2018.04.05
本当にいいモノなら、ちょっと高くても惜しくない。 Vol.2先輩に聞く、ハタチで買って今も使っている名品
大人になると本当にいいモノならば少し高くても惜しまず買っていたりする。それをトレンドとミックスしながら、あるいは左右されずに使ってたりする。それってすごくカッコいい。僕らが憧れる先輩たちがハタチの頃に購入し、今も愛用し続けるものってどういうものだろう?
6年使っているクリスヴァンアッシュ×イーストパックのリュック
べラドルチェ サロンスタッフ 日野達也さん(26歳)
ファッション転換期に
出会った名品です
美容専門学校時代からさまざまなファッション雑誌のスナップに登場していた〝オシャレ〞美容師、日野達也さん。彼に20歳から使うクリスヴァンアッシュ×イーストパックのバッグを買ったきっかけを尋ねた。
「10代のときは基本、全身古着だったんですよ。それが続いていたんですが、周りの影響もあって20歳のときにコレクションブランドなどいわゆる〝憧れブランド系〞に興味を持ち始めたんです」
そのとき日野さんが惹かれたのがクリスヴァンアッシュだった。
「このリュック、買った時はオールブラックだったんですよ。レザーも使った大人っぽいデザインに一目ぼれでした。興味を持ち始めてから、初めて買う〝憧れブランド〞でしたから、高かったけど、手に入れたときはテンション上がりました。シンプルなデザインだから長く使えそうっていうのも決め手にあったんですが、さすがにここまで長く使うとは買った当時は思ってなかったですね」
学生時代、アシスタント、そしてスタイリストと苦楽をともにしてきた相棒に引退はない?
「自転車通勤してたときもあったので雨にもガンガン打たれたりもしました。だいぶ色褪せているけど、それでもやっぱり手放せない。長年使ってきたせいかサイズも含めて、僕になじんでるというか、とにかく使いやすいんですよ。だからまだまだこいつには頑張ってもらうつもりです(笑)。大切な思い出もこのリュックにはいっぱい詰まっているんで!」
ハタチで買ったワケ!
「生地はキャンバス×レザーの組み合わせ。ボトムやハンドル部分に革を使ってて、高級感もありました。デザインがシンプルだから、服を選ばずに使えるってところもポイント。ちょうど全身古着なスタイルから、ちょっと方向性を変えていこうかなって思い始めていたタイミングだったので、このリュックがきっかけとなって、僕の好きなファッションも変わっていったのかなって今となっては思いますね!」
撮影/田中利幸