2023.12.27
僕らのちょうどいい名品 48コロンビア ブラックレーベルのジャケット
今年の冬は暖かいな、なんて思っていたら、本格的な寒さが急に到来。あわててプラスアルファのアウターを探しているなら、当然、暖かさ重視の中綿系だろう。いつものスタイルに合うボリューミー過ぎないものがいいってことなら「コロンビア ブラックレーベル」に注目。街着感と機能性を両立したアウターは、まさに求めていた名作だ!
「今年は暖冬だから」なんて油断していたら、急に気温が下がってきて、極寒日でも暖かく過ごせるアウターを用意し忘れていた……という人も少ないはず。寒さが厳しくなる真冬を乗り切るアウターをこれから手に入れるなら、オススメはやっぱり中綿系。とはいえ、スタイルが悪く見えるようなモコモコし過ぎているものは、僕らの普段の格好には似合わない。シュッとしていて、かつ暖かい、そんな機能性と都会的なルックスを兼ね備えたアウターが求められる。機能的なウエアといってすぐ思い浮かぶのは、アウトドアブランドになるけど、都会的というキーワードとは真逆……と思いきや、「コロンビア ブラックレーベル」ならその両取りが可能。言わずと知れたアウトドアの名門「コロンビア」が培ってきた技術を生かしつつ、ベーシックで洗練度の高いデザインに仕上げたアーバンラインなのだ。
ゴールドの裏地が
抜群の保温性を確保する
内側で輝くゴールドの生地は、「コロンビア」の独自テクノロジー、オムニヒートインフィニティ。熱を反射しながら閉じ込める手法で、暖かいのに蒸れにくい着心地を実現している。今回紹介している「コロンビア ブラックレーベル」のような都会的なコレクションに、フィールドでも耐えうる最新技術を投入できるのも、創業から85年を超えるアウトドアブランドとしてノウハウを培ってきたからこそ。そもそも「コロンビア」がどんなブランドかというと、1938年にポール・ラムフロムにより、アメリカ・オレゴン州で創業。小さな帽子問屋の権利を買い取り、コロンビアハットカンパニーという社名で始まった。名前は、会社の近くに流れるコロンビア川に由来する。その後、ラムフロムの娘で現会長のガート・ボイルが引き継ぎ、スキーグローブやブランドの代表的アイテム「ツー・イン・ワン・ジャケット(インターチェンジシステム)」を開発。それがアウトドアファンに刺さり、アウトドアブランドとしての地位を確立していったというわけ。
名作ジャケットを
都会的にアップデート
「コロンビア」のアーカイブから生まれて人気を博している「コーヴトゥストリームダウンジャケット」を「コロンビア ブラックレーベル」でアーバンスタイルに昇華させたのが、こちらの「コーブトゥドームブラックインシュレーテッドジャケット」。サステナブルな中綿入りで、オムニヒートインフィニティとブランド独自の防水透湿機能オムニテックを搭載している。内側にシームテープを施し、防水性はさらに向上。軽量でダウンに負けない保温性と雨の日も安心な高い防水性能を備えた。スタンドカラーにフードを収納していて、コーディネートや天候などのシチュエーションに合わせてアレンジできるのもメリットの1つ。僕ら好みのシンプルなデザインで、手持ちの服に合わせやすいのはご覧のとおり。日常使いから、そと遊びや旅行まで対応する万能アウターとして、ワードローブに加えておけば、重宝することは間違いなし!
コロンビア ブラックレーベルのジャケット4万6200円(ともにコロンビアスポールウェアジャパン)
着まわしやすいカラーで
この冬ヘビロテしよう
体温の反射で保温するオムニヒートインフィニティを採用することで、中綿のボリューム感に頼らず、スッキリ見えながら、暖かく過ごせる「コーブトゥドームブラックインシュレーテッドジャケット」。身幅が広くて、ほどよくゆるっとしたシルエットにショート丈というのも今どきだけど、よりアーバンライクに着こなせるブラックとオリーブカラーもラインナップ。クローゼットの中身に合わせてカラーを選べるのも嬉しいところだ。ブラックなら、モノトーンコーデで整えるのいいし、オリーブなら旬のアウトドアミックスコーデとも相性がいい。フィールドでは、華美さのないミニマルなルックスがまわりとはちょっと違う、落ち着いた雰囲気も醸し出してくれそう。というわけで、1着持っていれば、着られるシーンの幅はかなりワイド。真冬の主軸になりそうなアイテムとあって、駆け込みでも買っておきたい逸品だ。
コロンビア ブラックレーベルのジャケット各4万6200円(ともにコロンビアスポールウェアジャパン)
コロンビアスポーツウェアジャパン
☎︎0120-193-803
文/池上隆太 撮影/松尾 修(STUH)