2020.03.09
キレイ“すぎる”男子になるための美容NAVI vol.3「整える」の先へ!メイクで垢抜け眉を作る方法。
世は空前のメンズ美容ブーム! キラキラしたアイドルや俳優と同じように……いや、それ以上に美容にいそしむメンズたちがゴロゴロ存在する今、僕ら一般男子ももはや美に無頓着ではいられない時代になっている。芸人だって当然例外じゃない。美意識の高さは女子顔負け⁉と噂のよしもと芸人たちの中でも断トツの美容通、若手注目コンビ・レインボーの池田がさらなる美を求める男子におくる"攻め"の美容連載「キレイ“すぎる”男子になるための美容NAVI」。vol.3のテーマは、第一印象を左右する”眉”について! 整えるのは当たり前。より理想の眉を手に入れるために”使える”アイテムを覚えておこう!
目次
■細眉、薄眉は”毛を描き足す”ことで垢ぬける!
■眉の”色を明るく”して印象を変える!
■ナチュラルだからバレにくい!ペンシルで毛を”一本ずつ描き足す”!
■究極の時短メイク!?話題の”眉スタンプ”を使ってみる。
■まとめ
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■ゲジ眉は整えればいい。細眉、薄眉は「足せばいい」!
――初めて眉を整える男子が一番気を着けなきゃいけないのってどんなことですか?
池田「そうですね~、やっぱり一番は”剃りすぎない、抜きすぎないこと”ですかね! だいたいみんな眉毛を整えようと思う最初のきっかけって“何かボサボサで形もキレイじゃない……?”っていうぼんやりした気持ちで、何となく“整える=量を減らして細くする”っていうふうに勘違いしてる人って多いと思うんですよね。実際、中学生とか高校生である日突然眉毛がなくなって登校してくる男子、いませんでした(笑)?」
――いますね(笑)。量と太さを減らせばパッと見の印象が変わるからか、ただ細眉にすればいいって思ってる人は多そうです。
池田「ですよね。眉の形も女子のメイクと同じで、時代によって流行りって変わってくるもの。ひと昔前は細眉がいいとされていたこともあったけど、今はある程度太さを残したナチュラルな雰囲気がいいと思います。だから剃りすぎ抜きすぎはNG! 一度減らしちゃったら取返しがつかなくなりますからね!」
――でも、もともと眉が細かったり薄かったりする人はどうしたらオシャレ眉になれますか?
池田「そういう人こそメイクを活用してほしいですね。太さや長さの調整もですけど、髪を明るく染めていて眉毛だけ黒い……っていう人も、髪に合わせて眉の色を変えれば垢抜けますし。自分の雰囲気に合った眉毛を積極的に”作る”のがメイクです!」
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■眉の色を変えるだけでも印象が劇的に変化!
――それでは、ふだん使えるメイクアイテムを教えてください!
池田「はい! まずは僕も実際に使ってる【眉マスカラ】。じつは僕、眉毛はけっこうしっかりしてるので”描き足す”ってことはしてないんです。でもネタで女装するときは眉毛をめちゃめちゃ重要視してて、必ず眉マスカラで色を薄くしてます。まあ、ウィッグをかぶるからその色に合わせるために……っていう意味合いも大きいんですけど。これをしないと他のメイクをしっかりしても全っ然女性らしく見えなくて……」
――そんなに重要なんですね。
池田「超重要です。色が濃いままだと眉毛の印象が強くて“男!!”って感じがすごくするんですよね。顔まわりの印象に眉がなじまなくなるというか……。それって女装に限らず、髪を明るく染めてる男のコにも言えることだなって思うんです。サロンで髪と一緒に眉もカラーしてもらうのが一番とは思うけど、実際めんどくさいですよね~……。眉マスカラなら簡単にささっと塗れるので、どうも顔が垢抜けないな~と思う人は試してみる価値ありですよ!」
【眉マスカラ】の使い方は?難しくないの?
――慣れないと難しそうに見えるんですけど、眉マスカラをうまく塗るコツはありますか?
池田「眉頭から眉尻まで、毛に沿ってべったり塗っちゃうとうまく色がつかないので、まず眉尻のほうから毛流れに逆らうように小刻みに色をのせていくといいです。全体に塗ったら、今度は逆向き(毛流れに沿って)にもう一度眉をとかすとキレイにふんわり色づきますよ!」
――なるほど。今使ってるのはけっこう明るい茶色ですけど、さりげなく見せるにはもう少し暗い色のほうがいいんでしょうか?
池田「そうですね! 僕が今使ったのは写真でわかりやすいように明るめのウィッグを着けるときに使う色。髪の毛が黒とか茶色ならもう少し落ち着いた色がいいと思います。髪を染めてない人も、もともとの眉の密度が濃い人なんかも色を少し明るくしてあげると印象が柔らかくなると思います!」
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■ナチュラルだからメイク感ゼロ!? 足りない毛は描いて足す!
――続いては【眉ペンシル】ですね。
池田「眉に関するメイクアイテムの中でもかなりメジャーなんじゃないでしょうか? 理想の形に比べて自分の眉毛が「足りないなぁ」と思うところの毛を1本ずつ描き足すイメージで線を引いていくとうまくいきますよ~!」
――お絵描きみたいに、眉の線をビーッと一直線に引くんじゃないんですね。
池田「そう思いがちだけど、それだと全然自然に見えないんですよ! 当たり前なんですけど、眉毛って細かい毛の集合で線に見えるので、描き足すのも細かい線を少しずつ描いていったほうが自然だしバレにくいと思います」
――なるほど。ちなみに、「キレイな眉」がどんな形か、改めて教えてもらえますか?
池田「人によって似合う形は違う、っていう前提で……ここを押さえておけばそれなりに整って見える、っていうのは眉頭と眉尻の位置。眉頭は目頭のだいたい真上、眉尻は小鼻と目尻の延長線上って覚えておくとイイです。ペンシルとかカミソリの柄で自眉の長さを見て、”あーココはみ出してるな~”ってところは切るか剃る。長さが足りなかったり、毛がまばらなところをペンシルやパウダーで埋める。っていうのが基本です! あとは眉の上下に映えてる産毛を剃ってあげると、印象がキリッとします!」
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■理想の眉毛を1秒で”スタンプ”⁉ 使い心地は実際どうなの!?
こんな事件が起こっちゃうかも……!?
――最後に紹介するのはコチラ、【眉スタンプ】です!
池田「あ、コレ知ってますよ! 美容系YouTuberがみんなやってるやつだ(笑)! どんなものか気になってたんですよね~。ほんとにうまくできるんですかね……!?」
――イイ感じに半信半疑ですね。まずは一回試してみてください!
池田「わかりました、早速やってみます!」
そもそも【眉スタンプ】とは?
【眉スタンプ】は名前のとおり、眉のアーチ型に作られたスポンジにパウダーをポンポンとつけ、そのまま顔にスタンプするだけでキレイな眉が手に入るという夢のような時短メイクアイテム。とはいえ、自眉の位置とスタンプする位置がズレると悲惨な状況になりかねない、不器用さんにとっては少々使い始めるハードルの高いアイテムかもしれない。
早速池田さんが眉スタンプ初体験!
池田「フタを開けると……お、ちゃんと鏡がついてて見やすいですね。けっこうしっかりしたパウダーだからちゃんとスポンジについてくれるのか心配。でもやってみたら一度でけっこうしっかりついてくれますね! つけすぎず、慎重にやってみたいと思います」
池田「眉頭とスタンプの端をちゃんと合わせるのがコツかもしれないですね! 端を合わせたら、あとは自眉にある程度沿って押していきます……!」
――かなり順調じゃないですか?
池田「あー! これは結構キレイかもしれないです!」
池田「僕の眉毛がけっこうしっかりしてるからちょっとわかりにくいかもですが、割とキレイに押せたんじゃないかと……! で、ここから付属のブラシでぼかしていくわけですね」
――自分で仕上がりを見て、どうですか?
池田「意外と……って言っちゃなんですけど、すごく自然に描けてる気がしません? これ、ぼかしが一番大事なのかも! ささっとぼかすだけですごくナチュラルになります! むしろナチュラルすぎてわからないぐらい(笑)」
――難易度的にはどうでしょう。
池田「手順的にはシンプルなんですけど、スタンプするときに位置を合わせるのは微妙に難しいかも……! あと、ガッツリ濃くしたいとか毛流れをちゃんと描きたいって人はあまり向いてないような気がしますね。あくまで自然に、ほんのり眉毛の存在感を増してキレイなライン取りができたらいいなぁって人にはオススメです。ガッツリ描きたい人は、最初にこれを使って線を引くガイドラインにするとかっていう使い方がいいかもしれません!」
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■まとめ
★眉毛の手入れは眉頭、眉尻の位置を決めるところからスタートして!
★髪色が明るい人は眉マスカラで眉色も明るく!
★理想の形を決めて、足りない部分はペンシルやパウダーで埋めよう
★眉スタンプは”慣れ”次第(笑)!
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