2021.06.04
白石聖の胸が鳴るメンズファッションは……?
公開中の映画『胸が鳴るのは君のせい』で、王道少女コミックのヒロインに初挑戦した白石聖。主人公にフラれても諦めずに片思いをし続ける女子高生・つかさを熱演する。この作品で新たな一面を見せてくれた彼女に、FINEBOYSが接近! 映画のことはもちろん、メンズの好きなファッションも聞いてみました。
白石聖の好きなメンズ服は”スウェット”と”セットアップ”
──どちらの衣装も着こなしていましたね。どちらの衣装がより好みでしたか?
「花柄のワンピースのほうは古着のような雰囲気で、着たときにかわいいなと思いました。でも、選ぶなら柄パンツのコーディネートですかね。はおったワンピースの色みが絶妙で素敵でした。自分ではなかなか選ばない色なので新鮮です」
──色モノは普段あまり着ませんか?
「そうなんです。とくに冬は、白、黒、カーキをパッと選ぶことが多かったですね。でも最近はピンク色が気になっていて、この間もバッグを買いました。フリンジがついたデザインなんですが、それも最初は白や黒を狙っていたんです。でも新色でパステルカラーが出ていて、それがすごくかわいく感じて。あとは、ずっと購入しようか悩んでいるサンダルがあるんですけど、それもピンク。暖かくなってきたから、明るい色を欲しているのかもしれません(笑)」
──明るい色は気持ちまで明るくなりますよね。では好きなメンズの服装は?
「そうですね〜。今、メンズは何が流行っているんですかね? あんまり詳しくないですけど、スウェットをおしゃれに着こなせる人はステキだと思います。気合を入れすぎないおしゃれってイイですよね。あとはセットアップで古着コーデもいいと思います。私も古着が好きなんです。1点ものの出会いを求めて、普段もよく古着店に立ち寄ります」
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白石聖が片思いをしたら……?
──映画『胸が鳴るのは君のせい』が公開中ですが、出演が決まったときはどんな気持ちでしたか? 王道少女コミックのヒロインを演じるのは初めてだったとか。
「そうなんです。少女漫画が原作のヒロインを演じるのは初めてで、主演のお話をいただいたときはすごくうれしかったです。今まで明るい性格のキャラクターを演じてこなかったわけではないけれど、私が主に演じさせて頂いた役柄は、どちらかというとどこかに陰があったり、ミステリアスな性格が多かったんです。この映画で私が演じる”つかさ”は、面倒見がよくてしっかり者の明るい子なので、”この役を私が?”と驚きもありました」
──初挑戦な役柄に苦戦することもありましたか?
「役にはスッと入り込めました。私自身、つかさと同じで”しっかりしてそう”って言われることが多かったですし、彼女の”まわりにいる人の気持ちを汲み取れる大人っぽさや気遣い”みたいなものは、22歳の私が演じるからこそ表現できるものじゃないかなって。うまく自分のパーソナルな部分を出していけたら、いい塩梅になってくれるはずという予想はありました」
──高校時代、実際に有馬(浮所飛貴さん演じる、つかさの片思い相手)のような男子がいたら?
「原作を読ませてもらったときは、”有馬、なんていいキャラなんだろう。そりゃ好きになる!”って思ったけれど、実際にいたら好きなっていないかもしれません。いや、好きになっちゃうかもしれないけど、ああいう思わせぶりな態度は……ちょっとどうなんですかね?(笑)。私は遠くで友達とワイワイしながら眺めていたいかなぁ。片思いの相手に振られてしまったら……私はつかさみたいに立ち向かってはいけないです。彼女は本当に前向きな性格。そこが観ていて応援したくなるポイントだと思います」
──この作品はいたるところに”胸を鳴らす”胸キュン要素が散りばめられていますが、白石さん的注目ポイントを教えてください!
「行動や距離感といった物理的なところではなく、有馬とつかさの間柄だからこその何気ない台詞やふとした仕草にグッときました。この2人だから、こういうワードが出てくるんだなぁっていう特別感というか。有馬もつかさも、なんだかんだでお互いのことをよく見ていて、他の友達が見落としているところに気づいている。そういう部分に2人の信頼関係を感じてキュンとしました。この作品はそんな2人の恋愛ストーリーに加えて、高校生ならではのイベントもたくさん凝縮されています。今はイベント事が難しい状況だと思いますが、ぜひこの映画で”青春”を疑似体験していただきたいです!」
Profile
しらいし・せい/1998年8月10日生まれ。神奈川県出身。公開中のW主演映画『胸が鳴るのは君のせい』では、王道少女コミックのヒロインに初挑戦。明るくしっかり者の女子高生・つかさを、好感度たっぷりに演じる。主演ドラマ「ガールガンレディ」(TBS系毎週火曜25:28〜)が放送中。
Instagram
@shiraishi_sei
Twitter
@shiraishi_sei
映画『胸が鳴るのは君のせい』
全国公開中
©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
STORY
マイペースで何を考えているか掴めない有馬隼人と、
何事にも一生懸命で明るくしっかり者の篠原つかさ。
有馬が転校してきてから、自然と多くの時間を一緒に過ごすようになる2人。
普段は飄々としている有馬だが、自分だけにみせるふとした優しさに心惹かれ、
つかさは有馬を目で追うようになっていた。
2人はあっという間に“親友”のように仲良くなり、
周りからも絶対両思いと背中を押され、つかさは意を決して有馬に告白をする。
しかし、「すげーいい友達だと思ってる」と申し訳なさそうに断る有馬。
告白してしまったことを後悔するつかさだったが、
変わらず優しく接してくれる有馬を、一途に思い続けると決意する。
そうして始まった高校生活最後の年。
2人の関係に、少しずつ変化が生まれていく。
CAST&STAFF
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、河村花、若林時英、箭内夢菜、入江海斗、浅川梨奈、RED RICE(湘南乃風)
監督:髙橋洋人 脚本:横田理恵
配給:東映
HP:munekimi-movie.com
<衣装>
ラベンダー/フィル ザ ビルのワンピース3万6000円、タンクトップ1万8000円、パンツ2万6000円(すべてシック)、ピアス2万6000円(モイル)
花柄/すべてスタイリスト私物
シック
☎03-5464-9321
モイル
info.il.moil@gmail.com
撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/梅田一秀 ヘア&メイク/鷲塚寿美