2018.09.11
イラストで学ぶ、夏から秋へのスタイルチェンジ術 中編手持ちの白Tを秋仕様に変える簡単テクニック！
ファッション業界は秋モードに突入。だからといって、昨日まで夏服だったところを今日から全身秋服に！ なんて、気温面でもお財布面でも現実的じゃないよね。そこで、今の格好を秋仕様に変えていく方法をイラストで解説する全3回連載。中編では、暑さの残る日でも秋っぽい見た目になれる、白Tのアップデート術を解説！
少しアレンジするだけで、秋"っぽさ"は出せる！
■白Tアップデート術その1
まだTイチで過ごしたい日は、パンツで季節感を取り入れよう
秋へシフトする、と言っても正直まだまだ毎日暑い。長袖を着る気にはなれないけど、いつまでも夏全開のままじゃなぁ……という葛藤もこの時期ならでは。パンツを使った季節感の出し方を覚えておけば、トップスはTシャツ１枚でも十分秋コーデをスタートできる！
夏にしてた白ポケT×スラックスを……
【パターン①】
素材で秋っぽく
夏と比べ、秋は素材の選択肢が増えてくる。コーデュロイやベロアはその筆頭。トップスでは暑くても、まずはパンツから見た目の＂ほっこり感＂を取り入れよう！
秋素材①【コーデュロイ】Tシャツをタックインして上半身をコンパクトにまとめ、パンツの存在感を後押し。コーデュロイ特有の畝感で縦のラインが強調されることで、スタイルアップも狙える
秋素材②【ベロア】パンツのサイドラインでアクセント的に取り入れても、十分主張するのがベロア素材。光を集めて濡れたようなツヤを放ち、高級感のある着こなしに格上
げしてくれる
【パターン②】
柄で秋っぽく
季節感は柄でも取り入れられる。たとえばアロハ柄は夏っぽいけれど、アウターやマフラーによく使われるような落ち着いたチェック柄は秋っぽい。白Tコーデにメリハリもつく！
チェック柄を投入！
左／クラシカルなイメージの小ぶりチェックは、ワイドパンツでゆるく取り入れるのが気分。Tシャツ１枚とサラッと合わせるだけで、品のある英国テイストな佇まいに早変わり
右／大ぶりチェックのパンツで白Tに個性をプラス。足元はスニーカーでカジュアルに合わせ、知的で上品な中にも親しみやすさのある、好感度の高い着こなしが完成
■白Tアップデート術その2
白Tの上にはおるなら、長袖シャツがベスト！
いよいよ何かはおりたくなったら長袖シャツの出番。色や柄のバリエーションが豊富なうえ、アウターほど高くないから何枚も買える万能選手。さらに１日の中で寒暖差の激しい季節の変わり目にも、気温の変化に合わせて脱ぎ着しやすいのもうれしいポイント！
夏にしてた白T×黒スキニーに……
秋は長袖シャツをはおる！
①【グレーシャツをはおる】合わせるアイテムを選ばないので、着まわしに活躍するのが無地のシャツ。中でもグレーはコーデ全体のトーンを落ち着かせてくれ、ロゴTを大人っぽいイメージに落とし込みやすい
②【ストライプシャツをはおる】縦にラインが入ることで、着こなしがスッキリとシャープに見える。さわやかな青白ストライプもベーシックだが、秋に着るなら赤系であたたかみを取り入れてみたい
③【柄シャツをはおる】パンチの効いた個性派総柄シャツも、白Tの包容力で難なく攻略。キレイめ一辺倒になりがちなシャツコーデに男っぽさを呼び込みたいなら、こんな柄モノを選んでみるのも手
④【チェックシャツをはおる】チェックシャツもカジュアルコーデに欠かせない定番アイテム。今っぽいオーバーサイズを選んでも、インが白Tなら重たく見えることはない
〈後編に続く〉
イラスト／green K
