2022.03.26
芸人・スクールゾーン、SNSで大人気のネタ作りの秘密って?
“人間モノマネ”や“韓国あるある”で話題を集める次世代芸人・スクールゾーンが登場! さまざまな人間観察ネタでバズる彼らは、一体どうやってリアルなあるあるを見つけているのか、本人にじっくりインタビュー。ファッションやプライベートについても聞いてみた。
スクールゾーン、人間観察から生まれる珠玉の“あるある”
──読者からもリアルと評価の高いスクールゾーンのネタですが、一体どうやってあの細かすぎるモノマネを考えているんでしょうか?
俵山 峻(以下、俵山)「やっぱり人間観察ですね。相方と仲が良くて、よくカフェとかに行くんですよ。そこで大学生の会話なんかをヒントに、僕らが現役世代の頃を思い出したりして考えています。一回り以上年齢は違うけど、基本的に若い子って変わらないですよね。特に男子はいつの時代もイタくてスケベ(笑)」
橋本 稜(以下、橋本)「僕の韓国あるあるもとにかく観察ですね。昔から韓国ドラマが好きでよく観ているんですが、そこで日本のドラマと違う特徴的なポイントを拾ったりしてネタにしています。『あ、この変な表現また出てきた』みたいな感じで」
──あるあるネタ以外にも、YouTubeではショートムービーを公開されていますね。
俵山「これをぜひ見てほしいんです! 『のぞき見シネマ』というシリーズで男女のおもしろい瞬間を切り取ったネタをやっています。多分、見たら客観的に若者世代のイタさがわかっちゃうと思います」
橋本「FINEBOYSの読者って大学生くらいの方が多いですよね? その世代をめちゃくちゃリアルにやってるので、読者の方にも見てほしいです。僕らもう三十路ですけど、ウィゴーに行って衣装一式をマネキン買いしたりして頑張っているので(笑)」
俵山「将来的にはこの『のぞき見シネマ』をちゃんと映画にしてみたいです。オムニバス形式にして、映画館で上映できたら」
橋本「やりたいよね。爆笑っていうよりクスッと笑える、コントと芝居の間くらいの感じにしたいな」 2/2PAGE
スクールゾーンはシンプル派vs韓国ファッション派
──ファッション誌ということでお二人のお洒落事情にも迫りたいと思います!
俵山「あんまりこだわりはないんです。年々太っているので最近は大きいサイズの服ばかり着ている気がします。定番なのは古着のデカいシャツ。シンプルな格好が好きだからファッションは基本的に変わらないけど、サイズだけ変わっていますね(笑)。あと、本誌でバッグを紹介しているんですけど、意外とカワイイものが好きなんです。だから、ファッションはシンプルで小物でカワイイを取り入れてます」
橋本「僕は韓国ファッションが基本です。黒スキニーにスニーカーをあわせたカジュアルな感じが多いです。ブランドだと、ノルディとかパルチルエムエムが好きかな。憧れは、韓国の俳優のイ・ジョンソクさん。スーツに黒のタートルニットをあわせたコーディネートが本当にカッコいい!」
──この春トライしたいファッションはありますか?
俵山「そろそろ短パンを穿きたいですね! ファッションというより単純に短パンが好きなんです」
橋本「流行っているらしいのでセットアップに挑戦したいです。あの人セットアップ着てる!って思われそうでちょっと勇気がいるけど、頑張って着てみたいと思います(笑)。韓国でジャージやスウェットのセットアップが人気なので、そういうスポーティなものからサラッと取り入れたいです」
Profile
2011年結成。コントやモノマネ、あるあるネタを武器に、YouTubeやInstagramで若者から大人気のお笑いコンビ。YouTubeでチャンネルではあるあるネタ動画だけでなく、今力を入れているというショートフィルムも公開中。 主催の新ネ
YouTube
『スクールゾーンChannel』
Instagram
橋本さん:@schoolzonehsm
俵山さん:@tawara711
<衣装>
すべて本人私物
文/山下皓平 撮影/菊池貴裕