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2019.04.20

来客の多い古着店 vol.16シグナル

今回の来客の多い古着店は、つねに新しい風が吹く下北の人気ショップ、シグナル。英語で”信号”という意味を持つ同店、古着と買い手の架け橋的存在になれればという思いから命名。現代的な要素の詰まったセレクトセンスは、「流行モノでも差別化できるように」と店長である園田さんは話す。そんな、古着ラバーや大学生を中心に高い支持を得るシグナルを取材してきた。

モダンな空間で自分だけの古着に出会える！

古着店が多く存在するスポット、下北沢。その中でも”モードな系統”を好む古着好きが注目するのがこのお店。そのため、ヨウジヤマモトやイッセイミヤケなどのブランド古着が多い。店内は開業から変わらないクリーンなつくりがモットー。近年は、敬遠していた色モノにも積極的に挑戦しているそうだ。モード色の強かった店内がカラフルな傾向に、少しずつシフトしてきているんだとか。 

 
モードな古着はヨーロッパ産に注力！

「モードなテイストが好きなのは僕の好みです。中でも最近は日本やアメリカ古着だけでなく、ヨーロッパものにも注力しています」と園田さんは話す。なんでも'80年代のラグジュアリーブランドのアーカイブものがお気に入りだそう。キレイなシルエットに高級感のある独特な生地感は、シグナルの中でも特別な存在感を放っている。今回は店長が推す3枚のブランドをピックアップ。 

  

 「春を意識したカラーアイテムもおもしろい！」

「生地の経年変化により発色の印象が変わるのが古着のおもしろさ」と園田さんは語る。色モノに注目し始めたのは最近のこと。創業当時はモノトーンなアイテムばかりで、その頃に比べれば店内の雰囲気はガラッと変わったそうだ。また「モード色が強かったお店のイメージをイイ意味で覆したかった」とも話す。ここでは春らしく鮮やかな3つのカラーアイテムをレコメンド。 

  

「シグナルのベストなら差がつく！」 

「コーデのマンネリを防いでくれるのがベストのよさ」と園田さんは話す。暖かいこの時季のレイヤードにハマるベストが、店内のところどころに並べられていた。街で流行するアイテムだからこそ古着で差別化を測るのもアリ。ここでは手編みで作られたものからレザーを使ったベストなど、コーティネートに投入するだけで違いを生み出せる3つをセレクト。 

  

静かに店を構えるグッドセンスな古着店 

白を基調としたスッキリとした外観が、モダンな雰囲気を醸し出す。ひとたびショップの中に入ってみると、ジャンルレスでモダンなユーズドアイテムの数々に驚かされるに違いない。古着上級者の好きな”ヒネリの効いた古着”もとても多い。一度足を運んでみれば、きっとこの店のことを気に入るはずだ。