2023.05.29
僕らのちょうどいい名品 23ムーンスター 810sのカフ
足元はサンダルがメインになる季節がすぐそこ。目的や遊び方によって選ぶのは当然だけど、何も考えずにとりあえず履いておけば「なんとなくOK」な汎用性が高いタイプも揃えておきたい。というわけで、ムーンスター 810s(エイトテンス)の「カフ」。機能的でリーズナブル、そして合わせやすいシンプルさを持つとあって、役立つこと間違いなし!
外に出かけやすい気温になってきて、もう足元は軽快に履けるものに限る! なんて季節が到来。サンダルなんて、いくつ持っていても困らないよね。スポサンみたいなアウトドアでも履けるようなものから、上品なコーディネートに合わせたいレザーサンダルまで、いろいろなタイプがあるけど、どんなときもハマるような万能性がある1足はマストで揃えておきたいところ。ちょっと近所に出かけるときもサッと履けるし、普段のコーディネートにもしっくりくるようなものがあればベスト。そこで、オススメしたいのが、ムーンスター 810sの「カフ」。足を突っ込むだけのサンダルで、履くときのストレスがないというのはもちろん、つま先があるサボタイプだから、ラフすぎないというのも魅力。ビーサンみたいな手抜き感はなく、ゴツいスニーカーより涼しくて快適という、まさに今の季節に求めてられているものだ。余計な装飾を削ぎ落としたミニマルなルックスも、僕らのワードローブと相性よさそうでしょ。
プロユースのフットウエアを
デイリーユースに!
そもそも、「810s」とはどんなものなのかというと、かつてはニューバランスやコンバースともライセンス契約していた名門、ムーンスターが2019年からスタートした新ライン。1873年に福岡県の久留米市で創業してから、今年で150周年を迎えるムーンスターは、1950年代にアジア競技大会やボストンマラソン出場選手のためのランニングシューズを開発したり、南極観測隊に特殊防寒靴を提供したりと、日本の歴史の中でも大きな役割を果たしてきた、国内でも有数の名高いシューズメーカーだ。専門的なシーンに対してのモノ作りが得意で、自社工場で熟練の職人たちがスクールシューズやキッチンシューズ、ナースシューズなどを作り続けている。そこで培ってきたプロユースのシューズ作りのノウハウを生かしながら、日常になじむスタイルを提案しようというのが「810s」。歴史に裏付けされた確かなクオリティをキープしながら、僕らの普段の生活に合うものを作り始めてくれたというわけ。
気軽に履けて品もある
使い勝手のいい1足!
「カフ」のベースは、キッチンシューズ。厨房や食品工場で使われていたものをデイリーユースにふさわしく仕上げたもの。元々想定していたシチュエーションに対応しているため、油や水に濡れた床面に吸い付くように設定されたマルチストッパーソールで、アッパーも手入れが楽な素材を採用!
ムーンスター 810sのサンダル5500円[※6月1日より6050円に価格変更](ムーンスター カスタマーセンター)
合わせる服を選ばない
シンプルさが魅力!
このモデル「キッチェ」も「キッチンスター01」というプロの世界でロングセラーとなっているキッチンシューズを元にして作られたもの。サボタイプ(こっちのルーツは「キッチンスター02」!)の「カフ」とは違い、しっかりとしたスニーカータイプ。サンダルのようにスルッと履けるわけではないけど、シューレースなしのゴム仕様で、ラク〜に履けるスリップオン。玄関でモタつかず、ストレスなく出かける姿が目に浮かぶ。ミニマルなルックスながら、「カフ」同様にソールやアッパーにはプロユースの機能が搭載されているというのも頼りになるところ。主張も強すぎないから、無難にまとめたいコーディネートのときに重宝することは間違いない。細身のパンツなんかに合わせても、違和感なくまとまりそうだよね。しっとりとしたマットな質感も落ち着いた印象与えてくれるから、大人っぽくも履きこなせそうだ。
ムーンスター 810sのシューズ6600円(ムーンスター カスタマーセンター)
サンダルとして、スニーカとして
どちらでも使える2WAYシューズ!
医療の現場の声を反映したというナースシューズ「オモイヤリ510」をルーツにして作られたのが、この「ホスプ」。ヒールを踏んで、サンダルのようにも履ける2ウェイスタイルが嬉しいこのモデル、ナース用がルーツというだけあって、長時間立って働くことを想定した作りになっている。そのため、足の負担を軽減する低反発インソールを採用し、履いている間の快適さには抜かりなし。「ちょっとそこまで」なんてときはサンダルとして気楽に、街歩きなんかのときは長時間歩いても疲れにくいスニーカーとして活躍しそうだ。目を引く大きなバンドはフルオープンの面ファスナーで着脱が簡単。ゴムをつけることでフィット感を高め、歩いているときに脱げにくいようにしているのも気が利いている。
ムーンスター エイトテンスのシューズ6600円(ムーンスター カスタマーセンター)
いくつも揃えておきたい
価格と合わせやすいデザイン
同じ「ホスプ」でも白となると、また印象が変わる。清潔感がある色と丸みを帯びたフォルム、ワイドなバンドが相まって、「かわいらしさ」が劇的にアップ。かなり女子ウケがよさそうな雰囲気に早変わりだ。いわゆる「白スニ」をすでに持っているという人も、ちょっと変わり種の白スニとして持っておくと、コーディネートの幅が広がりそう。というのも、ムーンスター 810sの魅力に1つとして「手に入れやすい価格」という部分は大きいわけで、さまざまなバリエーションを揃えておいてもそれほど懐は傷まないし、快適さや合わせやすさも説明したとおり。お気に入りのスニーカーをヘビロテで履くのもいいけど、コーディネートやシチュエーションでたくさんのフットウエアを履き分けていく、言ってみれば810sのよさを生かした「数で勝負!」なんてのもありなんじゃない?
ムーンスター 810sのシューズ6600円(ムーンスター カスタマーセンター)