2023.11.29
僕らのちょうどいい名品 45ナンガのオーロラダウンジャケット
真冬のアウターといえばダウンジャケット。温暖化とはいえ、結局毎年、とんでもなく寒い日や凍えるシチュエーションはあるわけで。機能的なものが安心だけど、アウトドア過ぎると普段の格好に合わないから、選ぶのはシンプルかつハイスペックな1着。ナンガの「オーロラダウンジャケット」なら、そんな条件にぴったりハマる!
ここ数年続いているアウトドアミックスコーデのトレンドもあって、とりあえず羽織ってしまえば、なんとなくスタイルが決まるし、寒い日も暖かく過ごせる。そんなダウンジャケットは、冬のワードローブの中軸を担うアウターとして欠かせないもの。ヘビロテが想定されるだけに、気兼ねなく着られるタフさや軽さがあるものを選ぶのが得策だ。となると、狙い目はやはり機能性が高いアウトドアブランドの1着になる。そこでオススメなのが、ナンガの「オーロラダウンジャケット」。創業から80年以上が経ち、本格派の寝袋で知られる国産ダウンブランドの定番モデルだ。アイテムのコンセプトは「いつでもどこでもちょうどいい」。シンプルなルックスで街着に似合うデザインながら、アウトドアフィールドにも耐えうるスペックを備えている1着は、さまざまなシーンで使うことができて、出番の多いユーティリティアウターとして活躍してくれる。まさに「ちょうどいい」ダウンジャケットに仕上がっている。
上質なダウンを詰め込んだ
ブランドを代表する1着!
ナンガといえば、もともとは布団メーカーで、1988年に作り始めた寝袋でアウトドア業界に名前を轟かせているブランド。拠点は日本の滋賀県米原市だ。肝となるのは上質なダウンを使っていること。寝袋を作り始めた当時は、羽毛の検査基準が整っていなかった時代だったが、「河田フェザー」との出会いで変化が訪れる。通常の検査基準と独自の試験項目を設けて徹底した品質管理を行っていた「河田フェザー」と組むことで、そのクオリティは一気に上昇。ちなみにナンガという名前に会社名が変わったのは1990年となる。その由来は、ヒマラヤ山脈のナンガ・パルパット。世界9位の高峰で、人食い山として難易度が高い山だ。そんな山にちなんで、スタッフとともに困難を乗り越えていこうという決意が会社名に込められた。「オーロラダウンジャケット」は、そんなナンガが2003年に初めて作ったダウンジャケット。アップデートを繰り返し、現在のモデルは6代目となる。2023年シーズンはシルエットを劇的に変更。ゆったりとして、着込むインナーを選ばないシルエットとなり、トレンドを意識したワイドな身幅に。従来よりもフードを高く設定し、首元が冷えないようにすることで、保温性もアップしている。街着としてのファッション性とフィールドでの機能性を兼ね備えた一品というわけだ。
街はもちろん、フィールドにも
対応する機能が満載!
表地はナンガ独自の防水透湿素材オーロラテックス®︎を使用し、耐水圧2万mmで、透湿性6000g/m2/24hrs。アウトドアでありがちな天候変化による雨の侵入を防ぎつつ、湿気を外に逃がしてくれるので、蒸れにくい仕様になっている。もちろん街なかでだって、ドライな着心地をキープしてくれるから快適だ。腕部分はダウンがつぶれない縫製で仕上げられ、ダウンメーカーのならではの工夫が施されている。フロントは、止水ジップで防水性は万全。袖のアジャスターのほか、裾にはドローコード付きで冷気の侵入を防ぐ調整も可能だ。アームホールも広く設定され、腕まわりがもたつくこともないのも、コーディネートに制限がなく嬉しいところ。袖部分は立体的に作られ、動かしやすくなっているからストレスなく、どんなときもコンフォートに着られる。フードも大きくなり、ヘルメットや帽子を着けたときでも、余裕でかぶることができるので、バイクや自転車に乗るなんて人も大助かり。
ジャケット4万7300円(ナンガ)
オールマイティな黒か、
エレガントなベージュか!?
モダンなグレーのほかに、ベージュと黒もラインナップ。どんなウエアにも合いそうな黒が無難ではあるけど、黒アウターはすでにけっこう持っているなんて人は、ベージュにトライするのもあり。普段の黒コーデばかりの人はガラッと雰囲気が変えられるし、ちょっと大人っぽく、上品さも醸し出してくれる。黒パンツなんかを合わせたら、都会的で高級感あるコーデに仕上がりそうじゃない? シンプルなデザインなのに、高い機能性を持っているからこそ、さまざまなシチュエーションで使える「オーロラダウンジャケット」。ハイスペックかつタイムレスなデザインだけに、1着手に入れておけば、万能ダウンジャケットとして、この冬だけじゃなく、ながーく活躍してくれそうだ。
ジャケット各4万7300円(ともにナンガ)
ナンガ
☎︎0749-55-1016