット×茶パンツの色合わせっておしゃれすぎですよねぇ。

 

■KAI Interview
──今日穿いたバギーパンツは、カイのイメージにぴったりだったよ！

「確かにバギーパンツは楽だからよく穿きますね。私服だと、ものすごくワイドよりも、ほどよくゆるいシルエットが多いかな。トレンドの流れもそうだし、やや太めのほうが今は気分です」

──パンツのシルエットがキレイなおすすめブランドってある？

「JWアンダーソンのデニムは計算され尽くしたバランスがカッコイイ。あとは、僕がプロデュースしているブランド、KEEN AND INTENSE(キーン アンド インテンス)のジャージのシルエットはめちゃめちゃキレイです！　素材の落ち感も美しくて、いかにもジャージって雰囲気にならないから、気を抜きすぎないスタイリングに仕上がります」

──パンツのシルエットをチェックするときのポイントは？

「ベルトせずに穿きたいスタイリングもあるから、そのときどんなシルエットになるかは気にして選びます。あとは全体のバランスも大事。今日5人が穿いたシルエットのアイテムは私服でも全部持っているほど、パンツが大好きなんですよ。これからもどんどん増えていくんだろうな〜」

BULLET TRAIN No.4 TAKUYA 

Flare pants

【Flare pants／フレアパンツ】
時代とともにパンツのトレンドも変わっていくもの。近年、ファッションシーンを沸かせているアイテムといえば「フレアパンツ」だろう。20代にとっては最先端のパンツではあるが、じつは1970年に一世風靡したもの。40～50代にとっては懐かしいシルエットが、巡り巡って今の時代に脚光を浴びているというわけ。「フレアパンツ」とは、ひざから裾に向かって徐々に広がるAラインシルエットが特徴。今はくなら、スラックスやトラックパンツにフレアのディテールがあるパンツがおすすめ。裾のちょっとしたポイントだけでいつものコーディネートも雰囲気が変わるから、ぜひ試してみよう！

■TAKUYA Coordinate
今年もおしゃれ番長のコーディネートは参考になるね～マジで。タクヤが選んだのはフレアのトラックパンツ。"トラックパンツ"って、いわゆる体育の時間に着ていたジャージの延長だけど、今っぽいフレアタイプなら"運動着"に感じない。しかもタクヤ先輩が着るとホント都会的だし、むっちゃイケてるんすよね。

 

■TAKUYA Interview
──タクヤは、パンツのシルエットには「一切の妥協を許さない男だ！」ってウワサを聞きつけたんだけど……？

「はい！　パンツのシルエットはスタイリングにおいて超・大事!!　あるんですよね、鏡の前に立って“これだ！”っていうバランスが。丈が1cm違うだけでまったく違う見え方になるから、奥が深い。合わせるシューズによっても、裾の溜まり方が違うから、靴もパンツのシルエットに合わせて選んだりもするし。カイが穿いていたコーデュロイのバギーパンツも気になったし、今日自分で穿いたジャージパンツは裾に向かってほどよく広がるフレアがキレイだった！」

──今日みたいなジャージのフレアパンツ、私服だったらどう着こなす？

「ジャストサイズか、ちょっとゆるめのニットを合わせてもかわいい。古着のダブルジャケットでもおしゃれにまとまると思う。素材の特性上、部屋着っぽくならないように、僕なら足元はカチッとしたもので締めるかな。鮮やかなオレンジのパンツ、いろんな合わせ方ができそうで考えるのが楽しいですね」

超特急FASHION DICTIONARY vol.52は1月28日(木)！　乞うご期待！