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INTERVIEW- インタビュー -

2021.06.18

小坂菜緒、映画『ヒノマルソウル』で見た景色

アイドルグループ・日向坂46の絶対的エースであり、女性ファッション誌『Seventeen』専属モデルとしても活躍する小坂菜緒。誰もが認める”アイドル”な彼女は、公開中の映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』を経て新たなステージへ踏み出している様子。そんな彼女の今をインタビュー!

小坂菜緒、春夏の定番アイテムは……

──今日はラフなスタイリングですが、普段はどんなファッションが好きですか?

「私、暖かくなるとデニムが着たくなるんです。毎年、この季節にデニムのアイテムを買い替えるのが定番。パンツはもちろんGジャンも、形違いや色違いで一気にそろえるんです。なので買ったデニムにに合わせてファッションテイストもカジュアルになります」

──毎年買い替えるとは……本当にデニムがお好きなんですね。モデルとしてのお仕事も、おしゃれへの刺激になっているんでしょうか?

「そうですね。ファッション誌の撮影ではいろいろなコーディネートをさせてもらえるので、”自分ってこういう色みもアリなんだ”とか、”こういうテイストも似合うんだ”、とか、発見の連続です。おしゃれの幅が広がるので楽しいです」

──では、お気に入りのデニムを着て、今お出かけするなら?

「お花の写真を撮りに行きたいです! 私、お花を見に行くことが好きで。最近はなかなか行けていないんですけど、3年前くらいにお台場まで桜の写真を一人で撮りに行ったこともあります。愛用のカメラはミラーレス一眼。趣味で風景やお花の写真を撮っているんです。晴れの日に行ったら気持ちいいだろうな」 

 

映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」で女子高校生ジャンパー役に挑戦

──出演映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は長野オリンピックのもとにした作品ですが、出演が決まったときはどんな気持ちでしたか?

「長野オリンピック・スキージャンプ団体金メダルを支えたテストジャンパーたちの物語なのですが、自分が生まれていない時代のお話だったので不安もありましたし、大きな作品に出演することへのプレッシャーが大きかったです。撮影がスタートしても、最初のほうは緊張してばかりでした。でも、共演した田中圭さんや山田裕貴さんが、現場では率先して和やかな空気を作ってくださって。いつの間にか緊張は溶けていました。皆さんとは1カ月くらいずっと一緒に撮影していたので、自然と仲も深まっていきましたね。そのチームワークが演技にも反映されていると思います」

──25人のチームで唯一の女子高生という役柄。みんなに喝を入れる紅一点な存在でしたが、役作りで意識した点や苦労した点は?

「私が演じた小林賀子は、負けず嫌いでスキージャンプへの想いがとっても強い女の子。私自身と重なるところが多くあったんです。私も負けず嫌いですし、1つのことに熱中するタイプ。”似ているな”と感じる部分が多かったので、役作りはそこまで難しくなかったです。ただ、実在する人物をモデルにした役だったので、もともとあるものを自分の中に落とし込んで消化する作業は大変でした」

──何か突破口はあったんでしょうか?

「実際にモデルとなった方にお会いする機会があって、当時のお話を聞かせてもらったんです。それをベースに、役を自分の中で再構築できたことは大きかったです」

──スキージャンプに懸ける思いが伝わってくる演技でした。小坂さん自身は、劇中の彼らのように情熱を注いでいたものってありますか?

「映画の題材である"スポーツ"にかけてなんですけど、中学時代にやっていたバレーボールでしょうか。当時は部活漬けの毎日でした。自分も劇中の西方仁也さん(※主人公。長野五輪で惜しくも代表入りを逃す)のように、レギュラーから外れてしまって裏方的な役回りをすることがあったんです。悔しい気持ちと、一緒に頑張ってきた仲間の活躍が嬉しい気持ち、どちらもあったなって。だからこの映画には共感できる部分が多かったんです。そういう気持ちを思い出して少し懐かしくなりましたし、あのときバレーボールを熱心にやっていてよかったなって、改めてこの映画を通して感じました」

──撮影は長野で行われたんですよね。印象的なエピソードを教えてください!

「2020年の1〜2月に撮影したのですが、雪が積もっている時季に行ったのは初めてでした。私が大阪出身で雪とほぼ無縁の生活を送っていたので、長野の真っ白な景色やふわふわの雪に触れ合うのはすごく楽しかったです。あとは何より、ご飯がとっても美味しい! 印象に残っているのは、ジンギスカンとお蕎麦。ご当地モノが最高でした!」

Profile
こさか・なお/2002年9月7日生まれ。大阪府出身。日向坂46のメンバー。出演映画『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』が公開中。長野オリンピック・スキージャンプ団体金メダルを影で支えた25人のテストジャンパー、その中で唯一の女子高生役を演じる。6月29日(火)には、ファン待望の1st写真集『君は誰?』が発売予定。

日向坂46HP
hinatazaka46.com

映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~
全国公開中

©2021映画「ヒノマルソウル」製作委員会

STORY
長野オリンピック・ラージヒル団体で日本初の金メダルを狙うスキージャンプチーム。そこに、エース原田のジャンプを複雑な想いで見つめる男、元日本代表・西方仁也(田中 圭)がいた。
前回大会・リレハンメルオリンピックで、西方は原田とともに代表選手として出場するも、結果は銀メダル。
4年後の雪辱を誓い練習に打ち込んだが、代表を落選。失意の中、テストジャンパーとしてオリンピックへの参加を依頼され、屈辱を感じながらも裏方に甘んじる。そして迎えた本番。
団体戦の1本目のジャンプで、日本はまさかの4位に後退。しかも猛吹雪により競技が中断。
メダルの可能性が消えかけた時、審判員たちから提示されたのは、「テストジャンパー25人全員が無事に飛べたら競技を再開する」という前代未聞の条件だった……。
命の危険も伴う悪天候の中、金メダルへのかすかな希望は西方たち25人のテストジャンパーに託された。

CAST&STAFF
出演:田中 圭、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46/濱津隆之/古田新太、他
監督:飯塚 健 /脚本:杉原憲明、鈴木謙一
配給:東宝
HP:hinomaru-soul.jp

INFORMATION

衣装/リ:デサントシードのジャケット6万2700円、ベスト3万5200円(ともにデサント トウキョウ)、デサント ポーズのワンピース2万7500円(デサント ブラン代官山)、チャンピオンのハット5060円(チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ)、ヨークのシューズ3万6300円(ウトス PR)、ソックスはスタイリスト私物

ウトス PR          
03ー6427ー1030

チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ    
03ー5962ー7600

デサント トウキョウ
03‐6804‐6332

デサント ブラン代官山    
03ー6416ー5989

 

●撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/市野沢祐大(TEN10) ヘア&メイク/北原 果(KiKi)

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