2021.09.30
女優・志田彩良、透明感あふれる彼女が今気になる!
ドラマ「ドラゴン桜」や「ゆるキャン△」シリーズで話題を集める女優、志田彩良。この秋公開される映画『かそけきサンカヨウ』で主演を務める彼女に、映画の見どころから将来の夢、気になるメンズファッションまで、あれこれインタビュー! 透明感あふれるあの子は普段どんなことを考えているのだろう?
志田彩良、アクセのコレクションが日々増加中!
──今日のファッションはいかがですか?
「今日のおへそがちらっと見えるクロップトップにデニムパンツの着こなしのような、肌見せファッションを最近は楽しんでいます。背中やおなかを見せる、ちょっとひとクセあるスタイルが好きです」
──最近ハマっているアイテムはありますか?
「FINEBOYS10月号でも紹介しているのですが)、アクセサリーが集めるのが大好きです。以前からイヤリングをたくさん集めていましたが、最近はリングの気分。今、おうちに30個くらいあると思います。うねうねした形など、ちょっと変わったデザインがお気に入りです」
──ではメンズのファッションで”いいな”と思う着こなしはありますか?
「スラックスを穿いているとカッコイイですよね。太すぎず細すぎず、スタイルがよく見えるスラックスを穿きこなしていたら、”おおっ”と思います。もう少し寒くなってきたらパーカを着てほしい! ちょっとルーズなサイズのパーカに、キレイめなスラックスのコーディネートはステキです。あ、シンプルにシャツもいいと思います!」
2/2PAGE
志田彩良だって気づかれなければ勝ち。
──10月15日(金)に志田さんが主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』が公開されますね。
「はい、心温まる家族のお話です。私が演じる陽はずっと父と二人暮らしをしていたのですが、ある日突然父の再婚によって新しい母と妹ができるんです。そんな中で、いろいろな葛藤がありながらも、幼馴染の陸くんの存在に助けられながら成長していく物語です」
──家族の物語ということですが、志田さんご自身はどんなおうちで育ったのですか?
「本当に一般的な家庭です。すごく仲が良いんですよ。両親にも兄にも私の恋愛の話をできるくらい! でも、この映画を通じて家族の形って人それぞれなんだなって感じました。両親がいるから幸せというわけではないし、家族ひとつひとつそれぞれに幸せの形があるんですよね。自分にとっての普通という概念が覆されたなって感じています」
──なるほど。ちなみに今回は高校生の役でしたが、志田さんはどんな高校時代を過ごしましたか?
「海の近くにある学校に通っていたので、放課後になると友人と海に行って制服のまま海に入ったり、スーパーでスイカを買ってみんなでスイカ割りをしたり。活発な高校時代で、今思い出しても楽しかったなと思います」
──羨ましい青春ですね! 映画に話を戻しますが、ずばり見どころはどこでしょう?
「ここが見どころというよりも、全体のストーリーや空気感を感じてほしいです。注目していただきたいところは、やはり人と人とのつながり。家族や友だち、好きな相手など、身のまわりのいろいろな人とのつながりを通じて、傷ついたり、勇気づけられたり、そんな誰しもに起こりうる出来事を丁寧に描いています。そこに共感していただけたらうれしいですし、大切な人を誘ってぜひ一緒に観てほしいです!」
──最後に、今後の目標や夢を教えてください!
「いろいろな役をこなせる女優になりたいです。”この人といえばこんな役”というようなタイプではなく、演じる役ごとに違う印象を与えられるような女優。作品を見て志田彩良だって気づかれなかったら勝ち、みたいな(笑)。内面の役作りだけでなく、外見も毎回役にあわせてどんどん変えていきたいです」
Profile
1999年7月28日生まれ。神奈川県出身。2013年より雑誌『ピチレモン』の専属モデルとして活動。2014年には女優デビュー。近年は「ゆるキャン△」シリーズや「ドラゴン桜」の出演で話題を集める。10月15日(金)より、主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』が公開予定。
Instagram
@sarashida_official
HP
https://tencarat.co.jp/shidasara/
映画『かそけきサンカヨウ』
10月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開
©2020 映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
STORY
高校生の陽(志田彩良)は、幼い頃に母・佐千代(石田ひかり)が家を出て、
父・直(井浦新)とふたり暮らしをしていたが、ふたり暮らしは終わりを告げ、
父の再婚相手である美子(菊池亜希子)とその連れ子の4歳のひなたと4人家族の新たな暮らしが始まった。
そんな新しい暮らしへの戸惑いを、陽と同じ美術部に所属する陸(鈴鹿央士)に打ち明ける。
実の母・佐千代への想いを募らせていた陽は、絵描きである佐千代の個展に陸と一緒に行く約束をする。
出演:志田彩良、井浦 新、鈴鹿央士、中井友望、鎌田らい樹、遠藤雄斗、石川 恋、鈴木 咲、古屋隆太、芹澤興人、
海沼未羽、鷺坂陽菜、和宥、辻 凪子、佐藤凛月、菊池亜希子、梅沢昌代、西田尚美、石田ひかり
監督:今泉力哉 脚本:澤井香織、今泉力哉
原作:窪美澄「水やりはいつも深夜だけど」(角川文庫刊)所収所収「かそけきサンカヨウ」
配給:イオンエンターテイメント
HP:kasokeki-movie.com/
<衣装>すべてスタイリスト私物
文/山下皓平 撮影/はぎひさこ スタイリング/山本隆司 ヘア&メイク/脇坂美穂(OTIE)