2018.05.16
本当にいいモノなら、ちょっと高くても惜しくない。 Vol.6先輩に聞く、ハタチで買って今も使っている名品
大人になると本当にいいモノなら少し高くても買いたくなる。それを今でも愛用して流行スタイルと混ぜたり、ときにはオーセンティックに着こなしてたり。それってすごくカッコいい。僕らが憧れる先輩たちがハタチの頃に購入た名品っていったいどんなものなんだろう。
10年使っているレイバン ウェイファーラー
ビームス プレス 秦 拓也さん(30歳)
壊れても買い直して
使い続けたい永遠の定番
老舗セレクトショップ、ビームスのプレスとして働く秦さん。愛用のレイバン名品サングラス何とすでに3代目。
「じつはもう2回壊しちゃって。この3代目はもう壊したくないなぁ(笑)。出会いは学生のときでした。夏になってサングラスが欲しいなといろいろ見ていたんです。昔から〝定番〞ものに弱くて。これもひと目見てホレちゃいましたね」
今改めてその嗅覚は正しかったことに気づいたという。
「今でもその感覚は大事にしています。新しいものでも、古くからあるものでも素直にいいものはいいと思いたい。購入当時は派手な格好が好きだったけど今はシンプルなものが好き。このサングラスはそれでも僕の変わっていくファッション観には左右されなかった。いつの時代でもカッコいい、不変さ、それがウェイファーラーの魅力ですね。僕自身もそういう存在になりたいですね」
ハタチで買ったワケ!
「サングラス、じつは何個も持っているんですが何だかんだ、定番品を持っておきたくて購入。王道ならではの魅力というか、ロングセラーなものって引き寄せられます。きっとこれは壊れてもきっと直したり、買い直したりすると思いますね。それほど使い続けたいサングラスです」
撮影/田中利幸