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INTERVIEW- インタビュー -

2022.09.11

サッカー日本代表・板倉 滉が大好きなファッションを語る!

現在、海外リーグでプレーする日本人選手の中でも指折りの活躍を見せているのが、ボルシア・メンヒェングラートバッハの板倉 滉だ。今年行われるカタール・ワールドカップの日本代表の守りの要としても期待は急上昇中。そんな彼の貴重なオフの時間にサッカーのことはもちろん、大好きなファッションについて直撃した!

■大きな手応えを掴んだ昨シーズン

ーーまずは激動の昨シーズンを振り返ってください。

「前所属のシャルケ04では二部リーグで優勝し、一部昇格という目標を達成することができました。目に見える形で結果も出せましたし、とても充実したシーズンを送れたと思います」

ーー中心選手として優勝に貢献し、大きな手応えを感じられたと思いますがいかがでしょうか?

「たくさんの試合に出られたことは非常によかったです。優勝・一部昇格という結果についても、その年だけが良かったわけではなく、積み上げてきたものがあって得られたものだと思っているので、そういう部分での手応えは大いに感じていますね」

ーー日本代表での活動についてはいかがでしょうか?

「今年に入って最終予選の3試合でチャンスをもらえましたし、6月の強化試合もブラジル戦を始め2試合でスタメン出場することができました。召集されてもずっと試合に出られていなかったので、大きく前進できたのかなと思います」

ーーなかなか試合に出られないときは、どのような気持ちでしたか?

「つねにスタメンを奪うつもりで練習に集中していましたし、出たときにはアピールする準備もできていました。いい意味で慣れてきましたし、自分を出せるようにもなってきたので、これからが楽しみです!」

ーーブラジル戦ではネイマールとバチバチでしたが…。

「やっぱりめちゃくちゃ上手かったですね」

ーー今季、ボルシア・メンヒェングラートバッハに移籍されました。ここまでを振り返っても非常に順調なキャリアパスを描かれていると思うのですが、ピッチ内外ではどのようなことを意識されていますか?

「とくに海外に出てからは、つねにサッカーのことが頭の中にありますね。何をするにしても“サッカーのため”ってフィルターを通して見たり考えたりようになりました」

ーーもう四六時中サッカーのこと?

「ずっと考えているというよりも、生活を送る上でのスタンスの変化ですね。オンとオフの切り替えも大事にしていて、オフの時は身体も気持ちもしっかり休めて、またしっかりとオンに戻す。そういうメリハリはプレーを安定させる上ではすごく重要だと思ってます」

■所属チームでの活躍を経由し、ワールドカップの代表入りへ

ーーセンターバックやボランチなど、複数のポジションを務められるユーティリティ性やマルチタスクをこなす力はどのようにして身につけられましたか?

「まずは求められていることを理解して、一つ一つのプレーを丁寧にこなしていくこと。あとは、ちょっと調子が悪いと思ったらシンプルにプレーするとか、無理なプレーはしないとか、自分自身を理解することも大事だと思いますね。全体を俯瞰しながら確実なプレーを続けていくことが信頼に繋がると思います」

ーーワールドカップが目前に迫っていますが、意気込みをお聞かせください!

「新しいチームでいろいろと環境が変わりますが、レギュラーポジションを定着させたいです。ワールドカップのメンバー入りもその先にあると思っているので、まずはそこにフォーカスを当てて毎日のトレーニングに励みたいと思っています」

■純粋に“いい”って思えるものを着たい

ーー話題を変えますが、オフで楽しみにしていることは?

「買い物ですね。昔からファッションが大好きなので!」

ーー買い物はやはりドイツで?

「買い物は日本ですることが多いです。海外に出てから改めて思ったのが、日本はいろんなものが充実しているということ。とくにファッションは東京が一番おもしろいですね」

ーーファッションに興味を持ったのはいつですか?

「ちゃんとした記憶はないんですが、もうちっちゃい頃から好きでしたね。昔からみんなと一緒がイヤなタイプで、派手な服を選んで着ていましたね。今振り返るとめちゃくちゃダサかったですよ(笑)」

ーープロ入り前後でファッション感って変わりましたか?

「とくに変わりはなかったです。ただ、18~19歳の頃はとにかく服を買いまくってましたね。ちょっとでも気に入ったら『買います!』って感じでした。そのころを振り返っても、やっぱり派手なものをよく買ってましたね(笑)」

ーーご自身のインスタグラムなどを拝見すると、今はシンプルですよね。

「10代のころに比べると、だいぶ大人になりましたね(笑)。今はシンプルなスタイルをベースにサイズ感だったりディテールでトレンド感を足していくイメージ。着心地も気にするようになりましたね」

ーーここ最近の普段着はどんなコーディネートが多いですか?

「オーバーサイズのトップスにシンプルなパンツを合わせて、スニーカーをアクセントにすることが多いです。スニーカーは昔から大好きで、落ち着いて買い物ができるようになった今でも、これだけはどうしてもたくさん買っちゃいますね」

ーー現在、スニーカーはどのくらい持ってますか?

「50足はあると思います」

ーーその中でも一番のお気に入りは?

「トラヴィス・スコットとコラボしたエア ジョーダン1が一番のお気に入りで、よく履いています。”レア”って言葉にも弱いかもしれません(笑)」

■ファッションの影響を受けたのは、川崎フロンターレ時代の先輩

ーー今のシンプルなスタイルに行き着いたきっかけはありますか?

「影響を受けたのが川崎フロンターレ時代の先輩方です。最初のうちは、憧れていた先輩たちが身につけているものを『かっこいいな』って感じで眺めていたんですが、そのうち、谷口彰悟さんや家長昭博さん、森谷賢太郎さんに買い物やブランドの展示会などに連れていってもらって、いろいろ教えていただきながらセンスを磨いていきました」

ーー秋冬シーズンはどんなスタイルやアイテムが気になっていますか?

「秋冬といえばコートですね。もともと羽織ものが好きなんです。ただ、ドイツって冬はめちゃくちゃ寒くて、ダウンジャケットなしには生活できないんですが……、もし、すごくお気に入りのコートが手に入ったら、無理してでもコートスタイルを楽しみたいですね(笑)」

ーーこれからファッションとはどのように付き合っていきたいですか?

「そのときの気分とかトレンドってつねに変化するけど、純粋に“いい”って思うものを身につけていきたいですね。ファッションにおいて、自分にとっての一番の褒め言葉って、”それ、どこの服?”って聞かれることだったりするんですよね。自分のスタイルといっても確立していくのはこれからだと思っているので、5年後、10年後と、自分がどんな服を好んで着ているか今から考えるだけでも楽しみです」

PROFILE
いたくら・こう/1997年1月27日生まれ。神奈川県出身。2015年、川崎フロンターレのユースよりトップ昇格。今季よりドイツの名門、ボルシア・メンヒェングラートバッハに入団。開幕からスタメンを勝ち取り、チームの勝利に貢献。今年開催されるワールドカップでの活躍も期待されている。

◆Instagram
@kouitakura

◆Twitter
@kougogo1270

●文/橋本裕一 撮影/榎本洋輔 スタイリング/深澤勇太 ヘア&メイク/小園ゆかり

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