2025.06.23
僕らデビュー1周年ですねん!!!!! Aぇ! groupはまだまだココから
昨年の京セラドーム涙のデビュー発表から5月15日のCDデビュー。この1年を全力で駆け抜けたAぇ! group。彼らに会うといつも思う――超仲ええ。5人が5人のリズムを大事にしている空気感が最高にええ。でも中学生みたいなノリもやっぱりええ(笑)。「売れたい!」と力強く言う5人もこれまたええ(泣)! これからのAぇ! groupが楽しみすぎるよ!と伝えると、「まだまだ俺らココからっしょ!」と言う我らがこじけんの気合に、『FINEBOYS』が応援しなくてどうすんねーーーーん!!!!
Q. メンバーの才能が手に入るなら誰の何?
正門「こじけんの発想力。ゼロからイチを生み出せる人やなって。ああ見えて、ちゃんと俯瞰して客観視していますし。熱いだけじゃなくてクレバーなところもあるから、すげぇなって思います。」
末澤「佐野の相対音感がほしい!」
草間「佐野のオールマイティさ。勘がいい、っていうんですかね。もっといろんなことにチャレンジしたいので、あの万能さに憧れます。」
小島「正門のギターの才能ですね。やっぱ男の憧れじゃないですか。ギター1本背負っていけば弾き語りとかもできるし。」
佐野「(1年前はこじけんって答えてたよ!)いや、今はいらんいらん(笑)。誰やろうな~。今は正門くんかな! レコーディングのときの雰囲気作りがうまいし、歌声もかカッコいい。僕にとって正門くんは兄ちゃん的な存在なんです。」
Q. グループの中で自分は何キャラ?
正門「別に決めてやっているってわけではないんですけど、よくまわりに言われるのはぽやぽやしてるキャラ(笑)。ちょっと抜けているところをいじってもらえたりとか、そんな感じです。」
末澤「ツッコミじゃないですかね? 小島がいつもボケるので、ツッコまざるを得ないんですよ。」
草間「目印担当です。やっぱり目立つし、知名度はけっこう上位だと思うから、マスコット的な立ち位置でやっていけたらいいですね。」
小島「一番のしっかり者。やっぱりリーダーやし、何か決めなきゃいけないときに任せられることが多いなと思います。前にグループを代表して話をしなきゃいけないってとき、みんながばっと俺を見たんですよ。責任も感じましたけど、うれしさもありましたね。」
佐野「うーん……何キャラなんやろ? でも、“愛嬌キャラ”かな(笑)。うちのグループ、愛嬌あるやつ他におらんし! そういえば、子どもの頃、近所のおばちゃんたちをよくメロメロにさせていました(笑)。昔から人懐っこさは武器かもしれない。」
Q. 今年中に変わりたい、自分の性格は?
正門「いろいろと後まわしにしがちな性格を改めたい! 思い立ったら即行動を心掛けたいと思います。」
末澤「性格じゃないけど無趣味なところをなんとかしたいです。今年はいい趣味を見つけたいですね。」
草間「具体的にはないんですけど、成長の機会は欲しいかも。誰かに“リチャのここ変わったよね”って言われて、成長していたんだって気付きたい感じ。」
小島「いや、ないんですよね。けっこう満足してるので!」
佐野「性格じゃないかもなんですが、朝型人間になりたいです。今はありがたいことに忙しくて、苦手な朝もがんばって起きて現場に行っているんですけど、本当は朝強くないので。仕事がある日は気合いで動けるけど、休みの日はお昼過ぎまで寝たりもします。だから、忙しいときだけじゃなくて、朝から気持ちよく動ける自分を目指して、ちょっとずつ整えていきたいです。」
Q. グループの共通の想いは?
正門「これから2年目やな、って想いはみんな持っているはず。デビューイヤーならではのスタートダッシュの勢いみたいなものはもう使えないので、みんな緊張感を持っていますね。」
末澤「ドームでのライブを目指している、ってこと。みんなの本心とか感情的なところはわからないけど、ドームを目標にしてがんばっていることは間違いないです。」
草間「今、目の前にあることを真剣にやるっていうのがモットーなので、まずは無事にツアーを終えることが共通の目標みたいなものかな。で、そこからはやっぱりグループとしての知名度を上げていかなあかんなと思います。グループで出られるところを増やしていきたいです。」
小島「売れたい!って気持ち。デビューして1年経ったけど、正直まだ売れているって実感はなくて。どこかでAぇ!の誰々が、みたいな話題になったときに、全員がパッと顔を思い浮かべられるレベルになっていけたらなって思っています。ファンや身内以外にももっと知ってもらわなって。」
佐野「売れること。グループのためにも、バラエティや俳優など個人としてがんばりたいです。」
Q. おにぎりの具で自分をたとえるなら?
正門「具なし。塩おにぎりですね。素材そのままの味!」
末澤「明太子。ピリ辛な感じ、俺っぽくないですか?」
草間「いくら。ちっちゃいコ人気が高い、みたいなところが共通点(笑)。あと普通に自分が好きっていう理由です。」
小島「昆布! 塩昆布めっちゃ好きなんですよ。」
佐野「うーん……ツナマヨ! なんか優しくて、どこにいても“なじめる”感じが自分っぽいかなって。決め手はマイルドさ、じゃないですかね? ちなみに、自分が好きなおにぎりの具はシャケです(笑)。」
Q. グループを続けていくコツは?
正門「しょうもないことでもなんでもいいからしゃべることかな。内容は置いといて、頻繁にコミュニケーションをとることが大事なんかなって思っています。」
末澤「仲良くいることが一番大事。特別仲良くしようって心掛けているわけじゃないけど、お互いを自然に思いやる気持ちはつねにみんな持っていると思う。」
草間「仲の良さじゃないですかね。一緒にいるときは会話が大事やと思うんですよ。いまだに控室とかではしょうもないこと話してるので(笑)。あと、仕事とプライベートの境界がはっきりしているのもけっこういいんですよ。休みはまったく連絡とらなかったり。なんか、恋人から夫婦になる、みたいなノリですかね(笑)。」
小島「まだデビュー2年目やし、むしろこっちが聞きたいですよ(笑)。でも、お互いにリスペクトの気持ちを持つってことは大事じゃないですかね。」
佐野「いい意味で自分をさらけだすこと。アイドルではあるけど、歌でもダンスでも表現でも、自然体を大事にしたい。あとはお互いをリスペクトし合うこと!」
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Q. 男子にグループのどんなところを見てほしい?
正門「バンドとか普通にカッコいいところも見てほしいし、YouTubeのワチャワチャした感じも見てほしい!」
末澤「男くさいところ。ライブも熱く楽しめると思う!」
草間「Aぇ!って、見る角度によってホンマに違う見え方がするグループやと思うんですよ。YouTubeとテレビとライブ、全然顔が違うと思う。そういういろんな一面を見てギャップを楽しんでもらうのが、男子には一番いいんじゃないかな。」
小島「とにかく何でもいいから見てもらえたら! あんまりキラキラしてないし(笑)、同世代の男子のYouTuberみたいに見てもらえたらええなぁ。俺のインスタグラムのストーリーなんか、普通の男子と同じやと思いますよ。」
佐野「ステージで見せる“パフォーマンスの熱さ”は、もっと多くの男子にも届いてほしいと思っています。自分たちはただ踊って歌っているわけじゃなくて、そこにちゃんと想いを乗せています。全力でぶつけているからこそ、迫力とか、圧を感じてもらえると思うんです。ライブでしか伝わらない“本気”を観て、感じてほしいです!」
Q. 今回のアリーナツアーでは、初めてグループ曲だけの構成だったね。デビュー前のライブとの変化は?
正門「会場に来てくれる人たちのほとんどが僕たちのCDを聴き込んでから来てくれたんやなっていうのを感じました! そして、それと同時に先輩たちの曲の偉大さも思い知らされましたね。みんながノレる代表曲みたいなものが僕たちにもないといけないなと思いました!」
末澤「自分らの曲だけでできるっていうのはやっぱり楽しいしうれしいですね。あと、今回の衣装は僕が担当したんですよ。知らないことも多かったんでやっぱり大変でしたけど勉強になりました。」
草間「お客さんは、僕らの曲をCDで聴いただけの状態でライブに来ているので、楽しみ方とか空間とかを一緒に育てていくって感じが楽しかったです。まぁでも、先輩たちの曲に助けられていた部分はあったなとも思います(笑)。」
小島「Aぇ!の曲だけでやるっていうのが初めてやったから、歌詞が全然入らなくて(笑)。ゲネプロ(前日に本番と同じ環境でとおしでやるリハーサル)で、めっちゃ歌詞間違えました(笑)。もちろん、本番では気合で完璧にやりきりましたよ!」
佐野「楽曲自体を褒めてくれる機会が多くなってうれしい! アイドルとしてステージに立っているわけだけど、“あの曲に勇気を貰えた”とか“あの曲がよかった”とか言ってもらえると、いちアーティストとしても評価してもらえているんやなって思えます。」
Q. 最近カッコよくなるためにしていることは?
正門「スキンケア! あと、ちゃんと睡眠をとること。理想は23時に寝て6時に起きる生活です。よく寝た朝って、気持ちもホンマに違いますからね!」
末澤「何にもしてないです。このままで十分なんじゃないかな(笑)。」
草間「自分がよく見えるものを身につけること。服は自分の体型がキレイに見えるようなものを選ぶようにしています。外出中にコーディネートが気に入らなくなることがたまにあって、その場で買って着替えたりすることも。」
小島「ファッションを日々勉強することです。SNSでストリートスナップを見たりしています。やっぱ街でカッコよくいるってことが大事だと思うんですよ。インスタグラムも開設したことだし、いつでもどこでもカッコよくありたいです。『FINEBOYS』のモデルでいろんな服を着ることができるっていうのも、かなり学びになってるなって思います。」
佐野「脚とか背中をほぐすためにマッサージボールみたいなアイテムを使ってます。寝る場所に置いておいて、気になったときにゴロッと転がって乗るみたいな。あとは、喉が弱いので加湿器はずっとつけっぱなしにしています! 体調を整えておくことも、パフォーマンスに直結するし、“カッコよさ”につながると思う。」
Q. 3枚目の新曲シングル「Chameleon(カメレオン)」はダンスロックナンバーだけど、メンズ読者がカラオケで歌うときのポイントは?
正門「うーん、難しいかもな。「Chameleon」に限らず、Aぇ!の曲ってカラオケで歌いづらいんですよね。でも聴くシーンは選ばないので、服を選ぶときとかドライブするときとか日常のいろいろなタイミングで聴いてもらえたらうれしいです。」
末澤「これはカラオケで歌うの無理じゃないかな(笑)。まず1人で歌えないし……。完璧にAぇ!になりきる気持ちの男が5人集まればイケるかも(笑)。」
草間「1人で歌うと息継ぎのタイミングがないのでだいぶきついと思う(笑)。でも、リズム感がカギでアーティスト感の強い曲なので、うまく歌えればかなり気持ちいいはず!」
小島「これ、カラオケで歌ってる人おったらすごいなと思います! 言葉がかぶってくるところとかもあるし、そもそも1人では難しい歌なんで(笑)。みんなで楽しく歌ってもらえたらって思います。」
佐野「この曲、音程の動きが複雑なんですよ。でも、音程がそんなに合ってなくてもカッコいいと思う。上手に歌うより、リズム感とかグルーブで楽しんでもらえたら最高ですね。」
Q. 〈アベンヌ〉のイメージキャラクターに選ばれた感想は?
正門「いい意味でびっくりでした。こういうお仕事は初めてだったので。広告のビジュアルとかもめちゃくちゃさわやかやったし(笑)。新しいAぇ! groupのイメージを作ってくれたなって思っています。」
末澤「基礎化粧品ってイメージがあったので、Aぇ! groupが起用されるのってなんだか意外だなって思いました!」
草間「僕らのこの感じで化粧品ブランドのキャラクターって想像していなかったので驚きでした! その意外さも含め、やっぱりうれしかったですね。」
小島「僕が長年お世話になっている〈アベンヌ〉さんのイメージキャラクターに選ばれる日が来るなんて、という感じ。とにかくびっくりしましたよ!」
佐野「Aぇ! groupにスキンケアのイメージってきっとみんななかったと思うんです。僕ら自身もそうやったし(笑)。でも、うれしかったですね。じつは実家では小さい頃から「アベンヌ ウォーター」はずっと使っていたんですよ!」
Q. 肌悩みはある?
正門「今は割と安定しています。〈アベンヌ〉のスキンケアのおかげかな?」
末澤「敏感肌で乾燥肌。この季節は花粉でも荒れちゃうんですよね。」
草間「冬にちょっと乾燥するとか、メイク後にテカるとか、そのくらいかな。」
小島「ドラマ撮影のときとか、忙しいときとか生活習慣が乱れたときにあれちゃうんですよ。」
佐野「定期的にニキビができますね。メイクで隠れへんレベルのやつが(笑)。」
Q. どんなときに泣く?
正門「私生活で泣くことはないですね〜。映画を観たときくらい(笑)。」
末澤「日常では泣かないです。ここ何年かだと、デビュー発表のときくらいかな。」
草間「けっこうもらい泣きするんですよ。番組収録で感動のVTRとか見ていたりするだけで泣いちゃう(笑)。とくに動物ものは絶対泣きます。」
小島「映画とかでけっこう泣きますよ。最近は『インターステラー』っていう映画でガチ泣きしました。」
佐野「いつだろう。感動したときとか、もらい泣きとかかな。」
PROFILE
2024年5月15日、シングル「《A》BEGINNING」でCDデビュー。1stアルバム『D.N.A』を引っ提げアリーナツアーも開催。6月18日(水)には3枚目となるシングル「Chameleon」が発売。Aぇ!groupの新章の幕開けを告げる楽曲に仕上がっている。
●インタビュー/山下皓平