2018.07.18
12thシングル「Starting Over」インタビュー DISH//(ディッシュ)が新体制4人でのリスタートを語る
4人体制となって初めてとなるシングル「Starting Over」をリリースした DISH//(ディッシュ)。”再出発”という意味のタイトルの曲に込めた思いを4人に語ってもらった!
写真左から泉大智(Dr)、矢部昌暉(Cho/Gt)、北村匠海(Vo/Gt)、橘柊生 (DJ/key)
■表題曲「Starting Over」という曲に込めた思い
ーー4人体制となって初めてのシングル。歌詞のメッセージが強い曲になっていますね。
北村 匠海 (以下匠海)「歌詞を書いてくださった新井さんは DISH//のプロデューサーでもあり、最近の「勝手にMY SOUL」など、多くの楽曲を提供していただいていて。新体制になってからのツアーの内容も考えてもらったんです。そのライブを見て感じたことを今回の歌詞に落とし込んでいて、新井さんの思いや僕らの思いを代弁して作った歌詞を曲を僕らが歌うことにすごく意味を感じました。壮大なアレンジの中に切なさだったり、いろんな感情を込められる曲を歌わせてもらえることがすごくうれしかったです」
橘 柊生 (以下柊生)「いろんな気持ちで歌える曲だなっていうのが第一印象。アツく歌うのか笑顔で歌うのか。はやくライブでみんなに披露したいですね」
矢部昌暉(以下昌暉)「この曲に関してはどこの歌詞がいいっていうよりかは、どこを抜いてもダメというか、最初から最後まで歌詞全体を見て聴いてほしいっていう曲です。どこが好きなフレーズっていうのは正直選べない。スラッシャー(DISH//ファンの呼称)がどういう反応をするのか楽しみです」
泉 大智(以下大智)「今の DISH//の思いをすべて込めた曲。 ずっとDISH//を続けていくことにおいてすごく大事な曲になると思います。何年後かにこのとき再出発だったよなって振り返れる、自分たちの歴史の中で思い入れの強い曲になると思います」
匠海「ラブソング、応援ソングというようにこの曲は一つのテーマに分けられる曲ではなくて。聴き手次第でどういうふうに捉えるか変わってくる曲かなって思いますね。どこか詩的で、歌詞だけ読んだらちょっと照れるような言葉もあるんだけど、それを音楽にすることで、自然に伝えられる。物語のようで、聴くの心にすっと入ってくるのかなって思います」
ーーレコーディングについて
匠海「この曲を聴いてすぐ、とくに綿密に話し合うこともなく、メンバーがどうすべきか思うところは一緒、具体的にはすごく説明しにくいんですが……。この曲の思いはボーカルとして放出しなければならない。レコーディングのときも自然と気持ちが入ってきて、涙が出てきましたね。今までそんなことはなかったので、それぐらいこの歌詞は自然と感情的になっていました。怖がらなくても前に進める、進もうとしている。この思いが聴いてくれる人に届くとといいなと思います」
柊生「歌詞を見た段階で僕ら自身の背中を押してくれる曲。聴いてもらった人にしっかり同じ思いを届けなきゃいけない。僕らは匠海の感情を演奏でサポートすることに徹しました」
大智「匠海が後半につれてどんどん感情が高まっていっていたので、それに合わせるように、もっと気持ちが乗せれられるようにと演奏することを心がけてました」
ーーDISH//にとってどんな曲になりましたか?
匠海「4人になってから初めてのシングル。 DISH//のかたちは過去ではなく今がすべて。これから続く DISH//は4人で作っていくもの。この曲が僕らを代表する曲になってくれるといいなと思います」
★発売中の FINEBOYS8月号では、サマースタイルを公開中!
「 Starting Over」
(single)ソニー・レコード
発売中
2011年に結成した北村匠海(Vo/Gt)、矢部昌暉(Cho/Gt)、橘柊生 (DJ/key)、泉大智 (Dr)からなる4人組ダンスロックバンド。2013年にシングル「I Can Hear」でメジャーデビューを果たす。ダンスを取り入れたバンド演奏、ダンスだけで見せる曲など多彩なライブパフォーマンスで人気を得ている。
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撮影/田中丸善治 スタイリング/鴇田晋哉